10章事前レポート
田辺健太
確かに中国は魅力的な市場であるかもしれないが、
その反面不透明な部分が多大にあり、不確実性を否定することはできない。
国営企業の民営化を打ち出した今、大量の失業者があふれる可能性も秘めていると思う。
日本企業が中国市場に進出すること自体悪いことではないが、ストロー効果により
日本が空洞化現象を引きを超す可能性を秘めていることも否定できない
三村 和則
中国は、現在、世界経済の中で重要な位置を占め、今後更に発展するであろうが、
さまざまな矛盾を抱え定屡ことも事実である。これらの矛盾を、いかに解決していくかが今後重要であり、
安定した成長を目指してほしい。
兪 寧
第10章を読んでから
日本を取り巻く東アジアの環境はいま大きく変わって
います。特に中国の激しい変化が注目されます。中国
におけるいろいろの問題があまり多いことをもっとも痛感
しているのは中国人でしょう。その苛立ちと焦りのなかで
長年の政治模索と激動を経ていた。この中国はいま何をやっているか、
日本に対してどのような影響があるのかというと、2000年まで、
市場の枠組みを構築し、2015年ごろに市場の制度を基本的整備し
終えます。現代市場経済の新人として、日本にいろいろを学ぶこと
や協力していただくことがたくさんあると思います。一方、巨大な
市場として、日本にも魅力のある仲間になると思います。
小川 剛史
中国の潜在能力の高さは誰もが認めるのもがあると思う。その国際的影響力は今後更に強力なものになっていくと思われる。だが現在、その潜在能力は政治的、民族的な理由から、十分に発揮されていない。今後の課題は数字に表れる成長だけでなく(地域格差)全体的な成長を目指し、国に合った政策を打ち出していくべきだと思う。
大前慈子
私はアジアについての知識はあまりないのでこの章を四でもあまり深いところはわからないのですが、前回安全保障のところでもいわれたようにこれからはアジア諸国でも団結が今以上に重要性を増してくると思うのでアジア諸国の中での日本の役割を考えていかなくて和ならないのだとおもいます。
皆さんの意見を聞いて勉強したいとおもいます。
小野 公樹
アジアマーケットの中核をなす中国。諸外国がこぞってその魅力的なマーケットに進出しようとしているが、これと言った結果を残してはいない。やはり内側に存在する様々な諸問題がその障壁となっているのだ。しかし中国は潜在能力が高いので、一つのきっかけとタイミングで大きく成長するかもしれない。その鍵となるのはやはり政治的な呪縛をどう断ち切るかだろう。
河西 真祐美
中国は、これから大規模な改革をしなければ、結局衰退の道を歩むことになってしまう気がします。その上で金融システムの未整備などはいち早く改善していかなければならないと思います。中国は莫大な人口を抱えています。どちらに転んだとしても世界が受ける影響は大きいと思います。今後、日本やアジア諸国と協力して市場経済システム・政治体制を改善していくべきだと思いました。
須賀 雅美
第15回党大会で、江沢民総書記は、国営企業の民営化を進めるが、共産党一党独裁体制を強化すると言っていた。筆者も述べているように、一党独裁は、政策運営について正確な情報や評価が欠如している。だが、これは、適切な情報を必要とする市場経済と矛盾している。江沢民氏のこのような政策は、中国の経済発展を阻害してしまう恐れがある。日本は、中国が、経済や人権などの問題について、世界の水準に達することができるように、積極的に支援する必要があると思う。
大内 伸哉
中国は莫大な国土・人口があるので、これからも発展を続け、世界にとって必要になる可能性が十分すぎるほどあると思います。一方中国には、マクロ経済の不安定性や資源・環境などの問題があります。これらの問題をどのように解決していくかが重大な課題であるようです。日本に関しては、この中国に密接に関わってくるので、日本はこれからの中国の動向を的確に見極め、協力していくことが大切なように思います。
市川明子
