就職活動記録
Sayama.H 私は、主に志望業界を情報サービス産業、志望職種をSE(システムエンジニア)として就職活動を行いました。就職活動を始めたときには、他に金融や商社等も視野に入れていましたが、 「文系でも何かを作る仕事ができる(別にSEだけがそうとは限らない)」 「アメリカの例もある通り未来のある業界(と独断と偏見で予想した)」 「キャリアアップのはかれる仕事(しかし、どんな仕事でも自分次第かもしれない)」
という理由からSEを目指し、複数の企業より内定をいただきました。
具体的な活動内容は……
12月頃より、インターネット、Eメールによる資料請求を始める。これには、インターネット上の就職サイト(リクルートナビ)等が大変助かりました。志望企業に一括でメールを送信できるので、時間を短縮して企業にアクセスできます。しかし、私の場合、企業にアクセスしすぎて、後でまとめるのに苦労しました。
2月頃より、セミナー、会社説明会に参加し始めました。このころはSPIの対策を立てておらず、説明会の後にいきなり適性がしばしばあって、困りました。適性テストに受からなければ、面接で自分をアピールすることもできないので、この対策は十分に立てておいたほうがよいと思います。私は、解けた問題でも「この答えであっているのか…?」と見直しをしたりして、時間が足りなくなることが多かったです。性格ですね…。
3月頃より、適性試験に受かった企業から面接が入り始めるようになりました。その際に私が心がけたのは、「短い面接時間に口に出したことしか伝わらないのだから、どんな質問をされても、黙ったりせず、できるだけ自分をアピールする話題に持っていこう」ということです。実際いきなり「君、顔色悪いね〜!」と言われ、面食らったこともあります。この時は、表情に出さず、「はい!」と答えてしまいましたが、後でまずかったなと反省しました。このことから上記の心がけを実践していこうと決意しました。
四月も、面接とセミナーに出席するため、毎日リクルートスーツを着て、家を出る日々が続きました。しかし、あんまり就職活動をやりすぎると、気が滅入ってくるということに気がつき、自分で勝手に納得して、しばしば休みを入れるようにしました。「今年の就職活動は期間的に長い」という情報が新聞やTV等で流れていたのに影響され、後半バテないようにしようとも思っていました。
五月のゴールデンウィーク過ぎ頃に最初の内定をいただきました。その時すぐに、「内定誓約書」というものを書かされそうになり、その場は、自分が納得できるまで就職活動がしたい、とか、自分の将来を決めるに当たって重要な決断だからもう少し待ってほしい、とかいう理由で誓約書を書くのを待っていただきました。この頃から、よりはっきりと自分の中での企業の優先順位を考え始めました。
六月に入り、最終面接が増え、その後内定を3社からいただきました。一気に内定をいただいたのでびっくりしましたが、その中でも自分自身が本当にいきたい企業を選び、就職活動を終えました。最終面接では、「内定を出したら、ウチ(会社のことです)にくる?」と言われることが多かったので、きちんと自分の中で第一志望か、そうでないのか等を決めておいたほうが良いでしょう。
最後に私自身の就職活動を通して……少しアドバイス 私は、「自分のために、自分なりに活動する」ということが重要だと思いました。就職活動については、様々な情報が流れています。その情報にただ流されて右往左往せずに自分自身をしっかりと持っていたほうがいいでしょう。もちろん、友人や先輩方からのアドバイスを無視しろと言っているわけではありません。どんな情報を手に入れても、その情報からどんな思考・判断をするのかは、やはり自分自身だということです。そして、自分自身のためですから、厳しいとは思いますが、がんばってください。 |