2002年ゼミ活動第5回(5月16日) 書記: Web:

(1) 欠席者
(2) 4年出席者
(3) 連絡事項
(4) 今週調べてきたこと
(5) 今後の方針


(1) 欠席者

井口(体調不良)

(2) 4年出席者

永松・田村

(3) 連絡事項

・来週もゼミ活動は98Gで行いますので、間違えないようにしてください。
・再来週の月曜日に2年生の各班代表には新人戦の論文の要旨を説明してもらいますので、準備をしておいて下さい。
・コラムをまだ提出していない人は早くPC班に出してください。


各班、調べてきたことを発表して下さい

マクロ班

 GDPギャップ=実質GDP−潜在GDP/潜在GDP
 実質GDP=α×労働投入+(1−α)×資本投入+全要素生産性  
潜在GDP=α×(労働投入)+(1−α)×(資本投入)+全要素生産性  
GDPギャップをスラックスと考えていこうとしましたが、潜在GDPの数値を計算することは困難である上、数値をどこかからもってくることも困難だったため、労働投入・資本投入・技術進歩のどれがギャップを産みだす要素になっているのかを理解することは無理であるという結論に至りました。現段階では、今度どうしていくのかもまとまっていません。

・消費と貯蓄、投資の関係
ここでは、高貯蓄であるのにその蓄えが投資に向かっていないことが資金のスラックスであるという考えの元に、1週間でデータを集めた結果、金利が下がっているにも関らず貯蓄率は上がっている。また、実質所得も下がっているのに貯蓄率は上昇していることがわかりました。この背景には将来不安があるとかんがえられます。今回、投資について見ることができなかったので次回までには投資を組み入れていきます。
しかし、結論がどうなるのかは未定です。

ミクロ班

設備投資→どの産業も平成9年を山に下落傾向(金融恐慌が原因か?)以後平行をたどる傾向にある。

空室率→上昇トレンド。都市、地方ともに上昇しているが、地方都市の空室率は都市より高い。原因としては、不況、オフィスの効率化、ITなどによる効率化が考えられる。

国際班

・前提:財市場でのスラックスを考えていく上で、以下を前提とした。



90年代前半以降、日本経済の「潜在成長率」は4%から1%程度に下方屈折している。


今後の方針。来週のプレゼンを見越した上で発表して下さい。

マクロ班

(S+T)-(I+G)=NX  つまり、国内における高貯蓄は国内投資の停滞をさし、海外投資に回っていることを示す。これをスラックスととらえ、国内投資が上昇トレンドに転換しない要因をみていく。
潜在GDPを求めることは出来ませんでしたが、実質GDPを用い、各期間ごとの平均成長率をもって潜在成長率とし日本経済の成長の変動をみてその要因を探っていくことにする。

ミクロ班

スラックスの定義

スラックスの悪影響

ストックのデータ

フローのデータ
(ストックの与えるフローの影響。フローはストックの調整)

投資や潜在成長率の停滞

ケース・スタディによるデータの検証
(新聞などを用いる)

国際班

問題点:では、そのスラックスを実際に生んでしまっている要因は何なのかを、国際班の観点から問題点を具体的に見ていく。
l 国際収支
l 産業の空洞化
l 投資の流れ など

・統計:実際にうえであげた問題点を統計を用いて分析。


司会者から

岡田

今後のゼミの進行方法としては、各班来週のプレゼンに向けて準備を進めるようにします。 その際には他の班の内容との繋がりを踏まえ、データや理論モデル等を使いながら作り上げていってもらいたいです。

白井

2週にわたり財市場におけるスラックスをそれぞれの班で考察してきましたが、先週よりも具体的に話を進めることができたのではないかと思います。スラックスの各班との関係も考えながらまとめらていましたが、ディスカッションによってそれぞれの班の持つ問題もはっきりしてきたと思います。プレゼンまでに、具体的なデータや原論を用いより説得力のある有意義なものになるよう財市場のまとめを頑張りましょう!



書記からの連絡

* 今回の書記に関して、何かご意見がございます方は、書記係原までお願い致します。

原→w120058@isc.senshu-u.ac.jp


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