2016年前期 ネットワーク情報学部
①松井先生の社会思想は去年に引き続き2回目の受講でしたが、今回も普段考えない様な問題を、小論文に自分自身の意見を書くことを通して考えることができたのでタメになったと思います。文章を書くことに対しての嫌悪感もかなり低くなりました。
②学生の自由の範囲が狭くなってしまうのは、将来の可能性を狭めてしまうと思うので授業は自由に選べる方がいいと思います。
①幸福から民主主義まで、さまざまな主張と考えを学び、自分なりの意見を述べてきました。しかし、それぞれの考えに共感できるところ、共感できないところがあり、1つの考え全てに賛成・反対と言うのは難しいと常に感じていました。特に「幸福」に関しては主観説と客観説、どちらの考えが自分の考えに近いのか、両者の意見を聞けば聞くほどわからなくなってきました。自分が幸せだと思えば、周りから見て幸せではなかったとしてもよい、と思うこともあれば、周りからの幸せと一致すれば自分の幸せにもなる、ということもあります。両者は対立した考えではありますが、最終的には自分の幸せに関する考えということで、私は主観説を選びましたが、客観説にも支持出来る部分はありました。このように、両極端な考えでありながら最終的にたどり着くところは同じ、ということもありましたので、どちらの考えに賛成と述べるのはとても難しいことでした。
②私はネットワーク情報学部に所属していますので、教養科目としてこの講義を履修しました。1~2年生は専門科目を主に履修しなければならなく、教養科目は3~4年生での履修が主になっていました。このように、履修の予定は人それぞれ違い、学年で履修できるものが異なると、興味があるものでも履修を見送らなければならない、選択肢が狭まってしまうということがありますので、教養科目改革には反対です。
①この授業は去年後期に松井先生の社会思想202取ってかなり面白かったのでもう一度取らせていただきました。ただテキストに書いてあることを読み上げたり、問題を解くだけの単調な授業が多い中でこうした「考える」授業というものはとても貴重であると思います。私自身こうした思考実験めいたものが好きなのでとても楽しい時間を過ごせたと思います。去年は気がついたら感想の提出期限がすぎるというミスを犯してしまったので、今回はしっかり提出できて良かったです。とても面白かったです。ありがとうございました。
②決して安くはない授業料を払ってこの大学に通わせていただいている消費者視点で言えば、私達が受けられる授業の選択肢を狭める行為は愚かで不本意なものであると感じます。そもそも私は「単位」というシステムで学生を縛る大学のシステムがそもそも気に入らないのですが、それに加えて独断でそのような新たな縛りを加えるというのは民主主義の世の中で果たしてどうなのかと思います。せめてそういった学生に係ることは学生の意見を聴いた上で実行するべきなのでは無いでしょうか。
私には選べる授業の種類が減るこの「教養科目改革」は「教養科目改悪」であるように思えて仕方がありません。せっかく大学生になって時間割という決められた授業から開放されたのに選べる授業数が少ないのはあまりにも酷だと思いました。
①中学入試で作文練習をして以来文章を書くのは得意だったが、大学に入学して衰えた気がするのでいい機会になった。また、ボールペンの字の練習になった。
②「1~2年生のうちに取っとけ」というメッセージがあるなら、それを提示するべき。書く力を養えるし、書きさえすれば最低限の点数が貰える。他に一般教養で興味がある科目があるなら良いが、特にないのであればこの科目は履修するべき。授業しっかり受けていれば予習もいらない。先生は初回できつい科目と言うが、授業で体力使うだけであって、単位を取るための労力として考えるといい意味で楽な科目だと感じる。
①幸せとはなにか、自分はどんな社会でどんな考えを持っているかを自分自身に問い、これから生きていく上で色んな視点から考えさせられた授業だった。正解はなくとも、自分なりの答えを見つけ、それを文章にすることによって今の自分を見つめなおすこともできた、面白い授業だったと思う。他の授業のレポートでも自分の意見を述べることや、文章を書くのが楽になった。
②履修できないのはもったいないと思う。なぜなら、知識を叩き込む勉強ではなく、知識や例から自ら考えようとする力が身につくからだ。批判するのではなく、こんな考えかたもあるんだと新しい発見をする例の出し方や考え方に驚く。
① 様々な議題に対してひとつひとつ意見を書く場があったため、今まで考えてこなかったことに対しても向き合ういい機会になりました。また、文章を書くことが快感になるというシラバスに書いてあった言葉もその通りであると実感することができました。
