'99年11月18日 ソニー見学訪問 感想
まず最初に今回の見学を終えて思ったのが、自分の英語力のなさです。他国の方たちといっしょの見学だったので、説明の全てが英語でなされていたので、正直な話全てを聞き取ることができませんでした。これからさらに基礎的な英語力の勉強を取り入れるとともにヒヤリングの練習を取り入れないと、ますます国際の中での自分の置き方を考えさせられると思いました。
世界のトップクラスをひた走るソニーの技術力やマネージメント方法までは聞くことはできませんでしたが、戦略的には商品の安全性や信頼性、ブランドなど全ての視野を取り入れているだけあってどの分野においても他者を圧倒しているように感じました。また新たなものへの切り替えが非常に早く、ソニーとしてのパソコン「VAIO」も取り入れてからまだ数年しかたっていないのに、これだけの販売力をもっているのはやはりブランドと商品の信頼性、性能だけでなく商品の魅力まで持ち合わせ、消費者の心をとらえたものだからこそ売れるものなのだろうと思いました。来年発売と予想されるプレイステーション2にしても日本に限らず、他国の人までもが気にするような爆発的な人気商品となった今、これからは一体どのような戦略を立てるのか非常に楽しみです。ただプレステ2に限って個人的な意見を入れてしまうと、DVDを見れるような機能をつけて現在予想価格39800円で販売するとなると、他の企業のDVD関連商品に大きな影響を与えかねない、また一歩間違うと他者を敵に回してしまう恐れがあるのではないかと思いました。なぜなら今の時点でこの値段まで下げられる企業となるとソニーのような本当に大企業にしかできないので、ある種独占状態になってしまうと思うからです。しかし政府にとってみてもソニー商品が国内需要を高めているので、下手に独占禁止法など出せない状態で手足が出せないので、このままでは競争社会にならなくなってしまうのではないかと思います。これだけの大企業に立ち向かうにはやはり中小企業同士の合併などが考えられるが、はたして現状のままでよいのか今回の見学を通して思い知らされました。
ソニーのメディアワールド見学は現在のソニーとソニーのこれからの2つを同時に体験できた。流石に世界のソニーだけあり、製品からその技術水準の高さを実感できる。私もソニー製品を愛用しているが、(VAIO、MDウォークマン、Play
Station等)SONYと言うブランドだけ選んでしまうのも今回の見学である意味納得してしまった。
私がこの見学でもっとも興味を持ったのは、ソニー全体の売り上げにおけるプレイステーション(ソフトも含む)の割合の高さである。プレイステーションがソニーにこれだけ貢献しているとは思わなかった。これからのゲーム業界を考える上でPS2のようなマルチメディア端末とも言える製品が発売されることで、これまでのゲーム機の概念を変えてしまうかもしれない。(進級論文で書こうと思いますが)
今回のソニーの見学はすべて英語による説明だったことが有意義だった
と感じています。さすがは国際的な企業だけあってSONYの基本戦略など
すばらしく感じました。そしてメディアワールドといわれるところなど
は最新の技術が集積されていてとてもすばらしかったです。特に映像
技術の進歩には大変な衝撃を受けました。あの高画質の映像は日本の
技術のすばらしさを感じさせるものでした。今回見学に参加してとても
よかったと感じています。
今回私がソニーを訪れて最も印象に残った事は、グローバル企業としてのソニーの力はベンチャーマインドにあるという事であった。企業組織の面ではこれまで主流であった大きな一つのピラミッドによって企業形態および意思決定が形成されるのではなく、音楽、玩具等のある程度の規模のピラミッドが幾つも存在し、それそれのピラミッド(ソニー関連企業)がネットワークをつくり、そこに双方向性が生まれて初めてソニーとしてのひとつの企業の姿が現れる。これこそがハイリスク・ハイリターンを可能にする理想的な企業形態であると思われる。こうした複数の関連企業が集まってひとつの組織を形成する企業は日本においてソニー以外にも多く見られるが、それらの企業とソニーとの違いはやはりネットワークを上手く活用し相互により効率的な、そしてより高い生産性を上げるための企業統治を行なっている点にあるだろう。その結果が現在ソニーをグローバル企業へと成長させている要因なのである。だが何よりも重要なのはこうした企業が生み出す製品が我々のライフスタイルを向上させるのも確かだが、その製品を扱うのはまぎれもない人間であると言うことだ。ユーザーなしに機械による付加価値は生まれない。機械は正直過ぎるほど人々の心をうつしだす。これらは人々が決して機械に採って変えられない存在である事を表している証拠なのである。
