▼船木亨のプロフィール、のようなもの             

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・この写真は、1999年にイギリスにいるときに「ちくま新書(『メルロ=ポンティ入門』)には絶対必要」といわれ、やむなく撮りました(何でイギリスでフランスの哲学者の本を書いてたんだ?)。古くてすみません。イギリスの写真屋で肖像写真など撮ると、なぜかニヤニヤ笑いの、のったりとした画像ができあがってしまいます。写真は自然ではなく文化ですね。で、この写真は、自分でアルミホイルを両手で拡げて撮ってもらったもので、(見る人が見れば)肩の線にそれが出ています。

 

・イギリスといえば、小学生から英語を教えることが決まりそうだということで思いだすのですが、ネイティヴのしゃべる英語は文法ミスだらけでした。とはいえ、われわれの日本語だってそうです。わたしの提案としては、小学生に教えるかどうかはともかく、入試を含めて一切の英語の筆記試験を禁止することです。試験で差をつけるためにトリビアルな知識ばかりが問われ、「正確にしゃべらなければ恐怖症」に陥ってしまうのではないでしょうか。中高生には、試験のかわりに、日本語をしゃべらない外国人との面接で意思疎通できたかどうかで評価すればいいのでは(手振り身振りもOK)?

 

・わたしは熊本に10年以上いました。熊本は全国で一番といえそうなものがいくつかありますが、近郊にすばらしい温泉が多くあるというのは、そのひとつです。わたしはすっかり温泉フリークになり、いまでも週に1回は温泉に入らないと体調がおかしくなります。熊本では、阿蘇のふもとのほか、山鹿の「ならのさこ温泉」に通っていました(ローカルな話題ですね)。いまは町田方面に出かけていますが、ドライブの途中246の風景がいまひとつとはいえ、結構満足しています。どこの温泉か見当のついたひと、もし温泉でわたしをみかけても、「船木先生ではないですか?」などと声をかけないでくださいね。やはり、いきなり「裸のつきあい」というわけにも・・・。

 

・最初の話題に戻りますが、このまえ、青学に講義に出かけていくために田園都市線に乗っていたとき、ふと見ると、ま向かいのひとが一冊のちくま新書を読んでいました。何の本だろうと思って目を凝らしたら、何とわたしの本で(驚くことはない!)、上の写真がわたしの方を見ていました。読んでいるひとがふと目をあげないか、あるいは車内のひとたちが見比べたりはしないか、とちょっとどぎまぎしました。読んでいたひとは、別に妙齢の女性というわけではありません(関係ないですけど念のため)。

 

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