2007年度前期活動記録 第6回

                             2007.06.07



◆本日の出席

M.Iguchi・K.Ikehara・R.Saito・Sugawara.S・Nakamoto.R・Horiuchi.Y

 

 
◆連絡事項


<ディクテーションについて>

やさしい英語による経済学講座

日時:6月16日〜7月14日の毎週土曜日10:00〜11:30

@Ireland's Role in the Developing World

AIreland's Role in the European Union

BThe Growth of the Celtic Tiger Economy

CRural Ireland Today

DThe Media in Ireland Today




◆活動報告

・「格差」を効率性と公平性の方向性の違いによって生じる各国の格差の実態の考察

・「教育」という新たな観点から、教育と格差との関係の考察

・「教育」という新たな観点から、教育と税制、社会保障、労働市場、規制緩和各々との関係の考察



  Nakamoto.R

≪障害者の教育(特殊教育の負担)≫

日本とアメリカとの国際比較



  Sugawara.S

≪労働市場の世代間格差≫

  ・20歳代→「教育」の要素が強い=社会保障における問題である

  ・30歳代→「訓練」の要素が強い=労働市場における問題である

  政府は短期的には労働市場の活性化のために職業訓練や再就職訓練を受けられる機会を創出するべきであるが、長期的には教育(=未来の投資)に力を入れるべきである。



  K.Ikehara

≪機会の平等の重要性≫

  <労働市場>

  柔軟性

・職業訓練

・再就職訓練ー長期失業者に対する対策

  労働市場の流動化

・労働市場において効率性と公平性のバランスを保つためには、機会の平等が保障されていることや労働市場が流動化していることが必要である。



  <社会保障>

・教育

・社会保障は所得再分配の機能を果たすので、公平性を重視しなければならない。しかし社会保障における効率化とは、経費削減のために病院を削減したり公的年金給付を減らしていったりすることではなく、無駄を省くことである。



  R.Saito

≪非正規雇用の規制緩和≫

・EU→パートタイマーに対して規制を緩和している

・アメリカ→正規雇用か非正規雇用は自分で選ぶ

・日本→企業の視点で正規雇用か非正規雇用を選ぶ





  M.Iguchi

≪労働市場と規制緩和の関係≫

  規制緩和によって効率化を求めることは重要であるが、公平性の観点から政府はこれによって生じた格差を是正するための労働市場を活性化させる政策をとるべきである。

 

  政府は短期的には労働市場の活性化のために職業訓練や再就職訓練を受けられる機会を創出するべきであるが、長期的には教育(=未来の投資)に力を入れるべきである。



 

 

来週までに

・格差について共通のデータ(所得格差をベースに)を用いて国際比較する

・発表したことに根拠を持たせるために主張したいことを明確にする

・統計資料、データ、理論を持ち寄る

      

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