2015年後期 経営学部

 

①社会思想を受けて、とても強烈な印象を受けました。普段触れることのない部分に触れているからかもしれませんが、何より松井先生の歯に衣着せぬ物言いに、そう感じたんだと思います。個人的にはそれが面白くて講義を受けるのが楽しみでした。内容に関しては、労働から市場まで学んできましたが、どれも我々の生活に深く関係している、もしくはこれから関係してくるであろうことばかりでとても勉強になりましたし、これ

から社会人になっても忘れずに考え続けなければいけないことだと感じました。講義を終えてそう感じることができたので、社会思想を学ぶことができてよかったです。

②社会思想は学部に関係なく学ぶ必要がある分野だと思います。今現在、もしくはこれから日本人が直面する問題や、世界で起きている問題についても深く学ぶことができます。この社会のシステムを学ぶことができるのが、社会思想を誰でも受けられるようにするべき理由だと私は思います。

 

 

①この講義を受けて移民によっておこる多文化のメリット、デメリット、医療の発達により生命に対する考え方の変化、今の生活や食事内容が自然にどのような影響を与えてしまうのかなど、ニュースなどで取り上げられる内容を深く学べたことはよかったです。また二回に一回の小論文で文章を書くことに慣れることができよかったです。 

②自由思想、社会思想の考えの違い、文章を書く力が身につくので12年生は受けれるようにした方がいいと思う。

 

 

①前期分の授業を3年生の前期に履修していたので、2回に1度ある小論文にも抵抗なく取り組むことができました。大学の授業では複数の授業でレポートを書いて提出することはありましたが、2週間に1度のペースで決められた時間に小論文を書き上げるということは松井先生の社会思想の授業でしかなかったので、文章がすらすらと書けるようになった自分を実感することができました。さらにそれは自分にとって意義のあるものだったと思えます。題材もすぐに答えがだせるものではなく、小論文の前にしっかりと自分の意見を頭の中で整理するという事前準備が必要でした。15回ある授業の中で中盤になるとどうしても授業に集中できなかったり、全部は聞かなくてもいいやと思ってしまいがちなものも、毎回授業に集中していないと小論文が書けなくなってしまうのでこの授業は自然と常に集中することができました。毎回あっという間に終わってしまうと感じたのがそういうことだったのかなと思います。

授業環境も集中して授業に取り組めた要因の一つです。従業中に喋らない、携帯に触らない、などできて当たり前のことではありますがそれができない人がとても多く自分が集中したいときに周りがうるさいと本当に迷惑でした。しかしこの授業では一切そのようなことがなくとても快適に授業を受けることができました。

社会思想202を履修して自分のためになったな、と思うことができて良かったです。ありがとうございました。

②平成26年度以降入学の経営学部と商学部の学生が「社会思想と現代」を履修できなくなってしまったことに関して、第一に残念だな、と感じました。もちろん経営学部・商学部に所属している限り一番に優先して受けるべき授業というのはあって当たりまえです。優先するために学生達が選択できる範囲を狭めるという仕組みを作るのもわかりますが、それが本当に学生のためになるとは思えません。実際に私が経営学部に所属しながら3年生の前期にこの授業を履修し、とても意味のある勉強だと思ったので4年生の後期にも履修を決めました。また、この授業を履修したからといって経営学部として学ぶべき専門科目に物足りなさや不十分だった点はなかったと思えます。学部によって「学ぶ」ことの制限をするのは良いことではないと、私は思います。履修するかしないかは学生自身が判断すべきことです。1年でも早く、履修制度が元に戻ることを願っています。

 

 

①前期よりも内容が深くなっていて、毎回の小論文で、自分の立場や意見を固めるのが難しかったです。ですが、今まで生活していて考えたこともなかったようなテーマを考えることができてとても面白かったです。特に、労働やジェンダー、生命についての授業は、なんだか身近に感じることのできたテーマだなと思います。とても興味深い、自分で考えて答えを出せる数少ない講義だったと思います。

②わたしは、学部でとることのできる授業とこの授業は本当に違うなと思っていました。だから、確かに経営学部生には必要のない授業と考えられてしまうのも少しわかります。ですが、理論ばかりを学んでなんとなくわかったつもりになっている授業だけでなく、この授業のように、自ら考え、答えを出し、自分で言葉にし文章にするという作業を繰り返すことは、大学生にとって必要不可欠なことだと思います。わたしはこの講議で、講義で学んだことだけでなく、そこから派生して様々な考え方を学ぶことができたので、経営学部生がこの授業を受講できなくなったことはとても残念に思います。確かに取らねばならない単位数は多いですが、その中でもぜひこの講義がまた受講できるようになればいいなと思います。