②本来の大学は学問と研究の場であるべきで、それに対して学生が求める学びを与える場であってほしいと考えています。ネットワーク情報学部であっても経済を学びたいと言っている学生も実際に存在します。人文・社会系の講義に関しても例外ではないと思います。
今回の教養科目改革によって学生から学びの場を奪っていることは事実です。しかし、人文・社会系が理系科目よりも単位がとりやすい講義が多いことも事実で、それによって選ぶ学生がいることも事実です。学生についても大学についても本来の学問と研究の場である大学のあり方について見失っているものがあるのではないでしょうか。
教養科目改革によって単位を取るために必死に講義を受け、勉強をしている人も少なくはないため、すべてが反対というわけではありません。単位を取るために大学に来るというのは本末転倒な気もしますがÉ単位を取りに大学に来ているのであればやめてしまえとも思います。
1、2年生のうちに人文・社会系の講義を必ず取らなければならない、という部分については現状維持でいいと思います。それに加えて学びたい学生に対して壁を作らないために、3、4年生も履修できるようにはなってほしいです。大学側は学ぶ機会を奪って欲しくはないです。
①私はこの講義を去年の後期に受け、非常に興味深く、面白かったため今期も受講しました。やはり自分の意見を書く力というものが小論文を通して身についたことを実感しています。また、社会問題に対する意識も変わり、自国はもちろん他国の社会問題にも関心を持つようになりました。少し、授業は厳しい部分もありますが、そのほうが授業にも集中できるのでよかったと思います。
②理由はどうであれ、今後の人生に大いに役立てることができるような授業をなくしてしまうのはどうかと思います。この授業を後輩に勧めても受けられない環境になってしまうのは非常に残念です。自分の学びたいことを自由に学べるのが、大学というものなのではないでしょうか。
①この授業では、様々な立場に立って物事を考えることができて、非常に面白い体験となった。民主主義良いのか、社会主義が良いのか、様々な角度から問題を分析し、自分の意見を書いてまとめるという、大学に入ってからはあまり行われなかった授業スタイルであった。新鮮さはあったものの、自分では判断の難しい問題も多く、困ることもあった。また生徒を授業に参加させるということを重点に置いているため、先生が問題を生徒に問う場面も多くみられた。携帯電話・スマートフォンを厳禁としており、使っていた生徒に対し、容赦なく出席表を剥奪していくのを見ているのは、すがすがしい気持ちになった。半期ではありましたが、ありがとうございました。お世話になりました。
②教養科目改革について具体的にどんなものだったのかということを、この授業の最後に知ることができてよかったと感じた。そして、この教養科目改革は、非常に無意味なものであると感じた。教養科目を1,2年次でしか履修できないということは、3,4年で専門科目を取らざるを得ないということになる。これでは、勉学の自由が阻害されているように感じる。私は現在4年生で教養科目のみを履修している。理由としては、就職活動等での筆記試験や適性試験での問題に対し、幅広い知識を持って問題を解くことが重要であると考えたため、教養科目を中心に履修登録をした。生物科学等の理系の知識や、心理学・社会思想などの人文社会系の知識等、多様な知識をつけ、就職活動に生かしていこうと思い取り組んでいる。実際に筆記試験の問題で生物科学の内容が出たことがあり、その時に生物科学を履修しておいてよかったと感じた。こういった観点で考えると、やはり3年次以降も履修選択できる必要があると思う。専修大学学長には、もう一度考え直していただきたい。この改革は本当に生徒のためだろうか。大学の利益のためではないのだろうか。
①半年間、内容の濃い授業をありがとうございました。各テーマに関して私はほとんど知識のないまま授業にのぞむことが多かったのですが、授業内で丁寧に各用語への説明があり、内容への理解度がとても高まりました。また、授業の途中で履修者に意見を乞うことで、自分以外の人の様々な意見が聞けるので飽きなかったです。講義が進むにつれて、個人の意見に変化が出てくるのも面白かったです。
②私は2013年度入学なので履修できましたが、確かに年下の人たちが多いという印象を受けました。しかしこれはいい意味であり、 年下の人たちがどう考えているのかということが聞けたので個人的にはよかったです。
この授業は自己分析をすることで自分の軸を固めることにもつながっているので、就職活動と並行して履修していた私にとっては、とてもいいタイミングで出会えた授業でした。だから履修者を1~2年生に限定するのはもったいないと感じます。ぜひ、これから社会に出る人たちに受けていただきたい授業です。
