経済学部
金曜2時限
@自分の意見を主張する力が身
についたのはよかったと考える。講義で取り扱う内容が難しかったため、自分がどちら側に立つかを決めるのが難しかった。しかし、対立する2つの意見のそれぞれの主張を考え、どのような問題点があるかを考える目線ができた。この
力は、例えば社内対立が起きた際、双方の主張をより冷静に判断するために必要だと思う。この講義で学んだ主張する力、物事を判断する力を
今後も生かしたいと考える。
A私は、「社会思想201」という授業は、従来通り全学部生が履修できるほうがよいと考える。私は経済学部で
あり、過去に松井先生の「資本主義の原理」を習得した。経済学部では、経済に特化した考え方しか学べない。確かに経済学の理論だけで考え
ると、理論上成功する政策も多くある。しかし、経済学だけでは考えることのできない事柄は多く存在する。これらを考える際、経済学の目線
だけでしか考えることのできない人間では、社会では通用しないと思う。私がこの講義で学んだことは必ずしも経済学の延長線上ではない。多
くの教養を学べる環境は必要ではないだろうか。以上のような理由で、社会思想201は、
全学部が履修できるほうがよいと考える。
いままで自分が目を向けてこ
なかったことについて、目を向ける機会をくれた。自分ひとりでは考えること自体が面倒な問題ばかりではあったが、授業を聞くと自然と自分
の意見を持てるようになった。それを小論文という形で書くことは最初のうちは難しかったが慣れてくるとできるようになり、すらすら書け
た。恥ずかしい話にはなるが、大学4年間ではじめて1回も休むことなく終えれた授業になったのも自分から興味を持てた授業だったからだと思
う。また小論分の評価をその都度コースパワーにあげてもらえたのもやる気を維持できた理由になったと思う。この調子で後期も頑張りたい。
専修大学は総合大学で、一般
教養で幅広いことを学べるのも魅力のひとつだろう。それを大学側から制限されるのはどうかと思う。また大学生なのだから、自分の学びたい
こと、学ぶべきことは自分で判断するべきなのでないだろうか。そして大学の授業は先生により授業名は一緒でも内容はがらりと変わる。だか
ら同じ授業名を用意したから良いだろうというのは乱暴ではないかと私は思う。
現在、ゼミナール活動におい
て、格差の問題を扱っている私は特に勉強になる授業が多かったです。この授業で人間は他者との関わりのうえで生活していることが、強く意
識することができました。
また、私は経済学部なので、
提示された問題について、この授業は経済学に多く触れましたが、その内容は汎用性が高く、他の学部の学生にも勉強になると思うので、一般
教養の位置づけが良かったと感じています。
@一つ一つの単元がとても興味
のわく内容であったので授業に集中することができていたと思う。また、授業に緊張感があり授業環境が整っていた。そして、単元ごとに小論
文があり文章能力や考える力が上昇したと思う。先生の授業はとてもわかりやすく分かりにくいところは図や例を出して説明してくれるため分
かりやすい。また、熱意がひしひしと伝わってきたため自分の意欲の向上に繋がったと思う。授業の集中が落ちてきたところに先生が質問しに
来たり手を挙げさせたため助かった部分もあった。今期は履修の関係上もう授業を受けることはできないが、また来年履修したい。
A今季の授業とは異なり数字が
多くなってしまうのが残念である。数字が多くなることにより、難しくなり理解しにくくなる。また、これまでの授業の様に幅色い単元を取り
入れることは難しく専門的になってしまうためとても残念だ。よって、私は専門科目にして専門的な内容にするのではなく、一般教養として残
して幅広い単元の授業をするべきであると思う。
@
本科目を受けての感想は、社会
システムのあり方はどのような意味合いであるかを考えさせられました。本講義では、幸福、自由、平等、正義、共同体、民主主義の講義をそ
れぞれ受けてみて、例題をそれぞれ出していてわかりやすいと感じました。後期も履修しているので、前期同様に頑張っていこうと思います。
A
専門科目であって教養科目とし
ての位置づけはないことについて、学校側ももう少し生徒の意見を尊重するべきだと感じています。後輩にも、我々と同様な講義を受けてほし
いなと思います。
この授業を履修することに当
