平成18528更新 専修大学文学部人文学科哲学人間学専攻 選択必修科目

 


現代思想概論 2006年度   火曜日 3時限 <979教室>


この科目の意義について

 この科目は、哲学人間学専攻の7名の教員が順にそれぞれの主題に従って講義するという「オムニバス形式」で行われます。全体のテーマは毎年異なりますが、今年度は「学問について」です。とりわけ1年生のひとにとって、大学で「哲学人間学」ということで学ぶべき内容や方法はどのようなものか、との不安もあると思います。各先生がその専門に近いところから、それぞれ異なった観点で「学問とは何か」をお話します。統一された理念があるわけではありませんが、通して聞いていただければ、全体的な問題探究の雰囲気がつかめると思います。

 そのなかで、フランス哲学、英米哲学、論理学、精神分析、ドイツ哲学、日本思想というように、参照するテキストに応じて、問題にする領域や論じかたも異なるということが見えてくるかもしれません。他方、どの分野にしても、現代の学問観がゆらぎつつあること、建てなおすべき要素があるということにまで、ふれられるかもしれません。ともかく、すべての先生の講義を聞いてもらって、その多様性をまず理解してください。そのなかで自分の関心を引くようなテーマ、論点を見いだすよう務めてください。哲学人間学専攻の全体の雰囲気をつかめたうえで、大学での自分の勉強の方向性が見えてきたら、この科目を取った意義があると思います。


成績評価の方法について

 担当者のスケジュールは別表のとおりです。原則として、それぞれ最後の時間に小テストがあります。日程の欄に◎をつけていますので、その日は何があっても出席するつもりでいてください。名前と感想を書くだけでも、ある程度の点数はもらえるはずです。ただし、小テストによる評価というのはあくまでも原則です。先生によっては、小テストの代わりにレポートを課されるかもしれませんが、そのことも授業中に伝えられますので、しっかりチェックしておいてください。また、出席を取ってそれが点数に含められることもあるかもしれません。

 成績は、すべての先生のつけた評価の合計点です。一回でも小テストを受けないと、それだけで7分の1の点数が取れないことになります。小テストにやむをえない理由で欠席したひとは、ためらわず、担当の先生の研究室を訪ねて事情を説明してください。代わりの課題を与えてくれるかもしれません。各先生は授業の前後に、あるいは担当科目の時間の前後に研究室に行けば、会えると思います。成績のことだけでなく、何であれ遠慮せずに質問や相談もしてください。大学では、先生と積極的にコミュニケーションを取った方が、結局は有意義な生活が送れるのです。この科目をそのきっかけにしてはいかがでしょうか。


平成18年度 現代思想概論 分担表

日 時

担 当 者

小テスト

日 時

担 当 者

小テスト

418

船木

 

926

佐々木

 

25

船木

 

10月 3

佐々木

 

5月 9

船木

 

10

佐々木

16

船木

17

伊吹

 

23

大庭

 

24

伊吹

 

30

大庭

 

31

伊吹

 

6月 6

大庭

 

11月 7

伊吹

13

大庭

14

 

20

金子

 

21

 

27

金子

 

28

 

7月 4

金子

 

12月 5

11

金子

12

出岡

 

18

佐々木

 

19

出岡

 

 

 

 

1月 9

出岡


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