①私が普段深く考えることのない、「社会のあり方」について、様々な目線で視ることができ、また、学ぶことができた。また、授業中も「全員が授業に参加する」雰囲気であり、緊張感をもって授業にのぞむことができた。
②学びたい学問の選択肢が少なくなることは、到底、多くの学生に望まれるものではないと考える。
①私はこの授業を受けて、社会に対して自分の意見を考えるようになった。以前は、社会について興味はあった。一方で、社会について知るだけで自分の考えを持つ事がなかった。しかし、この授業で自分の考えや意見を小論文として書いた事で、様々な事について考えるようになった。したがって、私はこの授業を受けて社会に対して自分の意見を持つようになった。
②私は、3年生以上でも人文社会系の教養科目を履修できるようにすべきであると考える。なぜなら、自分が学びたい事を大学で学ぶ事ができる範囲が狭くなるからである。私は、1,2年生では時間が合わずに取る事ができなかったが、受講したいと考える人文社会系の科目があった。しかし、3年生以上では受講する事ができなかったので諦めなければならなかった。また、授業によっては2014年度以前入学者しか取る事ができない科目もあったので、内容的に興味があったが履修できない授業があった。したがって、私は教養科目を全ての授業から選択できるようにすべきであると考える。
①私は今回、社会思想と現代という授業を受講して、自由主義や社会主義をはじめとする様々な考えに触れることができたので、非常に良い経験をすることができたと考える。
今までは、一つの考えしか持っていなかったが、社会思想と現代の授業を受けて、一つではなく様々な考え方を持つことができるようになり、物事を考える視野が広がったように感じる。今後の大学生活では、一つの考え方にとらわれずに、広い視野を持って行動していきたい。
②教養科目改革により、履修科目が制限されることに、私は反対である。教養科目は学生に自由に選ばせるべきではないか。
①私は、社会思想と現代の講義を受けたことにより、確実に文章を書くという力が身についたと感じる。この講義は、二回に一回ごと、一つの問題が出題され、その問題に対し自分の意見を述べる小論文のテストがある。小論文を書く用紙は一枚(表裏可)だが、この講義を受けはじめのころの自分は、自分の意見をどう書いていいか分からず、一枚目の半ばまでを書くのにもいっぱいいっぱいであった。だが、毎回ごとに出題される問題に対し、自分の意見を述べる経験を何度も重ねることにより、確実に書く量が増え、また、自分の意見を相手に伝える力も身についていったと感じる。以上のことから、私はこの講義を受けてよかったと考える。
②私は、社会に出るにあたり自分の意見を相手に確実に伝える、という力は確実に重要になってくると感じる。だが、現代の若者の特徴として、自分の意見を相手に伝えることがなかなかできない若者が増えていっていると私は考える。そのため、この授業では二回に一回自分の意見を述べる小論文のテストがあるなど、そのような問題を解決できる力を身に着けることができる内容であると私は考える。以上のことから、1~2年生だけに学年を絞ってしまうというのは、まだ自分の意見を述べる力を身に着けていない3年次以上の生徒たちにとって、せっかくの良い機会を逃してしまっているように私は考える。そのため、私は特定の学年に絞ることなく、全学年がこの授業を受けることができるようにした方が、これから社会に出ていくであろう生徒たちにとっても、良い影響を生むことができると考える。
①面白かった。教授に癖があるが面白かった。
②3年だから履修できないことに関しては、明確な理由が見当たらないので、廃止にすべきだと思う。
①高校のころにやった倫理の授業と、世界史の授業が混ざったような授業で、聞いていて非常に楽しかったです。2回に1回小論文がありましたが、2回目の授業の前半に駆け足で説明をして、それから小論文をするので全体的にせわしない印象がありました。一度にやる内容を増やして説明に2時間、小論文に1時間の方がコンパクトでわかりやすいし、なにより十分な勉強時間が取れるので点数も上がるかと思いました。
②私はネットワーク情報学部の生徒ですが、履修登録の際に金曜2限に何を入れようかと迷っていたところ文学部の友人にこの授業が良かったとの話を聞き、授業を履修しました。人文社会系教養科目の中には単位の修得が比較的楽なものが多く、ネットワーク情報学部のように必修授業が重く必修以外の授業は修得単位の条件はあるもののそれほど厳しくない学部ではこの科目群の存在は大きいものとなっていました。3年以上に人文社会系教養科目を履修できないとなると足りない単位は多くを自然科学系科目で補わなければなりません。理系科目が得意でないのに単位の修得をするためだけに質の悪い生徒が流入することは教授たちにとっても本意ではないのではないでしょうか。私は2年間と言わず人文社会系教養科目は受けられるようにした方がいいと思います。
