2015年前期 人間科学部
①毎回真剣に取り組める授業の内容や進め方で、受講してとても意味のある授業になった。
②3年次は卒論に向けての専門的な授業が多くなるため、1,2年のときに履修できるのであれば問題ないと思われる。
①今まで自分の意見を文字に書き表す機会があまりなかったので、小論文を書くのが苦手でした。でも、回数を重ねていくうちに、書く力がついていくのが自分でも分かったので、とても自分のためになりました。
②この授業は学年や学部を問わず、受けるべき授業だと思います。これから社会に出る前に、自分の意見を即座に言葉にできる力がついているかどうかというのはとても大事だと思うからです。
①最初は、小論文をそんなに頻繁に書いたことがなかったので、二週ごとに小論文を書くというのが不安でした。そのため、本当に書けるようになるのか、前期の授業に耐えられるのかなど、とにかく不安でした。しかし、書いているうちに段々と書くスピードが上がっていき、スムーズに書けるようになりました。とりあえず書き出してみることが大切だと実感しました。
②幸福や自由、平等などは、私たちにとって必要不可欠で大切なことだと思います。しかし、普段生活している中で、これらのことについてしっかり自分の考えを固めるといった機会はなかなかありません。そのため、こうやって考える機会を与えてくれる授業は必要だと思います。なので、全学年取れないようになってしまったことはもったいないことなのではないかなと思いました。
①最初はなかなか厳しい授業だと感じたが、その分授業もおもしろかった。私自身、高校の時、興味を持ち、受験科目として倫理を勉強していた。2年間ほど、倫理や思想と離れていたが懐かしくもあり、より深く学ぶことができた。考え方を知り、応用して自分なりの考え方を導き出すということが以前よりもできるようになったと感じている。
②私は人文・社会系の教養科目を履修できるのは、1~2年生に限られ、3年生以上は履修できないことに反対する。私自身が3年生のときにこの授業を受けたため、1、2年生のときしか受けられないとなると現在の私のような立場の人は受けられなくなる。専門的に学ぶためということが改革の主旨らしいが、専門的に学びたいという人は自分から専門科目をとると考えられる。また、教養科目もとり幅広く学びたいという人は自分から幅広い分野の科目をとるだろう。単位の卒業要件が変わらないのであれば、勉強する量は変わらないと感じる。量が変わらないのであれば、何を学ぶかは個人の自由で問題ないと考える。さらに、個人の自由で選び、学んだ科目の方が覚えもよく興味をもって勉強するのではないだろうか。以上のことから、私は以上のことから、人文・社会系の教養科目を履修できるのは、1~2年生に限られ、3年生以上は履修できないことに反対する。
①ふだん考えないような概念を考えるという授業で、非常に面白かった。
②3年生以上は学部に特化した授業を受けることが優先されるべきであると考えるため、教養科目が1~2年生に限られたとしても別にかまわないのではないか、と私は考える。
①この授業は、お昼の後だから眠気にやられていたけど、面白かったしわかりやすかったから受けるのが苦じゃなかったです。
②受けられてよかったと思う。他のもっと変な授業を受けていて感じる、あの「意味あるのかなÉ。」という感情が湧かなかった。それは大人からしたら、それを言ったら終わりだと言われるかもしれないが、学生からしたらとても大事なことなのだ。受けていてためになったし、普段考えないことを考えて勉強になった。3、4年で受けられないことはもったいない。1、2年のうちに受けるべきだと思う。きっと、普通に生きていたら幸福などについて深く考えないだろうと思うし、わたしもそうだった。授業を受けて初めて考えた。本来の幸せがどういうものかとか、自由とは何なのか、そういうものを根本から学べた。人生に大事な部分を知ることができた。だから、受けられなくなることはもったいない。
①この講義は、授業を受けることがとても面白いと感じた。その理由としては自分で考えることを1番に求められるからだ。自分で自分について見つめなおすことも必要になるし、社会の在り方についても考えさせられるし、とても有意義な時間であった。
②履修できないことが不思議で仕方がない。この講義は学年問わず受講できるようにすべきだ思う。大学生の内にしかじっくりと考えることもできなくなると思うので、受講する機会は減らすべきではないとも思う。
①私は、この講義を受講して様々な社会思想について学ぶことができました。その中には名前崖知っているモノや以前から興味があったモノなどがあり、受講後には、現在のニュースに対して以前よりも主体的に自分なりに考えることができました。この講義は、後期でも受講しているので後期では、前期よりもより自らの考えを簡潔に伝える技術を学んでいきたいと思います。
