2003年度 全体合宿 In 伊勢原セミナーハウス

全体合宿は、一年に一度きり、学年の垣根を越えてゼミ生が集まる三日間であります。合宿内では「論文発表」を中心に時間を割きました。 また、ちょうどこの時期は「継承」を行うため、二年生が初めての主体となります。
10月24日
19:20伊勢原駅集合
19:50セミナーハウス着
21:002年生 論文発表
23:00論文発表 終了

10月25日
6:30起床
7:00朝食
8:302・3年生 論文発表
12:00昼食
13:303・4年生 論文発表
18:00夕食
19:30懇親会

10月26日
6:30起床
7:00朝食
8:00掃除
9:00解散

2年生進級論文発表
Ishidu.Y 「銀行の役割と問題点」
Okajima.K 「重回帰分析を使って予測を行うには」
Kubo.T 「公的年金のあり方について」
Sato.A「戦略的貿易政策」
Sanada.H「外国為替市場〜為替レートの価格と取引形態〜」
Shiraki.H
Nshimura.A 「日本における金融市場の現状〜物・貨幣・貨幣以外の金融資産の需要分析〜」
Miyamoto.A 「情報産業の発展と雇用」
Wakabayashi.A 「タイ経済と貧困問題」
Watanabe.K「鉄道への市場介入による競争への影響の考察〜私鉄対JR(国鉄)」

3年生進級論文発表
Ooshiro.R「サステナビリティのある企業への考察」
Kaneko.A「中国における外資の影響〜外資は中国自体の成長に結びついているのか〜」
Shimasaki.K「日本の投資でみたアジア」
SekiK「財政赤字の問題と税制度についての考察」
Manita.O「不良債権回収へ向けて」
Yamamoto.M「環境政策〜排出権取引制度〜」

4年生進級論文発表
Iguchi.Y「土地資産から日本経済を考える」
Ito.K「ゼロ金利下の経済システム」
Ito.R「Chinese yuan -Apprehensions Over the Spread of Currency Appreciation Pressures-」
Okada.M「日本のFTA構想〜アジアの新たな連携関係へ向けて〜」
Shibuya.Y「Social Integration for foreign workers-Comparison toward to symbiosis society-」
Shirai.D[再販制度の経済分析」
Takahashi.K「ポスト・バブル −資産価格変動が実体経済に及ぼす影響の分析−」
Hasegawa.Y「国債運用と暴落のリスク」
Hou.R「アジア通貨・金融危機の原因」
Tsuji.F「Tourism and the Hotel Business Development‐It's time to Global Hospitality Management‐」

興味のある方は 論文分野別(PDF形式)

合宿の感想

2年生今回の全体合宿では今後ゼミの主体となる2年生としての自覚を強く認識させられました。 これまでは先輩方の障壁に守られてきましたが今後の運営や活動はすべて自分たち自身がやっていかなければならないからです。 これに対して自分がどのようなかたちでゼミに貢献できるか、 またどのようなかたちで貢献していくべきか考えさせられます。また進級論文のほうも発表という場を持ったのですがほぼ発表になっていなかったことに焦りを感じています。ただ、いろんな人といろんなことを話し合えたことは意義のあることだったと思います。

3年生今回の夏(秋)合宿は去年のように主体は私達3年ではなく、2年生に委ねての合宿でした。 そのため初日には少し心配になってしまう所もあったのですが、最終日には3年が気付かない所にまで2年生の配慮が見えていたことにとても頼もしさを感じました。 2年生のみなさん、3日間お疲れ様でした。進級論文に関しましては、やはりプレゼンにはまだまだ満足のいくものではありませんでしたが、 教授からのアドバイスを頂いたことによって今後の方向性や課題が見えましたので、よい論文になるよう努めたいと思います。一方継承に関してですが、未だ伝えきれていない多くの点があることを感じました。特に感じた点は意思疎通についてです。 夜、2年生と集まって今後のゼミ運営について話す機会があり、そこで感じた点が2つありました。1つはもっと2年生全体で話し合う時間を持つこと、もう1つは10人全員が発言力を持つことです。私達の代は6人(経済ゼミは事実上4人)しかいなかったのであまり多くの主張が出てこず、そのため1つの議論にも重きを置き多くの時間を割く必要がありました。 ですが皆さんにはその倍以上の議論ができるはずです。基本的なことですが、ゼミ生が主体であるためにはまず一人一人が主体でなくてはならないことを忘れないで下さい。 今後、何か迷うことがあれば私達3年生は力になりますのでがんばってください! そして私達がこの合宿で2年生にどれだけの「継承」ができたか分かりませんが、個々に何かを感じ今後のゼミ活動に繋げていけたらいいと思っています。

4年生3年生から2年生への継承が順調に行われ、2年生が主導者としての意識をもつようになった姿を見て安心しました。2年生が学年会議を行っているのを見て、自分たちが2年生の頃、今後のゼミ活動をどうするか議論していたのを思い出しました。 ただ、やはり例年のように夏休み中に合宿を行った場合に比べるとやや遅めなので、この点は2年生の意識改革と行動で克服していってほしいと思います。進級論文の中間報告では、情報を交換し合うよさを改めて感じました。なんでもないことでも、言ってみると思ったより影響があることもあるだろうと思います。ただ、質問や提案をする人がやや少なかったですし、通常のゼミ活動でもそうなりがちですので、 残りのゼミ活動の中で練習をして、来年に備えてほしいと思います。