たり、思考の幅が広がりました。私は経済学部ですが。これからの後輩たちがこの授業を受けられないということは残念です。なぜならば詰め
込み教育ではなく、一人一人に意見を求め、考えさせる力というのを育てる授業だと考えるからであります。私は世界情勢や福島のことを知っ
ているだけで批判するだけで何をしませんでした。そうではなくどうすれば問題を解決できるのか、そういう解決能力が社会では必要なのでは
ないのでしょうか
@
社会思想の授業は毎回考えさせ
られるテーマであり、今までの自分の考えが変わることもありました。
A
本科目は倍率が高く抽選で外れ
た人は受講できないので、経済学部の専門科目として設置されればより多くの人が受講することができると思います。
私は前期の社会思想を受けさ
せていただいて、これまでの授業では体験できなかったことをやらせていただきました。最初はとてもつらかったけどやるうちに文章力がつい
てきました。この科目が教養科目から外れることはもったいないと思います。後輩やこれから入ってくる学生にぜひこの科目をおすすめしたい
です。
@ 感想
私はこの授業はとても良いと思う。私は入学センターの学生ス
タッフにはいっていたので、普通の学生よりは専修大学のことは知っているつもりだった。それに100人
を超える先輩が学生スタッフにはいるので、毎回自分に合った履修をしているのだが、テストとして行われるレポートはだいたい先生の考えに
沿ったものしかないと聞いていた。しかしこの授業はレポートの自由度は高く、必須用語という固定概念を多く頭に詰め込む必要もないのでと
ても私自身楽しく授業を受けさせてもらっている。
この授業は毎回毎回自分の考
えが素直にかけ、担当される松井先生は経済の先生であるにもかかわらず、社会学や、哲学そして幅広い歴史の資料を取り入れてくれる。さら
にテスト形式が自分の考え一番主張しやすい頻度で行ってくれるため、提出レポートも書きやすい。改めて言うが、後輩にも教えたい非常に良
い授業だと思う。ただひとつ映像資料があるともっとイメージが膨らみやすいと思う。
A 意見
先生が指摘していることはごもっともだと思う。ここに経済学
的要素はなくはないが、専門科目といえるほど経済的に要素はほとんどない。だから専門とは言えないし、もし専門科目だとしたら、制限がな
いため絶対ただ単位を取りに来る輩がいっぱい出ると思う。
@1年の後期に松井先生の社会
思想をとっていて、小論文を何回も書いていくうちに、自分の言いたいことを時間内に書く力が前よりも上がったと感じたので今回も履修しま
した。私は言いたいことを文章にして書いて伝えることがとても苦手だったのですが、講義をうけている中で、この表現なら私の意見が分かり
やすく伝わるな、とかを考えるようになってから、書く量も語彙力も以前より格段に上がりました。定期的に小論文を書く授業だからこそだと
思います。出席が厳しいので毎回遅刻したらどうしようとヒヤヒヤしていましたが、授業内容が面白かったので履修していて良かったです。
A経済学部の専門科目になるこ
とについてですが、社会思想は教養科目としていろんな学部の人たちに受けてもらいたいです。正解も不正解もないテーマについて自分はどう
思うのか?なぜそう思うのか?を深く考える、それを小論文にして理論的に書いてみることってあまりないし、正解も不正解もない中で自分の
考えをまとめることで、私ってこういう考え方だったんだなと、自分を知るきっかけにもなると思います。
社会システムの基本となるこ
とについて、それぞれ違った立場における考えを学ぶことができ、この経済思想を受けて良かったと思っている。また、自分はどちらの立場の
考えが優れていると思うか考えることで、考える力がついたと思う。小論文では、最初の頃は書くことが浮かばず自分の考えを文章で表現する
ことが大変だったが、講義を受け小論文を書くことを続けていくうちに、あまり大変さを感じないようになっていた。この社会思想の講義を通
じて、考える力、そしてその自分の考えを文章で表現する力をつけることができた。
私は経済学部も教養科目とし
ての社会思想を受けることができるほうがいいのではないかと思う。社会思想を受けることで自分の考える力がつき、教養も身に付く。また、
経済学部だけではなく他学部の人たちと同じ講義を受けることで、学部による考え方の違いなどが見えてきて自分の考え方の幅も広がると思う
