各班の統一した問題意識として
「実質の経済成長率」と「潜在経済成長率」の差から生じるギャップが挙げられた。
そこにスラックスがあると仮定すれば、それを解消することによって潜在成長率を達成できるのではないかという観点から、
各プロジェクト班がそれぞれのアプローチを行った。
マクロ班は、ソロースワンモデルを用いた経済成長理 論を発表し、
ミクロ班は、ストック・フローの観点から考え、
国際班は潜在成長率の低下要因を国際競争力と考えその背景と期待成長率について提唱した。
結果、成長阻害要因である「スラックス」という存在が明らかになったと言えるだろう。 |