2000年ゼミ活動第16回(10月5日)  書記 辻文野

@事前連絡(●田中先輩より ●ゼミ長連絡 ●公開ゼミ・試験について

A今週の顔TOPIC48 高村雅秀「キャラクターグッズについて」

B「経済白書」討論
C教授からの説明
@事前連絡

●田中先輩より

田中さんが就職活動の感想として最初に言った言葉は「長かった。」でした。「SEのネットワーク関連の仕事でソフトウェアの会社に内定がでました。」との、報告。就職活動のアドバイスとして次の点を上げて下さいました。

・面接ではよい事を述べようとすると失敗する。自分の活動してきた事を素直に紹介する事が大切。

・常に自分のしてきた事に対して熱意を持って素直に話す。

・SPIはやっておく必要がある。(特に金融関連企業)

また、教授が補足的にアドバイスして下さったのは次の点です。

・ゼミで活動した事は様々な面で活用できる。

・ゼミ活動がそのまま就職活動に生きてくる。

・あまり力み過ぎないようにアピールする。(TOEFL、留学など。)

・論理的に話せるように、また型にはめた説得方法を。 ・何をするにも初心を忘れない事。

●ゼミ長連絡

・前期ゼミ活動の感想、夏合宿の感想を未入力の人は早急にお願いします。

●公開ゼミ・試験について

日時:10月12日(木) 4展開、14時50分から    

場所:95I    

内容:教授によるゼミ活動の説明 10分(目的、内容について)       

本ゼミ長、国ゼミ長の説明 各2、3分

 

A今週の顔 高村雅秀 TOPIC48「キャラクターグッズについて」

ここでは今週の顔として、ゼミ生のコラムを紹介していきます。今回は2年生高村雅秀のTOPIC48「キャラクターグッズについて」です。

現在製作中です。もうすこしおまちください

 

B「経済白書」ディスカッション

*始めに、教授より:グラフを一つ一つ理解するのも大切だが、まずは幹を理解しましょう。

参考文献紹介

平成12年度版『経済白書−新しい世の中が始まる−』

編集 経済企画庁

発行 大蔵省印刷局

巻頭言 「経済は変わった。そしてますます変わりつつある」。経済企画庁としての最後の「経済白書(平成12年度次経済白書)」の序文をこのように書き出せるのは、必ずしも歴史的偶然ではない。世の中の変化が政府行政機構の改革を求め、機構の改革が経済の変質に対応しているといえるからだ。−−−経済企画庁長官 堺屋太一


望月ゼミでは昨年度はバブル崩壊とその後の経済分析をもとに経済原論に基づく日本・世界経済の理解、本年度前期は輪読形式による経済学の様々な分野の理解、また教授の授業を通して、回帰分析をもちいた経済学(情報経済論)を学んできた。そして今回データに基づく経済分析の導入として経済白書を選択するに至った。後期ゼミの中心命題は「IT」い設定し、ITが日本経済に与えた、与える効果の分析を行っていきたい。

●「日本的な環境のなかでのITの本質的影響とは?」

A班

1)・IT技術の導入 ・経営システム変化    労働市場の流動化     

2)・産業構造の変化 ・・・求められる教育 (高等)即戦力となる人材育成 (企業・生涯)積極的な自己によ る教育機会の増加 「自己責任の教育」

B班

・ITを使う側と使われる側の2極に    

・従来の日本型経営システムの崩壊ではないか?       

それに対応した教育の必要性

C班

産業構造の変化    

・個人の意識改革や知識の必要性など、自己責任原則の徹底             

・人材:知識、創造力、技術を持つ人材が求められる      

・組織:横の繋がりが求められる市場と業務の専門化    

・教育:自己に対する教育投資意識の高まり          

・社会福祉に基ずく生涯教育の重要性

D班

・スピードが要求される時代になる     

 ・流動化      

・教育の質の変化      

・消費者参加型

E班

・政府の政策    

・人材育成の必要性

 

C教授のレクチャー

・「経済白書」p160(8)図の読み取り方について

・p364(3)労働生産性の要因分解式        

V:付加価値 value added

K:資本(g: general i: information)

L:労働 labor   

・非線形を線形にするにはlogを使う。

・ 一人あたりがどのくらいの価値をつくるのか:労働生産性

・ 基本式を全てLで割る。 ・ p364の計算結果をみると・・・    

・ベータが+(プラス)ということは、情報化投資が上がれば上がるほど、1人あたりの労働生産性が上がる。

・データから、情報化によるものによって労働生産性を挙げていることがわかる。

・寄与度と寄与率 (教授が最終的にやりたいこと)    

国際化が進むと競争は激化する。では、情報化はそれと共に進むのだろうか?

 

書記からの連絡

* 今回の書記に関して、何かご意見がございます方は、書記係川嶋・辻までお願い致します。

川嶋→w110181@isc.senshu-u.ac.jp

辻→e110251@isc.senshu-u.ac.jp