担当:宇佐美嘉弘
金曜日1時限 履修登録者数:20名第1章から第6章までを以下のようにして読む。
ロジカル・シンキングとグループ・ディスカッションを中心に進め、最後は個人のプレゼンテーションで締めくくった。討論する問題については、事前に考えてくるよう課題としていた。自分で考えて出席した者にとっては、グループ内に不真面目な者がいると、議論でなくおしゃべりになってしまい、不満があったと思う。不真面目な者は、自分が他人の貴重な時間を無駄にしていることが分かっていない。来年度は、この点を分からせて(本来はしつけの問題だと思うが)、全体としてより満足度を高める指導をすることを考えたい。
個人のプレゼンテーションについては、プレゼミナールの時間割り上の時間以外に、個別指導をする時間がまったくなかった。
1年目(平成11年度)はかなり厳しい課題を連続して出し、いろいろな指導ができた。平成11、12年度の4月中に全学生に対して行なった個別面談については、学生の評価が良く、ゼミナールと言え20名もいる状況であっても、より個人的な関係を築くのに役立った。しかし、今年度は実施できなかった。学生には申し訳ないが、最近の私にはいろいろな業務があり、十分な指導をするための時間がとれない状況にある。他大学の動向を見ても、1年次の導入教育として、ますますプレゼミナール(フレッシュマン・ゼミナール)の重要性を認識するようになった。ここで良い動機付けをしておけば、先々の教育が楽になると思う。学生のためということでいろいろな企画を立ち上げるのは結構だが、このプレゼミナールにこそ力をいれて、入学者の底上げをするべきで、その他のことは余力があった場合でよろしい。