② この講義では、大勢の前で自分の考えを述べる能力、より簡潔に分かりやすく読み手に対して伝える文章の構成力など社会人になる前に様々な基礎的な能力を学ぶことができます。私は半年間、この講義を受講しましたが、社会思想をはじめ、様々な社会の基礎力など学べる講義はないと思います。私は、就活生ですがESの作成やGDなどの選考においてもこの講義で学んだことを生かすことができ、無事に内定を頂くことができたので今回の教養科目改革はただただ疑問です。
①最初のころは2週に1回もテストがあるのかと不安でしたが、書いていくにつれて毎回の授業内で「自分はこっちかな」、「その考えはおかしいだろ」など考える力が少しですが備わったのかなと思いました。社会思想202は履修済みなのが残念です。ありがとうございました。
②自分が取りたい授業をいつでも履修できるのが大学のいいところなのに、ましてや一般教養科目で学年によって履修できない授業があるというのはいかがなものかと思います。
①ただ先生の話を聴くだけでなく、聴きながらも「自分だったらどちらの考えだろうか」と考えることができたので、有意義な授業だったと思います。またプリントに関しても、二つの対立的な意見を討論する会話形式で、例もたくさん盛り込まれていたので、非常に考えやすくてわかりやすかったです。小論文を書くのは大変ですが、回数を重ねるごとに慣れてくるし、作文能力の向上にもつながったと思います。出席、携帯電話、プリントの印刷などに関しては、他の先生よりも厳しくチェックしてくれているので、気が引き締まり、授業にも集中することができました。
②私は現在3年生で、初めてこの授業を履修しましたが、「幸福」や「平等」といった身近なテーマについて様々な観点から考えることができるので、とても有意義な授業だと感じています。社会に出て、人間として必要な教養を考えたり学んだりすることもできるので、1・2年生に限らず、3・4年生も受けてもいい授業だと思います。この授業を受けることができない学部もあるそうですが、人間として社会について考える授業だと思うので、この授業は学部・学年問わず受けられるようになるべき授業だと思います。
①この授業は社会思想という授業名ではじめは抽象的で難しそうだなと思っていた。またプリントは見ないで自分の意見を半分以上書くので少し厳しいと感じていた。思想と聞いて倫理学のような授業かなと思い、履修して理解できるのか不安を感じていた。論文を書くため、しっかり解説を聞いて頭に入れて予習と復習をやろうと努力をした。しかし思想といっても講義内容は現代の生活や行動を取り上げて、それを踏まえた考え方や理論を説明していたので、わかりやすかった。また授業のプリントも色々な考えがたくさん書いてあって理解することができた。論文を書くときでは、頭の中では書きたいことがあったのだけれど、それをうまくどのように表現すればよいのか書いている時に悩んだことがあった。また焦ってまとまりのある文章が書くことができなかった。自分の考えていることしか書いていなくて、何が言いたいのかという主張が抜けていたこともあった。だが、その論文を書いていくことでだんだんと自分の考えを主張することができるようになった。はじめは難しいと思っていたが、文章を書くことにも慣れた。この授業を履修して、ある問題について様々な視点から考えられるようになった。それは授業のプリントで色々な意見があってそのような捉え方もあるのだなと思ったからだ。つまり社会に関して主観的に見ていたがこの社会思想の講義を聞いて客観的に見ることができるようになった。私にとって社会に役立つ科目だと思った。履修することができてよかった。
②人文・社会系の教養科目の履修配当年次についてはすべての学年で履修を可能にするべきだと思う。1、2年生だけとする制度には反対である。なぜなら教養科目には履修定員人数があって抽選で決められる。過去の経験で私は履修したいと思った科目を選択したが、抽選で落ちて履修できなかったことがある。落ちてしまったらその期間中はもうその科目を選択できないのだ。また次の期間まで待つしかない。定員を超えた教養科目は抽選で決めるのに1、2年生だけ履修できるのは平等性に欠ける。3年生で単位が足りなくて人文・社会系の教養科目を取りたいと思った時に3年生は履修不可とされたらそれは制度として厳しいと思う。従って教養科目はどの科目でも全学年と全学部で受け入れるべきだ。専門科目でない限り、学年を制限する制度はなくした方が良いと考えた。
①概念について、分かりやすい例を用いて説明をしてくれたので理解を深めやすかった。
先生の狙いによっては、的外れな意見になるかもしれないが、どちらの意見を支持するかというのは少し極端すぎる気がした。私は基本的には民主主義者であるが、自由主義にもいい点と悪い点があり、場合によっては自由主義者にもなりえた。
片方に縛るのは、視野の狭くなることになり得ないだろうか。
②私はこの授業を三年生として受講できたことが良かったと感じる。1,2年生のような基礎を身に着けている段階では、社会学的に熟考をすることが難しかったと思うからだ。
1,2年生よりもむしろ3,4年生向けに開講した方がいいと感じるほどだ。
