テーマ:3年生「国連はいかにすれば機能できるか」 |
イラク戦争をめぐって主要国の対立が鮮明になってきた。国連の無力さがいわれる。 アメリカを先頭に民主主義の原理が主張されるが、公共選択論としては、 多数決原理や全員一致ルールを適用できるのだろうか。
参考文献: @『行きづまる民主主義』J・M・ブキャナン 勁草書房 A『デモクラシーと世界秩序 地球市民の政治学』 D・ヘルド著、佐々木寛ほか訳 NTT出版 B『文明の衝突と21世紀の日本』S・ハンチントン著、鈴木主税訳 集英社 C『デモクラシーの経済学 なぜ政治制度は効率的なのか』 D・ウィットマン著、奥井克美訳 東洋経済新報社
D『新しい世界秩序と国連
日本は何をなすべきか』浅井基文、岩波書店
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2年生「市町村合併が急速に進んでいるが、中央集権を地方主権に変えることはこれでいいのか」 |
地方分権論のほとんどは、地方に権限と財源を譲渡することが主題となっているが、 市町村合併はかえって地方分権を妨げているという見方もある。
参考文献 @『脱「中央集権」国家論―地域主権をいかに創造するか』 江口克彦、PHP研究所 A『地方自治の実証分析 日米韓3カ国の比較研究』 小林良彰編著、慶應義塾大学出版会 B『最適都市規模と市町村合併』吉村弘、東洋経済新報社 C『地方分権の経済学』林宜嗣、日本評論社 D『これからの地方税システム 分権社会への構造改革指針』 林宏昭、中央経済社 E『地方都市
自立・分権への道』酒田哲、東洋経済新報社 |