2000年ゼミ活動第7回(6月1日)  書記 山村直子

@事前連絡(●堀さん帰国について ●インナー・インターについて ●新人戦について)

A今週の顔 鈴木竜介 TOPIC41「ヴィンテージ・ジーンズについて」
B討論「円を国際基軸通貨にしたときのメリット、デメリット。その後、円が基軸通貨になることへの是非の検討を。」
C教授からの補足説明
E次週までの課題
@事前連絡

●堀さん帰国について

昨年ネブラスカ大学に留学されていた堀容子さんが 今週からゼミに参加されることになりました。 そこで、今回は、留学中の勉強内容や学校生活、アメリカの文化、 及びそれらを通して得たこと。また、これからの目標などをお話して下さいました。

◎留学期間 1999年5月末〜2000年5月

◎学校生活 予想通り大変。

◎相違点 学校編:授業内容が日本とは異なる       

生活編:日本が米を意識しているほど、米は日を意識してはいない。

◎勉強内容 マクロ、ミクロ ◎その他  日本の文化、歴史を振り返ることが多かった。

堀さんの留学中の詳しい情報はこちらです。

 

●インナー・インター大会について

対ゼミが決定しました。

電子掲示板の利用により、討論を詰め合わせる方針で行います。

●サブゼミについて

来週よりゼミ77にて行います

●新人戦について

担当分野 参加ゼミ 討論テーマ(現在調整中)
金融班 野口ゼミ

テーマ 規制緩和〜日本の景気回復を考える〜

・財政→ケインズ政策における公共投資の効果

・金融→金融ビックバンについて

・産業→消費者について、これからの日本経済に必要なものとは?

財政班 鶴田ゼミ・徳田ゼミ

テーマ 景気回復 ・雇用→能力給の是非について

・税→公共投資について

・金融→21世紀に向けて、不良債権を発生させないためには?

アジア経済班 野口ゼミ・徳田ゼミ鶴田ゼミ

NEISの中でのグローバル化。また、それによるグローバル化を 図る。

・金融:現在作成中

・産業:現在作成中

3年生からのアドバイス

・具体的な政策に関して考えておきましょう

・金融ビッグバンの波及効果、その他の政策はすでに過去のことで、波及効果のデータもあるはずです、では今後 どうするのかと言う点を良く考えておきましょう。

 

新人戦日程 

6月1日  論文提出

6月17日 新人戦

新人戦班分け

金融班
国際経済班
財政班
田村直之(書記2年)

高村雅秀(2年)

石井英嗣(2年)

永松和宏(2年)

小西加津奈(2年)

吉岡千晶 (2年)

宮澤奈緒(書記2年)

株屋根彩子(3年)

稲嶺しのぶ(2年)

鈴木竜介(2年)

三宮慎大朗(2年)

 

辻文野(書記2年)

正根寺舞子(2年)

佐々木麻希(2年)

川嶋靖代(2年)

飯野勝也(2年)

江藤裕史(3年)

 

A今週の顔 鈴木竜介 TOPIC41「ヴィンテージ・ジーンズについて」

ここでは今週の顔として、ゼミ生のコラムを紹介していきます。今回は2年生鈴木竜介のTOPIC41「ヴィンテージ・ジーンズについて」です。

現在製作中です。もうすこしおまちください

 

B討論「景気と国際金融」第二章

テキスト紹介  小野善康著『景気と国際金融』 岩波新書

内容紹介    本書の土台となった理論は、現代現代マクロ経済学の基礎をなす、ダイナミクス(動学理論)の考え方である。しかし、現在のほとんどの動学理論では需要不足が引き起こす不況という発想がきわめて軽薄である。本書の特徴はそれを中心据えて分析しているところにある。

学習方法

@ゼミ生は本ゼミまでに、指定された範囲を読み、火曜日24時00分までに掲示板に感想と論題を書きこむ。

A毎週交代で三年生が討論の司会進行をする。(司会は掲示板より論点と班分けをしてくること。)

B班別で論点整理をし、全体のディスカッションから結論を導き出す。希望者はパワーポイント等を用いたレジュメを作成してくる。また次週ゼミまでに感想を掲示板に書きこむ。

 

司会・株屋根彩子

方法・テキストを元に、グループディスカッションを行う

@グループディスカッション、「円を国際基軸通貨にしたときのメリット、デメリット。その後、円が基軸通貨になることへの是非の検討を。」

A班

デメリット

: それまでのProcessでリスクが発生する。 経常赤字にすることは、国内輸出産業にとって痛手である。経常赤字がマイナスであるということは、国内製造業の危機。

メリット

@為替相場の安定

A対外債務を変化させることが出来る。

B班

デメリット

・輸出規制をしなければならない。 ・円安になるが輸出規制をしているため円安を動かせない。 ・円安のために、輸入商品が高くなる。

メリット

・経済大国として、政治力を発揮できる。

・外交に有利

C班

デメリット

経常収支の赤字、日本の体質に合わない。 もし、日本が国際基軸通貨国になった場合、 日本の体質に合わない。(貯蓄が多いと言う点で)

メリット

・国際金融外交で政治力を発揮出来る。

D班

 デメリット

(円が基軸通貨に決定したと仮定して)

政治力の相殺(日米互いに経常赤字のため)

バブル懸念

メリット

政治力がつく

借金の棒引きが可能

景気回復に役立つ

結論: 基軸通貨にすべきではない。

理由: 円が基軸通貨になった場合、円、ドル、ユーロともに経常収支赤字の状態を招く 恐れがあるため。

教授からの補足説明

○海外部門の収支=民間部門の収支+政府部門の収支 このとき海外部門の収支は、貯蓄と投資のバランスがポイント

       貯蓄と投資のバランス           

・経常収支 =(一般企業+個人部門)+財政収支

日:+10,172=(−8,085 +36,734)  −17,879

米: −    =  −(増えつづける)  −⇒0になりつつある。将来プラスになる可能性あり。

        日本   米

経常収支   +   −

一般企業   −   

個人部門   +   −(一般企業+個人部門)

財政収支   −   −

○体質は、変わらない。  しかし、米が財政収支に関して体質変化が起こりつつある。

○米がマイナスになると日がプラスに。  米がプラスになると日がマイナスに

<教授より議題提起>

*日本の体質を考えつつも、米の体質を考えた上で、日本が信認を獲得しつつも、経常収支赤字を達成し、基軸通貨国に なるためには、どうすべきか。

 

D次週までの課題 来週の司会 株屋根より

○第5章の5秒1分3分マトメをする。・出来ない人は、各章ごとのまとめても良い。・論点も書いて下さい

E事後連絡

○教授の仰った議題に対して、班ごとに見解を出してください。また、感想もあれば記入してください。(BBSに)

○“金融システムの未来”の第1章の事前感想をBBSに書きこんでください。

○各章司会担当の3年生は、プレゼンテーションの準備をしてください。 ○3年生進級論文の要旨を発表してください

書記からの連絡

書記係山村から英語班、数学班、新人戦の書記へ

○ 木目細かなフォローのため、英語班、数学班、新人戦班の担当の方は、それぞれ記録書を作成し、PC班富田の方まで直接提出するようにお願いいたします。

* 今回の書記に関して、何かご意見がございます方は、書記係山村までお願い致します。→e100548@isc.senshu-u.ac.jp