教養科目には基礎作りのための科目だけでなく、身に着けてきた基礎を演習にもつなげる科目もあるということを忘れないでいただきたい。
①初めは自分の考えを根拠に基づいて書いていくことが難しく感じたが、前回論述した際に慣れてきた実感があった。
後期も履修しているのでさらに文章能力を向上していきたい。
②とても残念に思う。なぜ1-2年生に限られなくてはならないのか。ぜひ全学年が履修できるようにしてほしい。
①この講義をとってみて、身近な話題で社会思想について考えることが出来てとても面白く、また参考になりました。
①前まで文章を書くことがものすごく苦手で、初めのほうは文を書くのが大変だったのですが、講義を受けるにつれて文を書くことへの抵抗感が少なくなっていき、前よりも文章を書くことができるようになったので良かったです。
②この講義は文章を書く能力が向上するだけでなく、いろいろな概念などが学べるので、全学年が履修できるようにしたほうがいいと思いました。
①自分の意見を書くということが苦手だったので、最初は、小論文を二週間に一回書くなんてありえないし、そんなことできないと思っていました。けど、なんとなく授業に出て、なんとなく小論文を書いていたら、だんだんと文章をすらすらと書けている自分に気がつきました。お世辞なしに、私はこの授業が1番自分のためになったと思っています。
②この教養科目は本当に自分のためになる授業だと思います。とくに3・4年生は就職活動や卒業論文の準備などで文章を書かなければならないことが多いはずです。この授業で少しでも自分の意見を書くという力がつくと思います。なので、どの学年でも選択できる科目にしたほうがいいのではないでしょうか。
①半年で文章力が格段に上がったように思いました。書くことはまだ苦しいですが、書くペースが上がったように感じます。
②今まで聞いたことのある言葉が多かったけれども、内容については深く知らない事柄が多かったのでその内容について理解することができ、とても有益な講義でした。しかし一年生で教わるには少々難しい内容だったと思います。一年生のときには基礎を固められるような講義をしていただき、三年生くらいにこの講義を受講できるようにいただけたほうが有難かったです。教養科目はどの学年であっても大切だと思います。だから三、四年生からも教養科目を履修できるようにしていただきたいです。
①この科目の講義を受けて、社会を倫理的に考えることができました。また本当に起こった出来事と関連させていたので話の流れがつかみやすかったです。最初にいつもレイヤ問題があって自分の考えを決めることができて思考力につながっていると思いました。様々な学者の考えが知れてこの人についてもっと知りたいという好奇心も生まれました。また、小論文を書くのは最初難しいなと思っていましたが書いていくうちに書けるようになっていきました。
②1、2年生のうちに一般教養として倫理的な考え方について学ぶことはいいと思いました。3年生でやるよりもいいと思いました。
①自分の意見を述べる機会が設けられていて良いと思う。
②自分も時間割を作成するときに3年生以降に人文・社会系が履修できないのか疑問に思った。特に制限をかける必要はないと思う。
①限られた時間の中で自分の考えを核という力がとてもついたと思います。またいろいろな考え方に触れることができてよかったです。ありがとうございました。
①私はこの講義をとれてよかったと思った。とても身近にある幸せや自由といった人によって考え方が変わるような内容をここまで深く突き詰める機会などなく、必ずしも正解がないという問題は意見が人それぞれ違うので意見の交換もでき、様々な意見を取り込めるので、より興味を持てる内容だったのでとても充実した時間でした。個人的には前期の講義で一番受けていてよかったと思いました。ありがとうございました。
②全学年が受けられるほうがいいと思った。様々な意見が出てくる内容の問題を扱っているので、学年関係なく考えるべきことであり、意見交換も必要なことなので全学年が履修できるほうがいいと思った。
①この授業は社会思想を学ぶというよりも文章力や物事を考える力をつける授業だと思います。最初は辛かったですが受講してよかったと思います。
①とてもタメになったと思います。普段、ああいった内容をあのように深く考えはしなかったので、知的な意味で楽しくもあったと思います。また、真剣に考えることで、自分のおおまかなスタンスというものがわかったような気がします。
②社会思想と現代の、松井先生の講義は特殊なスタイルでとても興味深く、自分の考え方の根本に揺さぶりをかけるような質問を投げかけたり、あまり深く考えたことがなかったようなことを考えさせてくださるので、想像する力や、自分で真剣に考える力、文章を書く能力等を鍛えることができたと思います。人としてあるべき能力がとても鍛えられるので、私はこの講義はさらに広い範囲の学部学科の生徒が履修し学ぶことができるようにすべきと思います。
