インターン体験記

参加者
Ogawa.T
Oojimi.Y
Tanabe.K

Oojimi.Y

期間
1998年夏季休暇中

私がインターンをやってみようと思ったきっかけは、3年生の夏は学生生活で最後の長期休暇ということもあって何かとても充実した記念に残る夏休みにしたかった、と思ったのが発端です。それから、ゼミ生を介してインターンシップという制度とそれを実際に行っている企業があることを知り就職活動の参考にもなるかと思いインターンをやってみようと思いました。そしてインターンのマッチングフェアーに参加したり、希望先の会社の方と面接をしたりと、とてもあわただしかった日々を送った気がします。

  私がインターンとして働かさせて頂いたところは、結婚式の二次会などのパーティーをプロデュースしている会社です。私はそこで、マーケティング調査・営業・広報などを行いました。時には、“もうすぐ結婚するんです”といって結婚式場で見積もりを出してもらうようなこともしました。なかなか、普通の大学生でいたらできなかったことを体験させて頂きました。私はもともと結婚願望はありませんでしたが、今回の仕事をさせて頂いたことで、ますます結婚願望はなくなりました。(決して、結婚に幻滅したわけではなく 結婚情報に触れすぎて満足してしまい、後はウェディングドレスを着れば結婚しなくてもいいと思ってしまっただけである。) 営業とはいっても、初めはただごいっしょさせて頂いた会社の方の隣にいておとなしく座っているだけでしたが、後半には新規加盟店の店のヒアリングを担当させて頂きました。

仕事内容は、社員の方と同格に扱って頂き社員の皆さんの前でプレゼンも2度ほどさせて頂き、評価のされかたも次回のステップアップとしての忠告までいただき、仕事をするということはこういうことなんだなと実感させられました。

インターンを通した私自身の教訓として挙げられることは、まず“言葉遣い”です。しっかり気をつけているつもりでも、つい学生言葉が何度か出てしまい、冷汗をかきました。基本的な受け答えはしっかりできるつもりでも、とっさに出てきてしまう言葉は普段から意識することが大切だと思います。これから、就職活動をする際も非常に密接に関わってくると思います。早いうちからの学生言葉からの脱却を計る必要があると感じました。

また、学生の立場から見た物の考え方はとても甘いと感じました。

今回のインターンを始めるための活動のときから感じたことですが、“ 体験する”という観点から見てみれば、多種のアルバイトをすることは社会勉強というか、その職業に触れるいい機会だと思う。その点を考えると、自分は今まで何のアルバイトもしてこなかったことが悔やまれる。お金で仕事の価値を図るのではなく、仕事の内容に価値を見出せればそれはとてもすばらしい事なのではないかと思う。