 

 

①現在の社会問題について深く考えさせられる授業でとても為になった。また、自分の意見を授業内レポートという形で表現をする事で成長ができた。これから社会に出て行き、生活していく上でとても大事な事を学べた。

②これから社会に出てぶつかるであろう社会的な問題に深く触れ、考え、表現ができるこの授業は経営の理論やマーケティングの仕組みを学ぶより、これから生きていく私達にとって本質的な学びとなる。そのように感じるからこそ、経営学部と商学部の生徒がこの授業が取得できなくなる事は残念に思う。生徒が社会的な問題に向き合える大事な機会失っている。生徒が学びたい事を学べないこのシステムに不自由さを感じる。大学にとっても大きい損失だ。

 

 

①本科目を受けて社会には多くの問題があることを再確認することができて、この授業を受けて良かったと思うことができた。物事には色々な考えを持って良いのだと分かった。

②こういった、授業を受けることができなくなるというのは非常に残念なことだと思う。この授業を受けたいと思う学生も沢山いると思うからできれば今まで通り自由に授業を受けれるようにしてもらいたいと私は思う。

 

 

①本講義を受けて、自由主義、社会主義などの世界観を少しであるが世界観を知ることができたのではないかと感じた。それを踏まえ、私は、そもそも自由主義、社会主義や主観、客観など問題を二極化することに疑問を感じました。こういった考え自体が先入観にとらわれた考え方なのではないかと思う。

 

 

①正直なところ、履修を組んだ時点では「シラバスを見る限りなんとなく面白そうだからとりあえず入れておくか」という軽い気持ちでした。ただ実際に講義を受けてみて、非常に満足度は高かったです。

まず講義の仕組みがしっかりして、中でもスマホ等の使用が禁じられていることは授業に集中する環境を整える大きな要因になったと思います。私自身、講義中にスマホを使うことは特別ありませんが、周囲の学生が堂々とスマホを使用している姿が言葉を選ばずに言うと目障りだったので快適に講義を受けることが出来ました。

講義の内容は難しいものもありましたが、テーマに関する2つの立場が明確で途中先生が例え話をしてくれたので理解に結びつきました。全体的に自分が普段あまり考えないようなテーマでしたので、自分の考えを整理するきっかけにもなりましたし、知識としても身につけることが出来たことが大きかったです。講義の評価としてはこれまで受けてきた教養科目の中では群を抜いて面白く、受講して良かったと思えるものでした。ありがとうございました。

②個人的には大変残念なことだと思います。講義の評価が低いのならまだしも、専門科目を学生に取ってもらうためという理由に疑問を抱きます。そもそも学年によって取れる講義と取れない講義があることに不満があります。経営学部ではコースの選択があって3年生以降多くの専門科目が取れるようになりますが、同時にゼミも始まり就活の準備等忙しくなる時期でもあります。取りたい講義があるのにそれは3年生になってからでないと取れないという仕組みが意欲のある学生の枷となっている気がしてなりません。そういった環境であるにも関わらず、学生にもっと専門科目を取ってもらうためという理由は間違っていると思います。

 正直、教養科目の中には学生を考えず先生の自己満足で終わっているような講義もありますし、そういうのが専門科目の中にも見られるときがあります。個人的に松井先生の講義は大変面白かったと思っているので、それを後輩たちが受講できないというのは残念ですし経営学部として損失になっているのではないかと思います。

 

 

①この講義を終えて、私は一つの事柄に対し、それをただ知るだけなのではなく自分の意見を持つことの重要性を知った。というもの、毎回の授業で先生が私たちに意見を聞いてくれていたおかげでそれぞれのテーマに対して自分の考えを持つ癖がついた。それがあって小論文で自分の考えを書き表すことが容易に行えた。講義の内容も興味深い内容で、それぞれ二極化した意見が記載されていたので意見を持ちやすかったのだと思う。先生が授業の最後に自分の意見を持つことが一番大事と言っていたことが反映されている講義内容で受けていて楽しかった。