中国の経済成長には数値的に見て改めて驚かされた。その勢いの強さは決して一時的なものではないようにおもえるが、社会構造や政治体制がその成長にふさわしいとはいえないと思う。マクロコントロールが機能しないことや国有企業の存在など、発展途上国によく見られる形態が未だ経済構造にいおて多くを占めているからである。
しかも今現在においてその形態を改善しようというのではなく、経済成長にのみ力が注がれていることは、長期的に見て悲観的にならざるを得ないのではないだろうか。資本主義的な成長を遂げている中ではやはり社会主義的なシステムは融合できないと思う。いくら自由競争を認めているにしても、経済を動かす社会構造がきちんと対応していなければならないのでは。
田中聡
この章では、主に中国について書かれていたが、確かに中国はまだまだ無限の可能性があり、魅力的なところだと思いますが、問題もいろいろあるように思います。
資源や食料といった問題、また膨大な赤字を抱えた国有企業といい、中国政府の抱える問題はたくさんあります。そういった意味でも、政治が少しずつ変わらなけ
れば行けないような気がします。今の、一党独裁的な体制そのものも少しずつ変わる時が来ているのではないのかと思いました。
奥澤啓之
この本の中で著者は、中国経済の発展について少し懸念しすぎているのではないかと思いました。私が楽観的なのかもしれませんがあの広大な国土と莫大な人口を抱える中国が飛躍的な発展を遂げることは明らかだと考えます。確かに、問題は多くあるようですが、今発展途上にある段階なのでそれらの問題が出てくることは当たり前だと思います。そういった問題を着実に解決していけば将来的に世界的な大市場に成ると考えています。しかし、今までの政策等ではだめだと思います。しっかりとした世界に通用する体制作りが大切ではないかと考えます。
一つ疑問なのですが、資本主義社会のなかで中国の社会主義的資本主義はどこまで通用するのでしょうか。まったく問題はないのでしょうか。
庄子穏行
この章は主に中国について書かれていました。中国は人口も多いし、とても魅力的な市場です。しかし、高い成長率とは裏腹にいろいろな問題もあります。そのような問題をいかに解決していくかがこれから重要になってくると思います。
白木学
中国が将来順調な経済発展をしていくことは、長期的には重要視されることなので、関係諸国と協力して、戦略的な努力を進めるべきであると思う。
また経済発展における資源、エネルギー、環境問題については今から考える必要があると思う。
大慈彌 ゆう子
中国は、現在の世界の経済成長の中で注目すべき国であると思うが、今後の発展の上で、社会主義を保っていく事ができるのか、という課題が残ると思う。ソ連という大きな社会主義国が崩壊した例もあるし、中国自体の金融や財政・資源・食糧問題など、多くの問題を抱えている。また将来的に見ても、日本は中国と大きく関わっていく事になると思う。そのためにも、日本は中国とどのように関わりあっていったらいいのか、考える必要があると思う。
松木弥来
中国が今後台頭するには、金融システムの未整備などによるマクロ経済の不安定性の改善が絶対必要だと思います。経済原論であるマクロ経済は経済の基本であり、基本ができていないと応用ができないので、マクロ経済の機能をしっかりすることがその後の発展につながると思います。国有企業と国家財政の相互依存が矛盾している格好になっていると思うので、国有企業の改革も徹底するべきだと思います。
鎌田大介
中国については前の章でもとりあげられたが、巨大な土地を持ち、人口も多い中国は21世紀に向けて急速な経済発展を続けている。中国は21世紀最大の市場と言われ日本も様々な技術移転を行っている。しかし、その反面環境に対するダメージも非常に大きくなるであろう。大きな経済成長を見込めるが、環境問題では、1つ間違えれば取り返しのつかない事態に陥る可能性もある。私は中国について考える時、まず思うのが環境問題である。いかにこの問題を克服して、経済発展を行っていくべきかが大きな問題であると思う。