人間科学部
金曜2時限
1、自分がどういう社会に
不満
をもっているのか、どうありたいのかを明確にすることができた。私には、普段なかなか気になってはいても、考えるときに力を使うため、避
けていた題材が多くあった。そのために、私は自分の考えがよくわからなかったが、本講義ではそういった題材を多く扱っており、強制的
に考
える場になった。特に、考えを言語化したところは大きかったと思う。確かに、思ったことすべてが書けたわけではないため、自分についての
理解が大きく進んだとは言えないのかもしれないが、書けないことによって、自分の無知さをしれたことは大切だったと感じる。
2、本講義を取れなくな
り、考
える機会を失う人がいるのは残念なことだと思う。正直なところをいうと、私はこうした問題についてかなり考えている方だと思っている。実
際、考えていないだろうなあ、この人は、と感じることは何度もあった。本講義を取れなくなる人が増えるということは、それだけ私が
「この 人考えていない…」と感じることにつながりうる。そのために、非常に残念に感じる。
きっとこのように考えて
いる
人は少なくないはずだ。私に対してだって、「ぜんぜん考えていない、もっと考えろ」と感じる人はとてもたくさんいるだろう。本講義を受け
て、自分の考えを持つことは、自分を知ることであると感じました。自分はどう考えているのかを知らないと文章は書けません。授業内容
以上
の、もっと大切な何か学ぶことができました。教養科目問題において、大学はいろんなことに挑戦できる機会なのに大学がそれを阻止すること
に納得できないです。大学の良さが失われることが悲しいです。
1、毎回出される講義での
議題
について、様々な視点から捉えて討論をするスタイルがとても理解しやすく、興味をそそられました。議題に対する相反する討論者たちの考
え、それを自分に置き換えたときどちらなのか。正直どちらが、自分の考え方なのかすごく悩む時もあり、どちらも違うなんて時もありま
し
た。しかしそれだけ自然と考え込んでしまう程、身近な問題であるなと実感しました。自由や平等など人それぞれの価値観の違いで内容が変
わってくる議題に答えを出すのがとても難しく、考えすぎてわけがわからなくなる時もありましたが、とても楽しく受講することができま
し た。ありがとうございました。
2、人文・社会系の科目が
1、
2年生しか履修できないのはとても残念なことだと思います。現に私は、4年生でこの講義を受講しています。1、2年生の時はとても忙しく
正直授業を楽しんで聞く余裕や、興味深い授業をじっくり選んで履修するという余裕がありませんでした。4年生になった今、就活も3月
で第
一志望に内定をいただけたため、残り取得単位数を超えた授業の履修をしています。それは全部興味がある授業で1、2年生の時に、4年生で
余裕ができてたら入れたいなと思っていた授業です。松井先生の授業はとても人気で履修登録のときも定員を軽くオーバーしていたのです
が、
今になり履修できてよかったと思っています。私のような考えの人は大学内に少なくないはずです。なので3、4年生もこれからまた履修でき
るようになるといいなと思います。
@社会システムについてい
ろい
ろな観点から学ぶことができて良かった。またいろいろな視点があることに気づかせられ、これから生きていくうえで気を付けなければならな
いことなどを知ることができた。
A小論文を二回に一度書く
こと
でかなりの力が付くことを実感できたし、それについてさらに後半のほうでは自分の意見を交えながら考えることもできたので一年生が取れな
いのは非常にもったいないと思います。
@
この科目は非常に面白い科
目で
あった。考えさせられることが多くあり難しいものもたくさんあった。日常と授業の内容を組み合わせてくれることで理解できるものもたくさ
んあり、勉強になった。幸福や自由などのいたって簡単そうにみえる概念を自由主義や社会主義などのあらゆる視点から見ることが考えを
述べ るのが一番難しかったが一番勉強になった。
A
わたしは、専門科目として
この
科目が設置されることに賛成である。理由としては、この科目を通じていろいろな考えが持つことができたため、多くのひとに学んでほしいと
思ったからである。また経済学部は経済系のことだけを専門科目として習うだけでなく、社会思想のような今世の中がどのような状態であ
るか を知ったほうがいいと思った。
金曜3時限
@他の一般教養の授業は私語も多いので、静かな環境で松井先生の社会思想の授業を受けるこ
とが
できて良かったと思っています。周りの私語が聞こえてこないため、集中して授業を受けることができました。小論文に関しては、初めは自分
の意見を書くのが難しかったのですが、少しずつ自分の意見を書けるようになってきたと思います。しかし、キーワードが設定されている
た
め、自分が思った通りに書けなかったこともあったので、キーワードがない方がより自分の意見に忠実に書けることができたと思います。
A私は今まで通り、学年に関係なく履修できる制度が良い
と思 いました。経営学部などに比べて人間科学部は1・2年生で履修することができますが、私のように3年
