米村 みゆき 〈よねむら みゆき〉

米村みゆき 画像

 Q1:現在の研究は?

  近現代小説における映像性の探求や、スタジオジブリ映画作品の批評、普段私たちが
 見ることのできない非商業系アニメーション作品の紹介と普及に力を注いでいます。

 Q2:大学時代に熱中したことは?

  アメリカの大学に留学し、異文化に触れていました。
 大学院時代は、韓国に留学し、やはり異文化体験をしました。

 Q3: 授業の特徴は?

  在学中になんらかのアウトカム(成果)が出るような教育を目指していますし、プレゼンテーション力や
 コミュニケーション力を高めることや、社会人になったときに大学で身に付けた教養が役立つことのでき
 る人材育成を目指しています。
  たとえば、アニメーションについて学ぶ場合は、制作を実践し、アニメーションの仕組みを体感してもら
 うことから始めるなど、他の人とは違った見方ができるような教育をしたいと思っています。他には、皆さ
 んが慣れ親しんだスタジオジブリのアニメーション等について、奥深く学ぶ講義や知られざるアニメーシ
 ョン作品の紹介と普及なども行っています。

 Q4:休日の過ごし方は?

  プライベートは非公表(笑)

 Q5:進学希望の学生に一言

  日本および世界には、私たちが普段見ることのできない素晴らしいアニメーション作品が存在します。
 これらの作品を授業で扱うと、感激のあまり涙を流す学生さんもいらっしゃいます。
 ぜひ一緒に、新しい世界を“体感”しましょう!

 

 専門 : 日本近現代文学・文化、アニメーション文化論
       (宮沢賢治、村上春樹、宮崎駿、高畑勲)

 担当授業 : 「ビジュアル文化論」「日本文化講義」など

 最終学歴 : 名古屋大学大学院文学研究科博士課程修了  博士(文学)

 主な研究業績 : 単著『宮沢賢治を創った男たち』 2003年 青弓社 (第28回日本児童文学学会奨励賞)
         編著『ジブリの森へ 高畑勲・宮崎駿を読む 増補版』 2004年 森話社
         編著『コレクション・モダン都市文化第38巻 漫画』 2008年 ゆまに書房
         共著『村上春樹スタディーズ01』1999年 若草書房
         北京日本学研究センター設立二十周年記念シンポジウム招聘 
         2005年10月14日~16日 など