ので、社会思想は今まで通り教養科目としての位置づけのままのほうがいいと思う。
1、この社会思想を受講して、
1年生の時に後期だけ受講していましたが、その時より自分の小論文をかく力がついたと体で実感しました。また、小論文だけでなく今まで
は、先生の説明する授業内容が頭で解釈するのに難しくて時間がかかってしまっていましたが最終授業に近づくにつれていろんな観点から考え
るようになれたと感じました。とても身になる授業で楽しかったです。ありがとうございました。
2、社会思想を一年生の後期か
ら受講しましたが、自分の考える力の伸びを実感できる唯一の授業でした。また松井先生の授業はとてもメリハリがあり、本気で頭を使う90分でした。今回1年生から履修できないと知り、純粋に残念に思います。大学に入って松
井先生の授業は高校生のときの授業のように集中した時間で達成感や楽しさがあったので、後輩たちにもぜひ体感してもらいたかったです。
@
この授業は毎回論文を書くのが
少々面倒であったが、書くうちに文章力もついて非常にためになる授業でした。内容も濃く、大学の授業らしさが一番ある授業であったと思い
ます。
A
なかなか面白い授業であったの
で来年も受けたいと思ったが、松井先生でないのは残念です。
1、
本科目についての感想
いろいろと考えさせられるこ
とがありましたが、それぞれの主義や主張にはいいところも悪いところもそれぞれあったように思えます。ならば良いとこ取りをすればよいの
では?なぜ彼らはそれをしないのか?などともよく思いました。
自身の経験をもとにそれぞれ
の主張などを考えることもできたりしたところも面白いと感じました。また2回に1回の小論文を書く形式は物を書くという力と考えをまとめ
る力を強めたとも感じました。ただ教授はパソコンや器材の扱いにもう少し慣れるか、パソコンを変えたほうがいいのではないかとも少し思っ
たりしてしまいました。(器材の不都合だったかもしれませんが、そこはお許しください)
全体としてはとても面白く、
また自身に知識とまとめる力、書く力を強くできたと思えたので、この講義を受けて良かったです。また機会があったら他の講義などにもでて
みたいと思っています。
2、
1年生から受けられない、とい
うのはどのような考えがあってかは私には理解できないものの、講義を受ける機会は1年生にも与えるべきなのではないだろうか。(教室に入
る人数制限などの場合は仕方ないが)また補償措置として2015年から新たに専門
科目として作る意味も私としてはみいだせません。これが経済学と深くかかわる社会思想という形の講義ならまた意見は変わるかもしれませ
ん、経済学部の専門科目としてふさわしいか?と問われると疑問に思えます。あくまで教養として学ぶものであって、経済学部の専門知識とし
て学ぶものとは違うように思えます。
結論として、提示されている
条件を見る限り、経済学部の専門学問として社会思想を学ぶことには疑問が残るため、教養科目として残すべきであり、また、1年生にもこの
講義を受ける権利はあるのではないだろうかと私は考えます。
@
社会思想201の授業の感想
幸福・自由・平等・正義・共同体・民主主義の各テーマについ
て、どのような考え方があり、社会システムはどうあるべきなのかということを自分なりに考えることができた。それぞれのテーマを扱う際
に、立場や価値観が異なる主張を対立させながら進む講義は、わかりやすく、論理的な物事の考え方をする訓練になったので、充実した授業に
なった。
また、自分の意見を、論理的
に限られた時間内に、できるだけ多く記述することが求められる授業であったので、自分の考えを論理的に文章としてまとめる訓練にもなり、
毎回の小テストを重ねるごとに自分の記述力が上がっていることを実感することができた。扱うテーマも、自分自身や他人、社会のことを深く
考えさせられる内容で、興味を持って主体的に勉強に取り組むことができ、楽しむことができた
A
経済学部・専門科目への変更に
対する意見
社会思想の授業内容は、経済
学を学んでいる自分にとって、経済学と関連が深いと感じたので、経済学部の専門科目として位置づけられることには特に違和感はない。た
だ、この授業の内容は、経済学を学んでいない学生にとっても、論理的な考え方を習得する、論述力を高める、世の中を考えるための、一般教
養として受講する価値のある授業だと思っている。