以降でも履修を希望する学生もいると思うので学年に制限されることなく履修できた方がいいと思います。
今回この授業を受講して文章力がついたのはもちろん、先人たちが築いてきたさまざまな主義に関する知識も増え、大変ためになる授業でし
た。
この授業が2014年から1〜2年の生徒しか受講できないのは残念です。大学で学んでさまざまな知識を身に着け、いろん
な視点から物事を考えられるようになるには、1〜2年ではできないのではないかと感じました。だからこそ自分はこのタイミングで受講するこ
とができて本当に良かったです。
➀あまりためにならないような 自己満足の講義が多い中、松井先生の社会思想の授業はためになり、興味もわく内容で面白かったです。2回の講義で1回の小テストという
スタイルも、学生の理解を深めるのに最適な間隔であると思いました。難しい内容で、レジュメを自分で読んでいてもわからなくなる時があっ
たけど、ネットにアップされているパワーポイントの資料で理解を深めることができました。携帯や私語禁止など、ほかの講義と比較すると厳
しいと思う人もいるかもしれませんが、そのほうが内容に身が入るのでよかったです。内容は少し哲学っぽかったです。
Aたまたま1・2年次では
履修できなかった人
や、抽選漏れしてしまった人のことを考えると、全学年での履修を認めるほうが、学生の権利を尊重できて良いと思います。せっかく良い講義
なので、学年を制限してしまうのはもったいないと思います。
@
単純に、楽しかった。様々な方向からの思想を理解することで、今まで自分の中で持っていた“偏っ
た考
え方”が変わると思った。物事の考え方・とらえ方が変わると色んな面から社会を見つめなおすことができると思う。そして、安易な発言はで
きなくなるとも思った。
A
最初から履修・勉強することによって、3〜4年生で深い分野になった
時の基礎としての知識となるから悪くはないと思う。
自分の意見を文章にする機会はなかなかないので、とても面白かったです。一方的に正しい
とさ
れていることを教えられるのではなく、自分で正しいと思う方を選択する授業はなかなかないので、受講して良かったと思いました。また、物
事を考える上で少し視野も広がったように感じます。
私は、様々な分野の授業を選
択できた方が、学生の可能性がより広がると思います。私が大学に入って良かったと思えることは、世界を考える視野が広がったことです。
様々な人の立場になって物事を考えることの出来る力は、学生がこれから進んでいく社会にとっても必要な能力だと思います。学部の専門的な
分野だけでなく、様々な講義を受講することで、世界が広がるのではないでしょうか。偶然選択した一つの講義がその人の人生をかえること
だってあると思います。可能性をゼロにはしてほしくないです。
この授業では2週に1回
行われる小論文が大きな
特徴だと思います。正直、授業を受け始めた当初は書くことがまとまらず大変な授業をとってしまったかなと思いました。しかし社会を取り巻
く様々な思想に触れ自らで考えるということはとてもいい経験になりました。自由とか正義とか従業で扱ったテーマはとても大きいものばかり
で考えをまとめるのは大変でしたが我々が生きていくうえで核となるようなテーマばかりだったので大学3年の今に、自分の考えを自分なりに整理できたというのは、今後に生きるような気がしま
す。
教養科目の履修が学部や学年
によって制限されてしまうということでしたが、教養科目は我々学生にとって一種の楽しみというか興味を広げたり新しい分野に関心を持つ
きっかけとして大切なものだと思います。履修しなければならない専門科目が学部学科によって決められていることは当然と言えますが、教養
科目は自由に履修できてこその「教養」科目だと思います。
@
授業のガイダンスを聞いた
とき
は正直大変な講義をとってしまったと思いました。しかし実際に講義を聞くと興味深い思想や話をたくさん聞くことができるため、いつも時間
が過ぎるのが早く感じます。またスライドも絵や写真、動画があってとても印象に残ります。小論文はいつも苦戦しますが、講義を受ける
前よ
りもとっさに自分の意見を書くことができるようになった気がします。この講義は文章を書くのが苦手な人ほどとるべきだと思います!
A
私はこの改革に賛成であ
る。確
かに専門分野ばかりの勉強は自分の視野を狭めてしまうのかもしれない。しかし、大学は「経済を学びたい」、「心理学を学びたい」など特定
の分野を学ぶために行く場所であると私は考えている。現在、私も専門科目以外の講義をとっているが、こういった講義のレポートの締め
切り
に追われたりテスト勉強の時間にとられたりするのは違う気がする。逆に専門科目を深く学ぶ機会を失ってしまい、何のために大学へ通ってい
るのかという疑問を抱いてしまいそうである。さらに人間科学部は1〜2年生に限ってとれるようになっている。1〜2年生のうちは様々な科目を学び、3年
生以降は専門分野に集中するというように明確な計画が立てられるため、より一層勉強に打ち込むことができるだろうと私は考える。