①最初は、持ち込みのできない小論文が難しいし、考えなければいけないことも多く、面倒だと感じていました。また、情報系の授業でノートパソコンを開いて授業を受けることに
なれていてしまったため、スマートフォンを開けないことにも不満を持っていました。しかし、何回か講義を受けているうちに、講義の内容を面白く感じるようになり、スマートフォンの事を気にすることもなくなりました。小論文についても、単語を暗記するのではなく、内容を自分で考えて意見を持つことで覚えられるようになりました。また、先生が不正に厳しい方なので、カンニングや出席の代行などの不正を行う学生も目につかず、快適に講義を受けることができました。更に、非常に私的な事柄ですが、私は登校中の電車やバスの乗り換えが5回以上あり、いつも遅延の影響を強く受けてしまいます。しかしこの講義は遅延証明書を受け付けているので安心して履修することができました。小論文を書く練習にもなりましたし、「学ぶ」ということを見つめなおせたように思います。
②ネットワーク情報学部の大半の専門科目は課題が多いです。3年生から人文・社会系の教養科目を履修できなくなってしまうと専門科目の履修が増え、大変です。私は商業高校に通っていたため、あまり一般教養の勉強をしてきませんでした。大学に入って初めて社会学に触れ、とても面白いと感じました。1年生の時は必修科目が多く、一般教養科目はあまり履修できませんでした。自分が興味を持てる分野を見つけたのに、限られた期間しか学ぶことができないのは悲しく思います。
①正直2週に1回の小論文は大変だった。私は元々あまり文章を書くことが得意ではなかったので、苦痛と思っていた。しかし授業の内容は考えさせられるものばかりでどれも面白く、理解すればするほど小論文を書くスピードも速くなり、書きたいことも増えた。また、この授業で日本社会の在り方について考えるようになった。
②入学した当初から教養科目のシステムは同じだったので不満は感じなかった。3年生というと就職活動で忙しくなる時期だし、それを考えて1・2年生のうちに多くの単位を取得しようとする人は多いと思うので、そこまで問題はないと考える。しかし3・4年生になって単位が足りない時のために、人文・社会系の教養科目を履修できると良いと思った。
①この科目が1,2年しか履修出来ないということはおかしいと思う。
なぜなら教養科目は本来その生徒の知識の幅を広げるために行う授業だと思っているからである
なので教養科目は学部に限らずその学生がその授業を取りたいと思ったそのタイミングで取れるべきだと思う。
②なので教育科目改革と言って上の人が勝手な理由で決めるものじゃあないと思うので1,2,3,4年どの学年でもどの学部の人でも取りたいと思った時に取れるようにするべきだと考えている。
①私はネットワーク情報学部の選択授業において、これからメディア関連のことを学ぶため、関わりが深いと考えられる社会の考え方について知識を身につけたいと考え、「社会思想と現代」を履修致しました。毎回2つ(3つ)の考えに分けられた立場の中で、はじめはどちらの考えにも共感するところがあるように感じ、自分が日頃の生活においていかに社会について関心がないか、曖昧に捉えているかを実感しました。しかし授業を通して、先生の講義を拝聴し、どの考えも客観的に捉えてから、どちらの考えにより賛同するかを考えられるようになり、小論文に書き起こすことができるようになりました。今の私の社会に対する考えは未熟だと思いますが、教えていただいたことを活かして社会を見つめ、社会に対して自分なりの考えを持てるようになりたいと思います。ありがとうございました。
②1・2年次の履修状況によって、この科目を履修したくてもできなかった方もいると考えられるので、3年次以降も選択できるのであれば、履修の幅は広がるのではないかと思います。しかし授業の内容で考えると、社会についての考え方や小論文など、1・2年という早い段階で身につけておくことで、大学生活で活かせる学びが多かったので、2年次までと限定することで早めの履修を促すことも良いのではないかと思います。
①今回、社会思想と現代の授業を受けて感じたことは、様々なテーマにおいて様々な考え方が存在するということが分かったということです。一つのテーマにおいても様々な視点があり、その中で小論文を書く際に自分の考えをまとめるのは大変ではあったけど意見を自分なりにまとめるという点ではとてもためになった授業でした。
②2014年度から教養科目が1・2年生のうちでしか履修することができなくなったのはとても残念です。必修科目などが被って教養科目が履修したくてもできない場合があったので、3・4年生でも履修できるように大学側にはしてほしいと感じました。また、1・2年生では教養科目を取るにも数が限られてしまうので、その点においても3・4年生になってからも履修できるようにしてほしいと感じました。