この授業は、1年生にとって
は、大学の授業の導入科目として、2年生以上にとっては、知的好奇心を満たす授業としての、役割を果たすと考えられるので、学部・学年に
かかわらず履修ができる、教養科目としての位置づけでなくなることは残念に思う。むしろ、この授業で扱うテーマについて、少しでも考えを
巡らせる機会を得るという自由な選択肢が、より多くの学生に与えられることが望ましい。
@
社会思想の講義をとって、最初
の頃は2回に1回レポートを書くのが辛かったが、段々自分の意見を書くことが出来るようになっていき、普段の考える時間が増えたように感
じる。今まで自分の意見を述べることは少なかったし、考えることも少なかったのでその点この講義を受けて変われたので受講して良かったと
思う。
A
この社会思想の講義は経済の専
門科目というよりは一般的に人が関わっていることに関する内容だと思う、なので専門科目とする必要性は感じない。1年生が受講できないこ
とに関しては受講する機会が減るという意味で残念であると思うし、1年生で受けておけばその後の学生生活の中でよく考えて行動したり、自
分の意見を簡単にいえるようになるのではないかと思う。
私はこの講義を受け、物事に
対する考え方が少し変わったと思う。また、自分がこの社会に対してどう思っていたかを知ることができた。文章を述べるだけでなく、パワー
ポイントを使用して、絵や図を示すことでわかりやすく理解することができた。それぞれの課題では、極論だと感じてしまうことがあるものが
あり、自分はどちらに属しているのか悩むことがあったが、悩むことによりそれぞれの利点、社会的にどうなのかをより深く考えられた。結果
から述べると、この講義中では私は社会主義的な位置の考え方をしていた。それは自分が積極的に行動するのではなく、保守的な安定した道を
選んできたことに影響されているだろう。
確かにこの講義は専門的だと
感じたことはあったが、生活するうえでの考え方を見直すことができるため、多くの学生が受けることができる教養科目でもよいのでは?とわ
たしは思う。だが、専門的に社会思想を学びたいものにとってはうれしいことだと感じた。
@
現在私は二年生なのですが、一
年次に履修した教養科目は専門的な知識がないと完全には理解できないものが多く、あまり興味が持てなく面白くなかった。しかし社会思想201の講義は普通に先生の話を聞き、プリントを読むだけで理解でき、内容もさほど難しく
なく今まで受けてきた教養科目の中で一番興味を持て面白かった。講義を通じて講義内容とは別に、ものの考え方・捉え方を学べたので教養科
目らしく履修できて良かったと感じている。
A
私も先生の考えと同じで専門科
目ではなく教養科目での位置づけであるべきだと思う。専門的な知識は大事だが社会に出る一歩前である大学生には、ものの考え方など人とし
て必要なスキルを身に付けるべきだと思う。
今回この講義で、私は書く力
が飛躍的にのびたと思う。私はこの講義を経営学部の先輩に教えてもらい履修している。この科目が経済だけに公開されるようになるのが非常
にもったいない。どの学部にも書くという力は、必要である。大学にいる以上、すべての学生に学びの機会はあるべきだと思う。
@
社会思想の講義を受けたことに
より、文章を書く力がついただけでなく、講義を受けて考える機会というものが増えた。また、社会思想の知識は学んでいて自分にとって利益
になると思う。
A
今までの社会思想については教
養科目という位置づけがあり、1から学ぶ生徒にとっても非常にわかりやすく講義が展開されていたが、2014年度から専門科目に変わってしまう事で、専門的な知識をかなり必要とする講義に切
り替わってしまうのではないかと考える。次の経済学部の後輩にも、専門科目としての社会思想ではなく、教養科目としての社会思想を受講し
てもらいたいと考えている。
本科目は、自分が今までに考
えたこともなかった視点から、幸福・自由・平等・正義・共同体・民主主義について見ることができて私にとってとても刺激的でした。また、
講義を聞いているうちにどんどん自分の考えが変わり、こんなに流されるものなのだと自分でも驚きました。この科目では普段自分が使ってい
ない思考を使い、新しい考えも生まれてきたし、最後は自分の方向性が見えてきました。物事をいろんな視点で、深く考えることは大事だとこ
の科目をうけて思ったので、これからも考えて行きたいと思います。
