オリジナルウェブサイト開設回顧録

1998.1.31宮澤

19969月、望月ゼミナールはコンピュータ係を中心としてオリジナルウェブサイト開設に着手。当時三年生の梶山勇人さんと松崎淳一さんを中心としてhtmlを書き始める。バージョンは0.1から上げていくことになった。当時私は二年生でまだパソコン歴3ヶ月の初心者。そんな先輩二人をただ横目で見る日々であった。

情報をWebに公開することはまず発信者が公開情報をデジタル化することから始まる。望月宏教授のご意見もあり、ゼミ生全員も自己紹介を掲載するためフロッピーに記録することから情報化をはじめた。パソコン所有者がゼミ生の半数に満たなかった当時、まずはパソコンに慣れることからはじめたのである。教授の講義「電算機入門」「情報経済論」を通じてゼミ生は少しずつ学ぶしかなかった。自己紹介は少しずつではあるが集まりはじめ、全員の分の掲載に成功した。梶山さんと松崎さんはさぞ苦労したのではないかと今になって思う。

現在、専修大学は日本国内大学で初めてWindows NTをベースにLANを組んでいる。9号館の完成で総端末数は現在の3倍となるなどようやく情報化に対して大学側が寛容になってきた。しかし19968月までは少々旧型のDOS/V機と最新バージョンより3も古いバージョンのワープロ・表計算ソフトを大学は導入していた。私がオールインワンパソコンを購入したのは同年6月であるが、最新バージョンワープロソフトの使い勝手の良さに驚いたものである。やはり、初心者が使おうとしているときには最新ソフトウェアでその使いやすさを見せつけることが重要であると感じた。

さて、19974月に私は二代目のコンピュータ係となった。「多分将来役立つだろう」という安直な気持ちで立候補した。コンピュータという係の仕事内容がまさかこのようなこと移行していくことになろうとは、そのときキャスターマイルドを吸いながら呑気に構えていた私が気付くはずもなかった。

「ウェブサイト更新維持奮闘録」につづく