②私はこの改革について反対である。経営学部、商学部だからといってその分野だけを勉強しなければならないのはもったいないことであると思う。なぜなら、大学進学、学部選択をしたのは自分ではあるが、まだ20歳にも満たない将来をイメージしづらい年齢のときに決めたもので自分の勉強やさらに言えば就職など幅を狭めてしまっているとも思うからである。進学後に新たな分野に興味を持った人はそれが勉強できないシステムはどうなのだろうと思う。学生の気持ちを本当に思うのであれば履修について自由に選択してよいものだと思う。

 

 

①この授業では、ある物事に対して自分なりの考えを出す力を養ってもらった。社会のタブーとも考えられる中絶に対する考えなど、普段あまり気にかけることのない事も扱ってくれたので、自分の意識が変わったように思える。ありがとうございました。

②私は、大学とは自身の知見を広げるための場所であると考えているので、受講できる科目が減るのはあり得ない事だと認識している。それはこの授業に限った話ではない。誰の何のための改革なのか分からない。

 

 

①この講義を受け、幸せとは何か、生きることは何か、労働する意味など普段考えないことを考えた。講義の流れとしてはどちらの意見に賛成かという質問に対し自分の意見を述べる形式であったが、内容によってはどちらも正しい、もしくはどちらでもなく中間の考えなどのように自分自身の意見をしっかり持てるようになったと思う。また自分の意見を発言する場面というのは意外とないことに気付いた。これから就職活動が始まり自分の意見を言う場面が増えるだろうからこの授業を通して身についたことが発揮されればいいと思う。

②私は学部ごとに決められる仕組みに反対です。なぜなら私自身教授を選んで講義を履修しているのでそこから外されると違う教授の授業をとるしかなくなるからである。あの教授の話面白かったから違う講義も履修してみようという幅が狭まるのは嬉しくないことである。それに他の学部は履修出来るのに自分の学部だけ履修出来ないなど少し不公平な気もするから私は反対です。

 

 

①一般教養は本講義以外受けていないのでどれを受けるか悩んでいたが、2回に1回レポートを書くシステムが面白かったので受講してよかったと思う。

②選択の自由は保障されなければならないと思う。制限をかける理由が見つからない。

 

 

①最初にこの授業を履修した理由は、試験がなく小論文の積み重ねで単位を取得できるということが一番でした。しかし、前期・後期通年でこの授業を履修して学んだことはとても多く、単位取得のしやすさを考慮せず本当に良かったと思います。私は経営学部に在籍しているため、日ごろ専門科目がほとんどなので「社会思想」という広い内容を扱う分野を学べることはすごく意義がありました。講義内で取り上げたすべてのテーマは、私たちの人生において重要な事柄で、深く考えていかねばならぬ問題であったと思います。この授業をきっかけに、自分自身の人生や価値観を見直すことができ、また、考察を通じて深堀ができたため、とても実りある経験のひとつとなりました。

そして何より、松井先生の授業に対する熱意を毎回感じることができて嬉しく感じていました。大学の先生の中には、授業を何事もなく終えることを目的として、熱意ややる気が感じられない授業をなさる方も多くいると日ごろから感じています。しかし、松井先生は毎回の授業で扱うテーマを、私たちが理解できるように、資料・レジュメ・口頭での説明すべてにおいて工夫なさってくださいました。難しい内容であったと思いますが、私たちのために分かりやすい言葉を選んで例などを説明してくださって、本当にありがとうございました。一般教養で取った授業の中で、一番面白いと感じた授業でした。

②率直に、すごく残念に思います。経営学部の学生として、広く社会を見ていく中で、「社会思想」を学ぶのと学ばないのとでは、視野の広がりや知識の蓄積においてかなり差が出ると実感しています。経営学部だからこそ、この授業を後輩たちにも履修して、良い学びをしてほしいと心から思います。大学による履修制限は、学びの自由までも制限してしまうものではないかと思います。

 

 

①前期分の授業も受けたことがあったので、論文を書くことは苦ではありませんでした。そのため、頑張って文字を埋めるということではなく、どのような文章を書けば相手に分かりやすく伝わるかということを毎回考えながら、論文を書くことができました。

社会思想の授業では、正解のない問題に対して自分の考えを書くという形式なので、ある物事について自分で考え、その考えを文章にするという力が身に付くため、とてもためになりました。

後期の授業を終えて、前期・後期と社会思想の授業を受講して良かったと心から思っています。また、授業中に携帯電話禁止という先生独自のスタイルがあったからこそ、その分毎回の授業に集中することができました。