①この授業はほかの一般教養科目と違ってケータイ禁止パソコン禁止などのルールがあり少しシビアであったと感じました。しかし、その分授業に集中することができました。また、授業内容はなかなか難しいというのかわかりませんが最初は自分でも主観派だと思っていたのに授業を受けていくうちにだんだんと客観派になっていたりなどが多々ありすごく悩ませる内容が多かったように感じています。授業の質としては、シビアだった分楽しく授業を受けることができたと思っています。しかしいつ自分があてられるのだろうと考えていると常に緊張してしまいました。
②私は限定する必要がないと考えました。なぜ1,2学年しか履修できないのか私には理解ができません。仮に3,4年生の人がこの科目を履修し学びたいと思っている人もいるかもしれません。自分が学びたいことに制限をされるのは少し残念に思います。
①この講義は、非常に内容が興味深かった。内容自体は、少し難しい面もあるが、誰しもが考えることのあるテーマでもあるし、それをこういったきちんとした授業の中とかで考えられるのは、大学生までであるので、非常に良い経験になった。ぜひ後輩にも受ける価値のある授業だと、私は思う。
②ネットワーク情報学部で、3年生以上になって履修出来ないのは、もったいないと思う。もちろん、その学部とは全くもって関係のない授業であるが、大学というのは将来について様々なことを学び、将来の選択肢を広げるために通うという人もいるので、教養科目を2年次までしか履修出来ないようにするという制約は、選択肢を狭めてしまい、もったいないと私は思う。ただでさえ、ネットワーク情報学部は、1年次は必修科目が多く教養科目を選択できる数が少ないのに、2年次までしか履修出来ないのでは、選びたくても選べないので、損であると、思う。
①「社会思想と現代」の授業を受けて大学の授業の中でも特に考えさせられた授業でした。毎回の決まったテーマに沿って自分自身が自ら得られる知識だけでなく、松井先生が培ってきた知識と経験を加えて教えてくださったので、学びをより深めることができたと感じています。
また、授業の特徴ともいえますが学生に意見を求めることで、他の学生の意見もその場で聞くことができたので、自分の考えとの一致や相違についても知ることができました。それだけでなく小論文を書く際には、回を重ねるごとに文を書くスピードと、頭で考えた自分の意見を文章に表す力が身についたと思います。
基本的に大学の一般教養科目の授業は教授の話を一方的に聞くスタイルの受動的な学びであると感じる部分が多いのに対しこの授業では自ら考えるということが必然的に必要になるのでより頭を使った授業でした。すべての授業を終えた時は達成感もありました。専修大学のすべての学生にお勧めしたい授業の一つであると感じます。
②3年生以上の履修ができないことについて私は、反対です。私自身の意見では、ネットワーク情報学部は特に1年次の時に必修科目が多く教養科目を自分自身で選択する幅がとても狭く感じます。また、2年次においても演習科目の時間割の関係や課題に時間がかかるため履修が難しくなってしまう教養科目もあるのが事実です。それに加えて教養科目改革といって学生自身が選択できる幅が狭くなっているのは合ってはいけないことではないかと考えます。また、松井先生の社会思想と現代の授業を是非他の3年生以上の生徒にも受講していただき文章の力、考える力を学んで欲しいと考えました。
①社会思想と現代の授業を受けて、よりよい社会とはなにか、人とはどうあるべきなのか深く考えることが多くなった。また、時事問題について関心を持つようになり、友達や家族などと語る機会が多くなった。今まで、政治や国際問題について自ら考えようとしたことがなかった。それは、「難しい」、「自分には関係ない」とどこかで思っていて、自分から知ろうと思わなかったからである。今回の授業を受け、わかりやすい授業の解説とテーマ毎に行われる小論文によって、新たに知ることで自分の世界が広がった。
②四年間制限なしに自分の受講したい科目を受講できるように、以前の制度に戻すべきであると考える。わたしはネットワーク情報学部であり、高校の頃も理系を専攻していたので、人文・社会系の教科に触れることが少なかった。この二年間、社会思想と現代に限らず、人文・社会系の授業を受けてきて、社会情勢など世界を知ることや自分を見つめ直すことの重要性を感じることができた。友達にこの授業をすすめようとしても、三年次以降は受講できないので大変残念であった。
①すべての講義が2回に分けられていて、2週にわたって学ぶことができ、一週間の間に授業の予習復習ができて良かったと思います。最初は、社会思想と現代という授業に不安もありましたが、テストである程度の点数を毎回とることができていて、それが自信につながりました。