今回この講義を受けて、私に
とって大きな影響を受けた講義でした。今まで考えもしなかった視点から物事を考える事が出来たため、この講義を受けて本当によかったと
思っています。物事をいろいろな視点から、深く考えるということを身につけることは重要なことであると考えるので、私は教養科目としての
位置づけの方が良いと思います。
金曜3時限
@
先生の解説をもとに自ら考え文
章に記すことで、自分の考察力や文章力を見直すことができ、非常に充実した授業となりました。内容自体もとても引き込まれるものがあり、
最近受講した授業の中では最も満足しています。全部の授業を受けることができなかったのが非常に残念なのですが、前期の期間本当にありが
とうございました。
A
私は、この授業を後輩にも受講
してほしいですし、私自身勧めたいと考えています。しかし、経済学部の後輩がこの授業を受けられなくなるのは非常に残念に思っています。
また、受講できなくなる理由も納得できない部分があります。もっと生徒の意見を反映させるべきだと考えます。
@
社会思想の授業は、様々な思想
を比較しながら、例えを使っていてとても分かりやすかったです。それぞれの思想のいいところ、悪いところを学ぶことができました。
A
社会思想は経済学部の授業と関
連しているかもしれないが、経済の授業だとは言い切れないと思う。なので教養科目ではなく専門科目というのは違うと思う。
社会思想の講義は考えさせられることが多く、今後社会に出て様々な物事を判断していく上で非
常に役に立ってくると思います。
上述のように必ず役に立つと思いますし、物事の表面だけでなく深く考えることができるように
なるので、多くの人が教養として身につけたほうが良いと思います。
@社会思想がどういうものなのか、自分は最初よくわかっていませんでしたが、講義を受けるうち
に、考え方への理解が深まりました。プリントで対立する二つの意見は興味深く、講義の間はどちらの意見がより自分に近いか考えて右往左往
していました。人間の思想について、しっかりと考え、それを文で表現できたことは、自分の力になると思いました。
Aこの、自由主義や社会主義、客観説や主観説という、普段は深く考えないようなことを明確に
し、しっかりと自分の意見として考えて表現出来た社会思想の授業は自分にとってとても有意義でした。自分は経済学部在籍なので社会思想の
科目そのものがなくなってしまうわけではないのですが、経済学部であろうと他の学部であろうと、こういった授業には意味があるので、廃止
にしたりするべきではないと思います。専門的な勉強も大事ですが、社会思想のような、人間が誰しも考えるべき事柄を自分で考え、主義主張
について表現することは大切で、このような授業があればこそ、大学における勉強の厚みが増すのではないかと思いました。
@
この授業は非常にわかりやす
かったと思います。具体的に言えばスクリーンを使って退屈しないうえに授業に対するいい厳しさがあったと思います。また穴埋めになってい
ることで授業に対する意欲も生まれました。出席もしっかりと確認していただいていたのでまじめにやる甲斐がありました。
A
専門科目となると一般教養とは
違って少し詳しいところまで入っていくことになります。奥に入っていけば非常に難しくなることが予想され一般教養の時とはまた違った授業
になってしまうのではないかと思います。
@社会について様々な観点から見て、自分の考えを出していくことは非常に難しいことではありま
したが、自分の考えの幅が広がったように感じます。授業2回ごとの小レポートは自分の考えをアウトプットする最高の場であり、とても重要
なものであると感じました。
A教養科目として多くの生徒が受講することができるほうがより良いとは思いますが、専門科目に
なっても多くの生徒がすすんで受講すると思います。
@
社会思想を学んで、普段自分自
身が考えない視点から物事を考えることができて大変興味深かった。2つの立場の意
見や考えを比べながら学ぶことができ、知識も深まったと思う。また、自分の考えを時間内に文章にして書くという力がみについてよかったと
思う。
A
経済学部という立場から、私は
一般教養として学べる方がよいと考える。経済学的なことであるが、経済学的視点だけではなく、様々な観点から学べることができると思うか
らだ。
@
毎回毎回とてもおもしろく興味
