AERA
(1997.5.26)減量経営のアダ花「派遣が会社を占領する日」について吉田真理
人材派遣というシステムについては、それが市場として確立した今日でも依然と賛否両論交じっている。
女性社員の補助的業務を派遣社員にスライドすることで、“女性社員の使い捨て”を助長するのでは……と懸念する人も多いだろうが、“使い捨てでもいいから合理的に大手企業で働きたい”と働く側もちゃっかり割り切っているケースが多いが現状である。
腰掛けOLよりはプロ意識が高いだろうが、アメリカの派遣社員とは社会での位置づけや背景も異なり、まだまだプロと呼べる人は一握りしかいないといっても過言ではない。
今や
2000社を超える派遣会社が、これからの生き残りの為に各社様々なオリジナリティーを考え出すことだろう。今以上に派遣業界を活性化するような新しいアイディアに期待したい。とともにそれを企画する側にまわりたい、と切望する私である。