②3年生以上が履修できないのは残念です。一般教養として知っておくべき内容も、この講義には多いと思います。また、社会では普通に使われているが、あまり調べる、知る機会がないような内容も取り上げられていました。
①授業時の態度に対しては今までで一番厳しいものだがそれ故にゆとり世代が感じ取れないような社会的な構造を理解したいという気持ちを触発するような授業内容だったと思う。
②文系の科目にとっては理系科目を優遇するような体制は同意できないようだが文系の大学と知られている時点で理系の分野に興味を持っている人間は少ないと思う。よって一年時でのガイダンスで3、4年で履修することができないことを散々言われているのだから本当に学びたい人間は社会科目を取ると思うのでシステム自体は変更せずに教室など、履修者の人数制限の増大などの処置を行えば本当の平等は保障されるされるのではないだろうか。
①歴史の授業などでよく聞き、今でも社会情勢のニュースの時に「民主主義」や「社会主義」「共産主義」などをよく耳にしていて、民主主義は良いもんなんだろうなぁ、と思っていたのだが、この授業を受けてみるとそんなことはなかった。また、自由についても「自由とはいいもんだ」と普通に考えていたが、自由すぎてもまた不便であり、良いものを極端にしても悪くなるだけということを学べた。さまざまな有益なことを学べてよかったと思う。
②3.4年になって就職などを意識し、本格的に社会に出ていこうとする人たちにとって、この授業はかなり向いているのではないかと思う。現状社会で起こっていること、自分の認識とは全く違った社会の在り方などが学べるため、3.4年生こそこの授業を受けるべきだと思う。
①この講義は既存の意見に沿ってどちら側につくのかというものでしたが、その中でも自分が考える理想の社会像が出来上がっていたと思います。また、他の授業でレポートを作成するときにこの講義を通して得た考える技術を実感する時があります。小論文の内容を考えるのは大変でしたが、今後につながる大変良い抗議だと思います。
②この講義では読み取る能力や自分の感じたことを出力する能力など、どの分野でも必要とされる力を身につけられるので、学生の履修できる機会が減ってしまったことは大変残念に思います。
①この科目では普段書き慣れていない小論文を書くため、講義を受けていくうちに自然と段取りがわかり、文章を考える力が身につくものでした。あまりこういった機会が無いので、いい経験になったと思います。
②社会思想と現代という科目の内容も重要だとは思いますが、小論文を書かせるといった授業の方法がとてもためになるものだと思います。専修大の学生は文章作成能力が低いとある先生が仰っていました。自分の意見をしっかりと相手に伝える文章を書くには、小論文を書くことが一番近道であると思います。大学は自分が受けたい授業に参加できるのが特徴です。全学年・全学部共通して受けたいものを履修できる環境を整えるべきであると思います。
①この授業では毎回、2つか3つの立場に自分が立ち意見を述べてきた。それにより自分が普段絶対に考えないような物事について考えることができた。また、その考えたことを言葉にする難しさを改めて感じた。普段は難しいことを考えずに簡単な話題を簡単に伝えられてきたが、難しい話題になると自分が伝えたいことを伝えるには相当な力がいると思った。この授業ではその力を少しでも養うことができたと思う。
②人文・社会系の教養科目を履修できるのは、1~2年生に限られ、3年生以上は履修できない点について、自分はあまり良くないと思う。1~2年生の時は視野を広げるという目的が大きくある。だから人文・社会系の教養科目を履修できるのは良いことだと思う。だが、3~4年生の自分のやりたいことが明確に決まった後で人文・社会系の教養科目を履修するメリットが生まれるかもしれない。だから、3~4年生でも履修できるようにした方が良いと思う。
①はじめこの授業を受けた時は、小論文なんて今までに一度も書いたことがなかったのでやっていけるかどうか不安でしかなかった。しかし最後の方の授業になってくるにつれて、自分で文字にして意見を述べることが楽しいなと感じることができた。
②反対である。その理由としては、どの学部の生徒であっても自分の意見を紙に書いて述べることは、社会人になってから必ず必要になると思うからである。その時のために社会思想と現代のような授業を受けていなければ後々困ると思うからだ。
①私は社会思想と現代の講義を受けて、物事に正しい答えはないのだと感じた。様々な思想の考え方で物事を見るという事をこの講義で行ってきた。私が一番難しいと感じた事は、どちらの思想が優れているか判断する事だ。片方の思想で物事を考えると、矛盾が生じたり深く考えないと自分の意見が固まらなかった。私はこの講義を受けて、自分に成長が感じられた。様々な視点から物事を見る事によって、人それぞれの価値観がどのようなものなのかを判断する事ができた。それにより私生活の中でも、友人との会話ややりとりにも、余裕を感じる事すらもある。この科目を履修して本当に良かったと思った。ありがとうございました。