の持てる内容でした。先生の授業の雰囲気を保つ努力が顕著に感じられ有意義な時間でした。
A
私は経済学部なのですが、この
授業を履修してとても良いと感じました。経済学部では通常教えてもらえない内容を講義していただけたように感じます。これからの経済学部
でも履修できるようになるように希望します。
@
私は今年度前期のみ社会思想を
履修しました。いろいろな立場にたって社会や経済的なこと考えることができました。どちらが正解というのは特にありませんでしたが、自分
が思っていても、実際に国が実施している側として考えることがいくつかありました。また、指定された時間内にまとめることも大変でしたが
力がついたと思います。この授業を受けることができてよかったです。
A
私は経済学部なので、来年度入
学する子たちは専門的に、経済学部として履修できるのでいいと思いますが、他の学部の方たちが一般教養として履修できなくなるのはマイナ
スな点だと思います。
@
感想
社会思想の講義を受けさせていただいて今はとてもよかったと感じています。講義最初のガイダ
ンスの時には正直なところめんどう科目をとってしまったなと思っていました。しかし、いざ講義を受けてみると普段自分が考えないような
テーマを講義で行うので深く考えさせられることが多く、共同体のところで取り上げたアイデンティティは特に考えさせられました。自分は何
者であるのか、何のために生まれ何のために生きているのか、このことは一生をかけて考えていかなければならないことだと感じました。この
講義を受けなければ考えることもしなかったことばかりを教えていただき、本当に講義を受講してよかったと感じています。ぜひ後輩の方や専
修大学に通っている皆さんに受講してほしい講義だと思います。
A
2014年度から実施された教養改革について
私はこの改革に反対です。この講義は教養であるからこそ思想的な考えを深く学べるのであって
経済学部の専門にしてしまうと経済の考え方を入れなくてはならないので固い講義になり面白さが減ってしまうと思います。また、講義を皆さ
んに受けていただきたいとは思いますが社会思想の講義を受けたくないという人も専門にしてしまうと受けざるを得なくなり教養の講義よりも
質が落ちてしまうように思えます。ですので、今まで通り受けたい人が受けられる教養の科目に戻していただきたいです。
二回に一度の論文は、二つの立場のうち、どちらか一方を選んで論じるというものでした。講義
プリントには、必ず二者の意見が書かれており、どちらにも賛成、反対意見があり、どちらで論文を書こうか悩まされました。しかし、毎回論
文を書くうちに、自分が主張したい点、反対したい点を明確に表現できるようになり、文章を書き上げるスピードも速くなっていきました。大
学生活ではレポートや論文を書く機会は、山ほどあります。書くことに慣れたい、論述が上手になりたいという人はこの授業はおすすめだと思
いました。自分もこの講義を履修してよかったと感じています。
1. 自分はこの授業が大学の講義で一番好きだ。それはこの講義が
大学の講義で最も自分を考えさせるからだ。ほかの講義のほとんどは考えさせることをしない。もっといえば授業に出ずとも何とかなってしま
う場合が多い。授業中に携帯を触っていようがお構いなしである。まあ専修レベルだからしょうがないと思っていた。しかし、この授業は携帯
への徹底ぶりが他の授業とはまるで違う。目に入った瞬間の単位の剥奪によって授業環境は保たれ生徒もそれを理解できている。授業内容につ
いてもマイケルサンデルを思わせるような2つの視点に90分立場を変えながら考えている。内容も入り込みやすく各講義で用いられる例がわ
かりやすいのでとても有意義な時間である。
2. 2015年度から経済学部の必修科目になるらしいが、この授業は学部的な壁はないし、何にも問わずどん
な人にも受けてほしいと思う。純粋に社会思想を必修にすることによってとらなきゃいけない物にしてほしくないし、とりたい人にとってほし
い。
@
感想
この講義は後輩から楽単(習得が容易な単位)と聞いたので前期後期とったが、楽ではなく、ち
まちまと苦行が続き、落胆の色を隠すことはできなかった。(落胆と楽単をかけている。念のため)後輩は私を留年させようとしていたに違い
ない。女というものは全く恐ろしい生き物である。
