インナーゼミナール大会財政班報告

 

<財政についての考え・・>

望月ゼミでの財政のスタンスは、まず現在の景気はかなり深刻だと受け止め財政赤字 の削減よりも景気対策を優先するべきだと考えています。そのために法人税・所得税を下げて消費を刺激し、赤字公債を発行しても必要な公共投資は行なうべきだと考えています。

<討論内容について・・>

各ゼミとも財政構造改革で言われている財政の立て直しについては同じ意見 でした。ただ税制については対処の仕方に少し違いがありました。税制は直間比率の是正について財政を立て直す直すためにはどうしたらいいかということがテーマでした。ここで財政建て直しに直間比率は関係ないのではないかという意見と関係あるという意見とに別れました。

望月ゼミとしては金子ゼミと同じようにあまり関係ないという意見をもっていました。なぜならばわたしたちのゼミは景気対策をまず考えたのでそのことと直間比率は関係ないとおもったからです。

財政の所で一番の意見の相違は、現在の景気の見方でした。私達のゼミのように、景気は深刻に悪化しており景気対策優先で規制緩和、有効な公共投資、法人税・所得税 の減税を主張するゼミもあれば、一方まだそれほどではないという見方で今はいたみをうけても財政の立て直しをするべきだと主張するゼミがあり討論はもりあがりました。

全体的な感想は、討論会で意見を述べる時はただやみくもに自分達の主張を述べるのではなく、資料や実際の例などを掲示した方が相手を納得させるのに有効だと思いま した。そのあたりは来年の討論会で実施できたらいいと思います。