②教養科目改革による、3年次以上の人文・社会系の教養科目の履修不可になった事について、私は反対である。人文・社会系の科目の授業から培う能力は社会に出て必ず役に立つと考えるからだ。私は「社会思想と現代」を履修した生徒として、社会で役立つ能力を培ったと感じる。3年次、4年次で、社会で役立つ能力を培う事ができない環境は非常に良くない。したがって、3年次以上でも人文・社会系の科目の履修を可能にするべきである。
①社会主義や民主主義というテーマだったが身近な例が多く出てきてわかりやすかった。両方ともプラスな面もマイナスな面もあってどちら側で意見を書いたらいいのか迷うことがほとんどだった。文章を書くことにあまり慣れていなかったが、文章がスラスラかかけるようになった。小論文を書く回の授業の後半で、時間がなくて飛ばし飛ばし説明すると小論文を書くことが難しくなるので、ペースを一定にして欲しい。
②人文・社会系の教養科目でとりたかった科目が抽選で落ちてしまったので、後取れる期間が1年しかない。もしまた今回抽選で落ちてしまったらもうとるチャンスがなくなってしまうので3年生以上でも履修できるようにして欲しい。
①今まで私は理系寄りで、あまりこのような小論文を書くといったことはしてこなかったが、この科目を通して自分の考えをいかに表現していくかの楽しさを知ることができた。来年度の後輩や同学年の学友にも是非履修を進めたいと思えた。
②大学とは学ぶための場所であり、小中高とは違う自分でどのような授業を受けるのかを決めて学ぶための場であると私は考えている。そんな大学が生徒の教育の幅を狭めてしまうというのはあまり良くないことであり、大学としての価値を下げる行為であるのではないかと私は考える。
①私はネットワーク情報学部でありながら、もともと社会型科目には非常に興味があり、なかでも興味深そうなこの科目を選択しました。内容としては、講義中私語のみならず、スマホ、パソコンなど授業に直接関係のなさそうなものは見つかり次第退出という厳格なルールのもと非常に緊張感のある雰囲気でしたが、内容はとても興味深く集中して受けることができました。小論文をテーマごとに書くことになりますが、一回一回のテーマが考え甲斐のあるテーマで、やりがいがありました。そして、最初の方は小論文を書くのは大変でしたが、やっていくうちに自分の考えを述べることがスムーズにできるようになったと思います。内容もとても興味深く、また自分の意見を文章にして伝える練習にもなってとてもためになる講義だったので、ぜひいろんな人に履修をお勧めしたいと思っています。
②このような科目は、学部独自の必修科目と同じくらい学べるもの、九州雨できるものは大きいと思っています。特にこの科目は、とても身になる内容でした。そのような科目は1、2年だけでなくどの学年でも履修できるチャンスが欲しいです。評判を聞いて、受けてみたいと思っても3年生だから履修できないとなるのは非常に勿体無いことだと思います。
①毎回の講義での先生からの質疑応答では普段の生活で認識することがなかった議題について改めて考えて重要なことに気づくことができました。
②広い視野を持つことなど専門科目以外の教科の選択が可能なのはうれしいですが、もっ
と学びたい分野があったにもかかわらず履修できなかったので改革前のほうがよかったです。
①この授業を受けて普段は考えないような、幸福の主観・客観や正義・非正義について学びまし
た。私は普段はそういった論争を聞いても自分の中での意見は明確に出せずにいました。しかし、
隔週ごとの授業内小論文のためでもありますが、根拠を明確にして、自分のどちらの主張側の人
間なのかを確認することができたと思います。
②私はこの制度に反対です。私はネットワーク情報学部ではありますが、理系科目を使わず入学
した、いわゆる文系側の人間です。そのため、2年次は興味がある文系科目をできるだけとりま
したが、時間が被ってしまったりと取り逃がしてしまった科目も幾つかあります。理系科目も取
らなくてはいけないとはいえ、自分が興味ある授業を取ることができないというのはとても残念
です。
①私は初め、社会思想と現代の授業を受けて難しそうで、とても大変そうだなと思った。
しかし、授業を受けていくうちに自由主義や社会主義などいろいろなことを考えさせられ
て、いい経験になった。レポートを書くのも、ものすごく苦手であったが、週に二回書い
ていくうちにスムーズに書けるようになった気がする。
②