講義に関しては穴埋めを続けるもので単調であった。穴埋め形式の授業スタイルは、穴を埋める
ことに生徒が夢中になり、受講態度は良くなるが話の内容を生徒が聞かなくなるという心理学か教育学の研究があったが、それでもこのような
スタンスを採用するのは、我々生徒のレベルが低いためであろう。
だが、関心の薄い社会思想の基礎知識を学び、隔週行われる論述テストでそこから自分の意見を
アウトプットするという行為を求められる点でこの講義は有意義なものであった。最後まで楽しくなることはなかったが、一つのタスクとして
以前よりすらすらと論述ができるようになったと思うし、苦行の度合いも回を増すごとに減っていったように思う。
A
経済学部
専門科目としての社会思想1・2が、教養科目に対してどれほど専門的になれるか疑問である。大して変わらないならば、わ
ざわざ教養科目として取れないようにしたり、似たような科目を専門科目に設ける意味があまりなく、経済学部のくせに教員の枠を増やそうと
非効率的なことをしているように感じる。憲法や労働法、行政学など、経済とのかかわりが直接的ではない科目も専門科目に入っているため、
教養でも専門科目でも区分はどちらでもよい。
@
この講義では、幸福や自由な
ど、自分が当たり前であると考えていることについて、改めて深く考え直すことで、その意味を理解することができた。自分が考えている価値
観は、実は自分の価値観なのではなく、日本という国の価値観なのではないかと考えるようになった。また、字を書く機会が大幅に減った今と
なっては、この授業で毎回レポート用紙の裏まで文字を書いたというのは、すごく良い機会であった。丸暗記ではなく、自分の意見を時間内に
レポート用紙にまとめるといのは、大変ではあるが楽しくもあった。また、個人的には、字を書く機会が減ったことで、簡単な漢字すら書けな
くなっているということに焦りを感じた。
A半年間この講義を受け、これが経済学部の「専門科目」になるというのは疑問に感じた。学部の
専門科目とは、あくまでその学部の専門的な内容を学ぶべきであり、このような思想を深めるような講義が、それと同等に扱われるというの
は、違和感を覚えた。
しかし、決してこの講義が無駄であると言っているわけではなく、専門的な知識を身に着けるの
とは別に、人間性を深めるという意味合いで、「教養」としてこのようなことを学ぶのは、十分価値のあることであると考える。そのため、こ
の講義を受講できるのが経済学部に限定されるというのは、もったいないのではないだろうか。
@
この講義は、私が今まで受けた
講義の中で一番面白かったです。単純に内容に興味がありますし、様々な視点から一つのテーマを考えるということが、自分の考えとは違う捉
え方を知ることにつながるので毎回刺激を受けることができました。また、レポートを書くことによって自分の考えを整理することができるの
で、書く能力が上がったのではないかと感じています。また、授業の雰囲気も良く、周りの私語で授業内容が入ってこないという状況も無いの
でとても快適です。電子機器が禁止されているのも授業に集中できるので良いと思います。
A
この講義は学部に関係無く、有
意義な内容のものだと思うので学部を限定する必要性は無いと感じます。こういう書く能力の向上につながる授業は一年生だからこそ受講する
べきだと思うので学年の制限もいかがなものかと思います。現に、一年生のときに受講していれば他の講義のレポートももっと書きやすかった
のに、と感じています。先生が変わることについてはもう一人の方がわからないのでなんとも言えませんが、このような講義は先生によってか
なり雰囲気も変わってくると思うのでどちらが良いとかはないと思います。個人的に、松井先生の話し方は分かりやすく聞いていて退屈しない
ので良かったです。
感想
この授業で普段考えないようなことをいろいろな面で考えることができました。テーマが難しい
と感じることも多々ありましたが興味をもてました。また、自分の意見を論述するのは大変でしたが前期の間だけでも書く力が上がったと思い
ます。
やはりどの学年どの学部でもやりたいと思った授業をとれるようにした方がよいと考えます。興
味をもった授業が受けられないのは残念だと思います。専門科目になってしまうといい意味での教養科目の気軽さがなくなり、とりにくくなっ
てしまう可能性もあるため教養でもとれるようになった方が学生としては嬉しいです。