2001年ゼミ活動第23回(12月6日)  書記 
<<連絡事項>>
@欠席者連絡
A忘年会について
B慶應大学との論文交換会について
C卒業論文・進級論文について
D今週のディスカッション
 
@欠席者連絡


本日の欠席者 吉岡(連絡有り)、三宮(風邪)、両角、富田、河合(風邪)、山村、株屋根

A忘年会について


12月20日 ゼミ終了後、栄花にて忘年会を行います。
時間等の詳細は今後、幹事より連絡有り。

B慶應大学との論文交換会について


日程が12月13日、場所は慶應大学(三田キャンパス)に決定しました。
時間は未定ですが、16:30〜を希望しています。
望月ゼミ生の参加人数は、9人(各班より3年生2人、2年生1人)です。

C卒業論文・進級論文について


年明けに卒業論文の発表を予定しています。
1月10日、17日(仮)の2回に渡って行います。

D『雇用改革の時代 働き方はどう変わるか』 1章〜4章     司会 岡田

今回使用する参考図書
題名
著者
発行元
「雇用改革の時代 働き方はどう変わるか」
八代 尚宏
中公新書 1508


議題1「どのような経済環境の変化あり、なぜ終身雇用制度が成立しなくなったのか?」

<1班:長谷川、白井、高村、三宮、小西、河合、株屋根、富田>



<2班:井口、原、伊藤(瑠)、永松、吉岡、辻、津ヶ原、木幡>



 
<3班:高橋、伊藤(和)、田村、正根寺、川島、吉沢、両角>

・長期不況

・国際競争力の低下
 バブル期の過剰雇用
 国際的な技術革新競争への乗り遅れ
 社会主義国崩壊による国際労働市場の変化→産業空洞化

・会計基準の変化
 キャッシュフローへ→資本少なく、生産性高い

<4班:朴、岡田、飯野、鈴木、稲嶺、江藤、山村>

成立している理由
・高成長
  ⇒事業拡大・ポスト拡大
・人口構成

成立しなくなってきた理由
・グローバル化(自由化)⇒日本の高コスト体質が顕著に
・少子高齢化
・低成長⇒事業縮小
・産業構造の変化のスピードが速い⇒雇用の流動化が必要


<統一見解(司会者より)>


終身雇用制度 ⇒⇒⇒⇒⇒⇒⇒⇒ 終身雇用制度崩壊
・高成長
・ピラミッド型人口構造
・国内規制

・低成長
・少子高齢化
・女性の社会進出
・グローバル化(国際競争力)
・金融などの自由化


このような経済環境の変化に伴う弊害、問題に終身雇用制度では、限界があり維持できなくなっていった

ディスカッションA

議題2「新しい経済環境に対応する雇用制度とは、どのようなものか?(政策も含めて)」

<1班>

望ましい雇用形
・高齢者の労働環境整備
・女性の労働環境整備
・非正規社員の充実

対策
・法整備(保育所の整備など)
・能力主義の徹底
(資格制度の再整備を行う→個々の労働能力に対する判断基準をク明確にする)
・職業紹介事業の規制緩和
(労働者向けのより多くの選択肢を提供する→マッチ率を高める)

<2班>

<望ましい雇用形態> ⇒⇒⇒⇒⇒⇒⇒⇒ <政策面>
・パート、非正規雇用の拡大
・能力主義
・女性、労働者の雇用
・保証を拡大する
・年功序列制度廃止−企業内で競争

ホワイトカラー、グレーカラー、ピンクカラー、パートの区別を明確にする

 
<3班>

新しい経済環境に対応した雇用制度・政策
企業  レイオフ-----------データベース化(労働市場)→派遣会社の発達

解決すべき問題
労働者  団塊の世代-----------生産性に見合わない賃金の要求
マクロ  デフレ解決

<4班>

・非正規雇用の権利拡大 → 職業紹介機能の効率化、職能給
・年金/退職金にポータビリティー
・再教育の充実

<統一見解(司会者より)>


・パートなどの非正規雇用者の拡大として、派遣業者、職業紹介事業の充実
・人口構造的視点から見て、女性や高齢者に適した(働きやすい)環境づくり
・年金、退職金といった将来への徹底した対処

書記からの連絡

* 今回の書記に関して、何かご意見がございます方は、書記係岡田までお願い致します。

岡田→w120241@isc.senshu-u.ac.jp