多くの変数について得られたデータを目的に応じて解析し 意志決定をする際に役立てるための各種統計的手法を理解し、 実際のデータを解析することを目的にしています。
研究室所属決定後は統計学に関連した読み物を数冊読んで、 内容の要約と感想を述べる課題を出します。 また、論文やレポートの書き方、プレゼンテーションの仕方、 ロジカル・シンキングなどを扱った本を読んでもらいます。 これは、卒業論文の作成や発表だけでなく、 社会に出てからも役立つはずです。 2年生で履修している科目をしっかり学んで欲しいので、 2年生に対するゼミナールは行いません。
未履修の場合には、 「数理統計学」、「応用確率統計」を履修し、 出席して単位取得することを義務づけます。
まず、1年生の「統計データ解析」の復習を行います。
その後、多変数からなるデータを解析するための各種統計的手法を勉強します。
「ゼミナール」だけでなく、同じ内容を様々な講義や書物を通じて 繰り返し学び、理解を深めます。 指定した講義の単位取得は、「ゼミナール」の単位取得の必要条件です。 その代わりに、普段の拘束時間は短くします。 これはお互いのためだと考えます。 また、お互いの信頼関係の上に成り立つということに注意してください。
前期には、各自でテーマを設定し、データの収集と基本的な解析を行います。 後期には、進んだ解析と実際の論文作成を行います。 テーマは経営に関連したものでなくても構いません。
本人のやる気を尊重します。 時間は限られています。統計学の知識を詰め込むことより、 統計学を学ぶことを通して自分で考える姿勢を身に付けてもらいたいと考えます。
e-mailのアドレスには、yusami の後に
続けて @isc.senshu-u.ac.jp を付けてください。