今回ソニーを訪れるにあたって、気になっていたことが有った。それはベータはどこに行ったのかということだ。結局ベータは今ではプロが使っているというとのことだ。性能のよい物はやはり生き残って行くということが分かったような気がする。
今回、プロ用の器材、テレビカメラだが、昔持ったよりも軽くなっていた。技術の革新だ。プロ用の器材にふれる機会はあまり無いので、とても刺激的だった。
ソニー見学後、私が感じた事は、企業というものは、自社の(現状)分析を世界規模で詳細かつ明確に行っていく必要があると改めて実感しました。その上で初めて、各企業はより効率的に経営をして行くにはどうするべきかが判断できるのだと考えました。(ここで重要な点としては、これからは世界的視野でとらえていかないと、高速に多種多様化する流れに適応していくのは不可能だという事です。)
私は、これからは就職活動をするにあたり、企業の現状・今後どのような方針なのか、そしてその方向性が自分と一致しているのかといった事などを分析していかなくてはならないと考えました。
@ソニー見学から学び実感したこと
1、人材の豊かさ
2、これまでの実績と大企業たる技術のノウハウに裏打ちされた発想の 豊かさ
3、国際市場での競争力強化を重視した明確な生残り戦略
4、従来の組織にとらわれない、柔軟な経営改革を実施する判断力
(とは言っても今年に入ってからだそうだが・・・)
ソニーの技術力、今後の方向性を探ることができた。
以前NTTマルチメディアセンターへ見学に行った。その2企業を踏まえ
感じたことは
1.各自企業で持っている技術を日本はうまくマネジメントできているのか
2.日本はアメリカの通信技術から10年遅れているといわれるが果たしてアメリカはどの程度技術力が進展し、マネジメントしているのか
3.それに政府は今後どのように関わっていくべきなのか
ということでした。
これは大きなトピックなので自分なりにも考えを詰めていきたいと思います。
今回のソニー見学に参加して興味深かったのは、ソニーのリストラ対策において人を簡単にレイオフするのではなく、
まず各工場、グループを効率化(統合など)することによって行われていることについて感心した。
あとソニーでの利益のうちわけでプレイステーションなどのゲームにおける利益に大きさに驚きました。
個人的には、テレビ・CDプレイヤーなどでの収益が大きいのだろうと思っていたので話を聞いてて大変興味深かったです。
英語での説明でしたが、かなりわかりやすく話してくださったおかげでSONYという大企業の普段見れない情報がみれて感激しました。
そして、SONYの最新技術の一端をのぞいたことによって、企業努力の素晴らしさとこれからの情報化に期待を持てました。
また、今のSONYはもう日本の誇るSONYの域をとっくにこえて国際企業としてのSONYとして存在しているのだと再認識しました。
個人的にAIBOが見れなかったのは残念でした。
=ソニー見学で不思議に思った事=
”何で日本人がスーツ着用なのに、留学生はラフな格好なのか。”
これが一番不思議に思った。同じ集団のはずなのに、どちらもおかしく見えた。
=ソニー社内に入って恥ずかしかった事=
とにかくみんながしゃべっていた事。
=ソニーの説明=
英語で説明を聞き、聞き取れないところが多々あった。もっと、もっと、ヒアリングの能力を高めなければ。と、思った。これが、いいキッカケとなり、只今ヒアリング対策中。
聞き取れたところから判断すると、SONYは国の枠にとらわれずに、海外でも国際企業として活躍しているスゴイ会社らしい。
=説明の後のメディアプラザ見学=
未来の電気屋さん(?)って感じがした。写真をとってくれたり、乗り物に載せてくれたりで至れり尽くせり。映画まで見せてくれた。
しかし、たいして目新しいものナシ。本当に見たかったものは見せてもらえなかった。残念。
ジェットコースターのようなものに乗せてもらったが、次世代ビックリマシーンより、隣の人のオーバーリアクションにビックリ。あれほど声高々に説明するんだからよほどすごいマシーンなんだろうけど、特に何も感じる事が出来なかった。映画も、前述と同じく。
=全体の感想=
品川の街の雰囲気が気に入った。あんな街で働けたらなぁ。なんて思った。
SONYは、受付のお姉さんまで、英語ペラペラ。スゴイなぁ。会社全体に活気、自社への誇りのようなものを感じた。企画を企業全体から吸収しようとするあたりがSONYのあの力強さの源なのかもしれない。
SONYの雰囲気を肌で感じる事が出来たので、今回見学に参加できたことを嬉しく思います。