そして、社会思想の授業を通して身に付いた力を無駄にすることなく、今後も活かしていきたいです。

②教養科目は全ての学生が自由に選択できるべきだと思います。なぜなら、私は社会思想の授業を受講したことで、自分で物事を考え、その考えを文章で書く力が身に付いたことを実感しており、その力を経営学部の専門科目などで活かすことができているからです。

社会思想の授業のように、論述形式の授業はたくさんあるため、社会思想の授業はとてもためになります。そのため、私より下の学年の学生から、どの教養科目を履修するかは  各学部が指定してしまうことに私は反対です。教養科目は全ての学生が自由に選択できるからこそ、幅広い知識を身に付けることができ、その人自身にとってもためになると考えました。

 

 

①社会思想は私の中で最も重要で楽しかった。答えのない授業。他の授業に比べて自分について考える時間になった。

②履修できなくなるのは、可哀想である。重大な選択肢を後輩達は失ったと思う。

 

 

①感想:本講義を前後期履修し、受け終えて様々な視点、考えの違いを学び、知ることができた。また、自分の知らなかった知識や元々知っていた知識の再確認等、改めて学び直すことのできた大変意義のある講義であった。

②上記で述べた通り、自分としては必要のある講義であるため除外されたことに関して残念に思う。

 

 

①言葉は当たり前のように知っていて、よく耳にするけれど、深く考えることがあまりないテーマが多く、一回は真剣に考え、自分なりの結論をだすことができたのは良かったです。

②上で書いたように、生について考えたりする機会はあっても自分の考えを書ききるということはなかなしないので、教養科目として全学部の人が受けられるようあってもいいと思います。

 

 

①前期、後期と社会思想202を履修してきたが、この講義によってものを書く力がこの一年で大きく成長できたと思う。なかなか一年前は苦手で20行以上というのがとても厳しいと思っていたが、前期を乗り越えて後期は何も意識しなくても20行以上かけるようになった。他の講義でもこの能力を生かせる場面が多々あってとても身になる講義だったと思う。

②この講義を履修できなくなるのは悲しいなとおもった。この講義によって得られたものはたくさんあるし、学部に関係なく持ってていいものだからなくすのはよくないと思う。

 

 

①私は社会思想201から1年間、松井先生の授業を受講しました。前期には、松井先生がおっしゃっていたように自分の考えをまとめ文章にしていく能力が受講し始めた時よりも付いたと感じることが出来ました。しかし、後期受講後振り返ってみると、さらに文章力がついたように感じ、点数の平均も、前期よりも良くなりました。

そして、同時に、2つもしくは3つの選択肢の中から、自分が支持する見解を選択するに当たり、どの選択肢にも良いところ、悪いところがある中で考えをまとめていくという作業は、たくさんの選択肢から1つの選択を迫られることが多くなるであろう今後の人生の中で、活かしていくことが出来るのではないかと感じました。また、社会システムは今後どうなっていくべきなのかということを考える機会を得ることもでき、日本について考える良いきっかけとなりました。1年間でとても良い経験をしたなと思います。ここで身につけた選択する力とまとめる力を、社会に出た時に役立てていけるように、日々磨いていきたいと思います。

2014年度入学の学生から、経営学部の生徒はこの科目を履修することが出来なくなってしまったということでしたが、他学部の12学年は履修出来たり、専門科目として社会思想の科目が用意されたりしています。このことを踏まえて、経営学部の学生は社会思想を学ぶ機会を無くしてしまい不公平なのではないか、と感じました。また、この授業では社会思想の知識を元から持っている知識に、たくさん肉付けしていくことが出来るだけでなく、さまざまな社会システムについて自分の考えをしっかり意味の通るような文章にして表現するという力を身につけることが出来ます。経営学部にはこの様な科目は選択科目に用意されていないように感じます。このような理由から、私は経営学部から本科目の受講が出来なくなってしまうことに反対です。

 

 

①日本に根付いている文化からくる様々な思想を学び、それを自ら考え論じていくことは自分の考えをまとめるだけでなく「書く」という力もつけさせてくれるのでとてもためになった。

②この講義は単に教えるだけの講義ではなく、私たちに書く力や考える力を講義してその機会を与えてくれるものなので、早い学年のうちに受けることが不可能になったことは非常にもったいないことだと感じている。