意見 一、二年生だけではなくて、全学年で受けられた方が良いと思う。いい授業だったと思
うので、受けれなかった人のためにも全学年で受けられるようにした方がいいと思う。
①本科目はとても心に残っていて、これから先の考えの可能性を広げてくれた
と感じる。一つ一つの講義に価値があった。自分とは違う考えの意見も分かり
やすく解説してくれたおかげで納得できた。自分の身にもなったので、受講し
て良かったと感じている。
②1・2年と本科目のような視野を広げていくという試みは良いと感じる。そ
こから3・4と専門的に学ぶことによって大学の学びがより深い次元に達する
事ができるので今のシステムは問題ないと感じる。
①私は、前期の社会思想と現代を受けて、現代のさまざまな考えについて多くの
ことを学んだ。幸福や自由など、一つの大きな題材に対して、幾つかの考え方が
あり、それらを踏まえて、自分の考えを形成していく形の授業だったが、最初は
自分の考えを形成するのが難しく、苦労した。しかし、次第に慣れていく中で、
自分なりの意見を形成するのが楽しくなり、テレビの討論番組などで、討論して
いる議題があると、自分ならどの立場でどのような考えを持つかを意識して見
るようになった。また、社会思想と現代の授業を受けたおかげで、自分の考えを
持つこと、そして自分の意見を言うことが楽しくなった。自分としては、これは
とても大きな成長だと感じている。授業自体は、他のどの授業よりも集中力が必
要で、毎授業大変だったが、その分成長できたので、この授業を受けて良かった
と思っている。
②私は、ネットワーク情報学部なので、教養科目である人文社会系科目は必要の
ない科目だと思い、それほど期待をしていなかった。しかし、今回、「社会思想と現代」を受けて、とても大きな成長をした。具体的には、物事に対して、自分
の意見を持つという習慣が出来た。このような習慣は、今後選挙で投票を行う上
でも大切になってくるだろう。では、この習慣は、ネットワーク情報学部の科目
で得られただろうか。確かに、ネットワーク情報学部では、演習や課題が多く、
実践的な学部なので、パソコンに関するたくさんの知識と技術を習得できる。し
かし、今回私が「社会思想と現代」で得た、自分の意見を持つという習慣は得ら
れない。つまり、ネットワーク情報学部では得られないものが、人文社会系の教
養科目で得られるのだ。要するに、三年生以上でも人文社会系の教養科目を受け
られるようにしたほうが良いということだ。
①今回、一番記憶に残ったことは「幸福」に関する講義である。主観的に幸せと感じていて
も客観的にみると幸せとは言えない状況である場合は本当に幸福なのか、非常に考えさせ
られた。私は、個人が幸せと感じた方がいいと考えたが、実際に幸福と感じる国に行くとな
ると、日本の方いいと思い、なにを基準に幸福を考えるべきなのか、幸福とはなにか、と考
え、小論ではなかなか書くことが出来なかった。この授業は考えさせなれることが沢山あっ
た。どちらの主義かという小論が多かったが、どちらの考えも理解できることが多く、どち
らかを主張することが難しく、どちらかを選んで書いていても、主張がぶれてしまうことが
多々あり、自分の意見を書くときは、しっかり自分の主張を理解して書くことが必要なこと
を感じ、文字を書くことの難しさを改めて知った。だが、毎回小論文をかくに
つれて自分 は、このような考えをしているということが、理解出来て、とても意味のある講義になった。
②私は、すべての学部が履修できなくなることについて反対である。この授業は、知識が増
えるだけでもなく思考力をつけられ、他にも判断力、そして、文章をまとめる力も向上する
ことのできる、ハイレベルな授業である。そのため、就職が近くなる3年次にこの授業が履
修できなくなることはもったいないと感じた。
この授業は、スマートフォンやパソコンを机に置いてあった場合は単位を落とすという、
他の授業では見られないやる気である。最近は、どの授業でもスマートフォンをいじってい
る生徒が多く、90分間まじめに話をきく集中力がない。そして、この授業では、授業中に
先生にさされて質問に答えなければならない。それは、話をきちんと聞いていないと答える
ことが出来ないうえに、質問されてすぐに答えられる力を身につけられる。
そして二週間に一回、小論文を書く。この小論文で自分の考えをまとめる能力が必要であ
る。また、この小論文はキーワードが出され、必ずそのキーワードをいれなくてはならない
ため、しっかりと復習し理解を深める必要がある。
授業もとても興味深い内容ばかりで、近代的価値観とはなにかを詳しく写真とともに説
明を行う。授業受け終わった後は満足感があるほど、恋内容であった。また、このような考
えを理解することは学生のうちに必ず必要であると感じる。そのため、授業は全学年、全学
科が履修できるべきである。