Topic103 Matudaira.K
「オーストラリア留学を通じて感じたこと」

  私は、今年の春休みを利用して一ヵ月半オーストラリアのウーロンゴン大学に語学留学をしていました。今回留学に行こうと決心した理由は、去年中国に留学して、留学中に多くの中国人に「英語を話せますか」と街で聞かれて、改めて英語は国際語であることを知り、英語ができないと将来社会人になって、世界の人々と交渉などができないと痛感し留学を決意しました。この文章では授業のこと、ホストファミリーのこと、話したいと思います。 ウーロンゴン大学はシドニーの南100kmに位置し、きれいな海の近くにある非常に広大な大学です。生徒はオーストラリア人のほかに、中国人、韓国人、中東の国の人々などさまざまな国の人がおり、とてもインターナショナルな大学でした。学部も商学部、コンピューターサイエンス、美術などさまざまな学部がある総合大学です。私は、大学の専属の語学学校に通っていました。授業内容は、コミュニケーションの練習、基本的な文法事項、あと週の後半には環境学、観光学の授業がありその授業では、ノートテーキングやエッセーの書き方に学びました。授業はもちろんのこと英語で最初とても戸惑い、意思疎通がうまく図れずジレンマを感じていました。分からないところがあったらすぐに先生に質問して、分からないようなことがないように心がけました。クラスはインターナショナルクラスだったのですが、最初アラブ系の人々がものすごく積極的に授業に参加していて、すぐに自分の意見や手を上げて質問している姿を見て、すごく触発を受けました。また、このようなところにも国民性が出るのかと思いました。授業の宿題で日本帰っても続けているのは毎日英語で日記を書くことです。授業では毎日ジャーナルの宿題があり、そのことが自分の英語能力を伸ばしてくれた一要因だと感じています。 次にホストファミリーのことです。私のホストは五人家族で10歳と13歳のブラザーと19歳のシスターと一緒に暮らしていました。最初まったくコミュニケーションがとれず困ったことが多々ありました。しかし、一緒に生活するうちに簡単な会話ができるようになり、最後には日常生活には支障が無いレベルまで話せることができるようになりました。 このことは、ホストのおかげであると強く感じています。授業から帰ると、ビーチにブラザーと遊びにいったり、サッカーなどしさまざまなコミュニケーションの仕方を教わりました。夜はホストマザーと毎日2、3時間程度、人生についてや将来について語っていました。マザーからさまざまな提案や人生の生き方について教わったり、私は日本の文化のことについて教えたりとても有意義な時間をすごすことができました。  今回の留学を通しオーストラリアは多民族文化であったのでさまざまな人々がおり、たくさんの人々と交流したことにより考え方が広まったのではないかと思います。