今回のソニー見学で、ソニーがPS2を家電のネットワーク化の中核にすることをプレゼンテーションで明言したことに驚きました。PS2は既にCSを使ったネットワークを2001年には始めることは周知の事実であるし、それを見越した音楽ソフトの配信も来年には始めることになっています。PS2が「ゲーム機」としてではなく「家電」として各家庭に浸透するのは「PS2は初日で100万台売り切る」との自信も一ゲームファンとしては笑いとばす事はできないといえます。(もちろん100万台ものハードを各小売店におけるかという問題がありますが)PS2にDVDが搭載されているのはCDの容量的な問題だけではなく、「家電」として売り込むための布石以外の何物でのないと思います。今回のソニー見学でゲーム、ソフト関連の売上が全体利益の39%も占めていたのに驚き、これでソニーのPS2戦略も少し見えてきました。PS2だけでは家電のプラットホーム化は性能的にきついかもしれなせんが、PS2がその布石となるための製品であることは容易に想像がつきます。これからのソニーの動向からは目がはなせないと思います。
SONYは、盛田前社長から出井現社長に変ってもSONYのベンチャースピリトというものは、失われずに今もなお引き継がれている事を感じました。SONYに対して抱いていた3Sというイメージも感じることができた。Sとは、スマート、シンプル、シャープというものである。SONYの製品を見てもどれも今までの製品とは違いかたやぶりな物が多く、このベンチャースピリトつまりフロンティアが、日本の企業をリードしているのだと強く感じた。
最も私にとって驚きであり、衝撃的だったことは、受付の方も、プレゼンテーションを行った方も、英語を完全に使いこなしているということでした。社内の隅々まで国際化に対する対応が行き届いているという点は、さすが世界各国で事業を展開し、勢いに乗っている企業なだけのことはあると、妙に感心してしまいました。
ソニーは現在最もグローバルな優良企業である。しかし、21世紀を迎えようとしている現在、いかなる優良企業たりとも10年後の自社というものがどうなっているのかを明確に知ることはできない。しかし、今回のソニーのプレゼンで感じたのは、企業の進むべき明確なビジョンを持つことはできるということだった。緻密な分析の上でのハッキリとしたビジョンを持ったソニーのプレゼンテーションは大変興味深かった。
プレゼンテーション後のさまざまなソニーのテクノロジーの見学に私はマルチメディアの確かな可能性をそこに感じ取った。
<ソニー見学について>
流石は世界に名高いソニーである。
徹底した顧客へのコンセプトの理解とこれからの時代の方向性を、ソニー独自の、ソニーにしかできない方法で提示していた。
特に、プロモーションの重要性を強調するほどの投資額をうかがわせる設備と、最新技術(本当の最新技術はさすがに見せてもらえなかったが・・・Aiboに関してはソニーにもおいておけないほど品薄だそうだ)の列挙によって、ソニーが技術的に時代をリードするという姿勢が強く感じられた。
また、国際化に対応する社員教育は徹底しており、プレゼンテーションの英語化はもちろん、外国人の見学客を積極的に受け入れ、しかもその外国人に対する澱み無い解説が行われている点から見ても、グローバル社会に対応した企業作りへの努力がみられた。
今後は他の競合企業の見学を通して、技術産業全体の方向性を探ってみることも興味深いことである。
建物事体は、そんなにパッとするものではなく今まで抱いていたSONYのイメージとは違うなと感じた。しかし、見学が始まってすぐ私は、気がついた。SONYは、人が華やかなのだと。
私は、技術関係には疎いのでいろいろ説明して下さったが、「将来機械音痴の人間に対してどのような配慮がなされるのか」といういたって生活者視点の感想しか持てなかったが、それを説明して下さった方々からプロ意識というものを垣間見ることが出来た。
しかし、ああなるにもSONYの理念にのっとった徹底した教育がなされたからであろうと思う。一体どのような教育がなされているのか気になるところである。
今回留学生と共に見学したわけだが彼らはどのような感想を持ったのだろう。今度知り合いの留学生に聞いてみようと思う。
ソニーを見学してまず驚いたのはいろいろな説明が英語でされた事でした。留学生がいたという事もありますが、いろいろな方々が英語をツールとして当たり前のように使いこなしている事に驚きました。
ソニーを見学した時にフュース先生が言っていた、「日本企業ではなく、グローバル企業」という言葉を思い出し、いろいろな説明を聞いているうちにこういう事なのかなと思いました。
プレステ2やアイボを見る事が出来なかった事は少し残念でした。