①この授業は,とてつもなく極端である。「そんな極端に言わなくても」「『~ってことは,あなたは~主義ね』って,そんなことあるか!」と,授業中に何度思ったことであろうか。しかし,それが重要だと考える。「~主義と~主義のどちらが優れているか」という問題には,中立という選択しはほとんどない。これが学生を非常に困らせる。だがそれで良い。どちらかの立場になって物事を述べるという時間は,このネット社会においてはそうそうない。「どちらかの立場にたって物事を考え,記述する」こんな貴重な体験ができる授業が他にあるだろうか。前期という短い期間ではあったが,本来「書くこと」が得意だった私であっても,この授業はとても有意義に感じた。今後この授業を履修しようと考えている学生がいたら,私は自信をもって勧めるだろう。
②私はこの授業を履修できたことを幸運に思う。なぜなら,同じ1年生であっても,学科によっては履修が不可能な学生がいるからだ。裏を返せば,以前までは履修できた科目が,いま私は履修することができていないのかもしれない。それを考えると,非常に悔しく思う。今回の教養科目改革については,私は反対である。この授業をより多くの学生に履修してもらいたいという思いとともに,私も本来履修できたであろう教養科目に触れてみたいという思いによるものである。
①二つ、または三つの意見があり、どれかの意見を選んで自分の考えを書くというのは最初の頃は難しいと感じていました。ですが何回か授業を重ねるにつれ、意見がありそこから自分の意見について考えていくということができるようになり、この授業をとってよかったと思っています。また、それぞれの課題を通して世界で起こっていることや自分が考えていた意見以外のことも知ることができて面白かったです。
②この授業でもそうでしたが、人文・社会系の教養科目は通常の教養科目では学べないことが沢山あると思います。例えば幸福が主観的なものなのか客観的なものかなど普段はあまり考えることが少ないことについて学び、見えてくるものもあると思います。したがってそういう機会が1、2年生だけと少なくなってしまうのは勿体無いと私は思いました。
①1、2年生の内にこのような自分の意見を考え書くという講義を取れるのはすごく良いと思う。
①社会思想と現代の授業を受けて普段はあまり深く考えないような世の中の思想について考えることが出来ました。対比する考えについてどちらか一つに限定して論文を書くということ最初はとても難しくて苦労しましたが最後の方はなんとか自分の考えをまとめることができるようになりました。自分の人生にとってためになる授業であったと思うと同時にいかに無知であったかを自覚したのでこれから本をたくさん読もうと思いました。
②人文・社会系の教養科目が2014年の教養科目改定で1~2年生に限定されたことに関して私はあまり賛同できない。現在1年生である私は社会思想と現代を履修して自分の糧になったと実感できたことが2つある。1つには2回の授業おきに行われる小テストで文章の構成力がついたことだ。あまり文章を作成する経験がなかった私にとって、回が増すごとに質の良いものになっていったような気がしとても満足している。2つ目には自分の小さな世界だけでなく、いろいろな角度から物事を見ることができるようになったことだ。自分一人では気づかなかった物の価値観を授業を通して客観視することで視野が大きく広がりたくさんの選択肢ができ自分の奥底にたまっていた潜在意識を拾い上げることができたのである。
以上の2つのことからまだ履修していない3年生以上たちにも人文・社会系の科目を履修してほしいという気持ちがある。今、自分が持っている固定観念を脱し、四方からの意見も取り入れて自分の世界を広げていってほしい。そうすれば大学を卒業して社会に旅立つ時にもきっと大きな武器となり自分を助けてくれると私は思う。
①社会科学を学ぶ上で新たな知識を得ることができた。また、2回に一回小論文を書くため、緊張感をもって臨める授業だった。テーマ自体が難解で話をどんどん聞くうちに自分はどちらの意見に賛成するのだろうと考えながら授業を受け、その次の回に小論文で意見を述べることにより、思考能力が深まり、書く力を高められた。ほかの授業にも役立つことができる社会学科の人間には一石二鳥の授業であると思う。この授業には後期に当たる授業があると聞いたのが、履修本登録後であったため、後期授業を取らなかったことが残念である。
②将来のことや専門科目のことを考えると、人文・社会系の授業を3年時4年時あたりでもとることは大切だと思う。まだ1年生のため3,4年時のことはよくわからないが、卒業論文を進めるうえで、新たなヒントが見つかることもあると思う。また、未来のことはわからないが、2年時になり専門科目にはない人文・社会系の分野に興味を持った際に3年時ではできないのであれば学ぶことを諦めるか、独学で学ぶことしか方法がない。大学とは自分の興味ある分野を学ぶための場所である。優先順位が低くとも自分の興味のあることを学べるように人文・社会系の教養科目を3年生以上は履修できないことには反対である。