16章事前レポート
15章事前レポート
14章事前レポート
13章事前レポート
12章事前レポート
11章事前レポート
10章事前レポート
9章事前レポート
8章事前レポート



16章事前レポート
須賀 雅美
現在の日本のシステムは、三権分立を建前としているにもかかわらず、実際は行政の権力が司法や立法よりも圧倒的に強い。そのため、あら ゆる弊害を生じている。その代表的なものが、裁量行政である。これまでの、行政の裁量によってあらゆる事を決定するしくみを止め、法律 の規定によって決定するシステムに変えていく必要がある。そのためには、立法や司法の権力を強化しなければならないと思う。


大慈彌 ゆう子
現在の日本の教育について、世界と比べてみてもかなり遅れていると思う。いつでも右を見ても左を見てもみんな同じで、個性を尊重する教 育はまだ行われていない。しかも、受験戦争のために、学校ー学習塾ー帰宅というサイクルが小学生から、大学生になるまでごく一般化して きているようにおもえる。学習塾に通うのは、個人の自由だが、学習塾に通わなければ受験に勝つことが出来なくなっている今の教育制度は 見直されて当然なのではないだろうか。また、グローバル化に向けてせめて、中学校ぐらいから端末室を設けて世界の情報に触れることが出 来るように設備の充実を図るべきだと思う。


三村 和則
日本の問題点としてすべてに共通するのは横並び体質である。 現在の日本はまさに出る杭は打たれるという言葉どうりだと思う。このような社会風土は日本の特徴であるだろうが、教育システムの影響も 大きいだろう。 今後の日本はグローバル化し、異質なことがどんどん入ってくるだろうが、これらを認められるような人材教育が重要であろう


庄子穏行
メディアに関しては大いに問題があると思う。それは、報道機関の横並び報道や興味本位で記事を書くこと(売り上げや視聴率の為に行動す る)である。メディアが提供する情報を鵜呑みにし、それが真実であるかのように錯覚する可能性がある。それを防ぐためにはいかに 騙さ れないか、情報を取捨選択しそして真実を見抜く目が必要である。そのためには教育問題も関係してくる。日本の教育は画一化し過ぎる傾向 があると思う。受験戦争に駆り立てられ、そして、偏差値という土俵で勝負する。偏差値はある程度はその人のことを確かにはかれると思う が、それはすべてではないと思う。偏差値はあるものさしの一つにすぎないと思う。今までのキャッチアップ過程では偏差値は役割を果たし てきたと思うが、これからは、偏差値でははかることができない創造的革新力のある人材や善悪の判断のできる人材の育成が求められる。今 までのような暗記重視の学習から脱却し心が自由でそれぞれの能力を十分に伸ばせる教育が重要になってくると思う。


奥澤 啓之
日本の政治というものはよく分からない。政治家は国民の代表でありながら自分たちの利益しか考えず、民意を反映していない。今度の参議 院選挙における各党の行動に伺い知ることが出来る。多くの政党がありながらすべて自民党と同じ保守的な考え方で、改革的な考えを持った 政党がないと思う。口先だけでは改革だと大きな事を言っているが中身が伴わず、中途半端な改革に終わり、挙げ句の果てに解散して、また 新党を作るといった事しかやっていない。これは、今の政治家の多くは保守的で、危機的状況に日本が置かれているという事を理解はしてい るが、今までの慣習に満足してしまい、変えていこうと言う人が出てこないのが原因ではないのだろうか。もっと革新的な考えを持ったリー ダーシップのとれる若い政治家の出現が期待される。 次に、4節に書かれていた内容はまさにその通りだと思った。三権の独立をもっと明確にして、それぞれを透明にして行くべきだと思う。公 平に機会が与えられ、自由に競争しあう市場ができるだろうと予想される今後、ルール違反をした者に対した司法的措置が公平性と透明性に 欠けた物ではだめだと思う。やはり、今後の自由競争市場には市場の整備に伴って、司法基盤の整備という物も重要になってくるのではない でしょうか。


加藤 善
日本の教育システムを社会に出ても十分に通用するレベル、また個人の個性を伸ばしていけるものに変えていかなければならないと思いまし た。


大前 慈子
日本の政治家や政府はあまりにも責任感と指導力にかけていると思う。これから、どのような場面においても自己責任ということが大切にな ってくると思われるが、日本と言う国の代表である、政府が男のような状態では今後の日本が心配である。日本が転換点にある今、もっと言 えば、日本が変わらなくてはいけない今、政府にしっかりと指導という立場を自覚してもらい、これからの日本を引っ張っていってもらいた い。 また、教育の問題について考えてみたいと思う。日本に教育の最大の問題点はやはり小学校から大学までの受験システムにあるのではないだ ろうか。もっとも才能を伸ばすことができると考えられる、10代に受験戦争に子供たちは縛られ、内に秘められた才能を伸ばす機会を失っ ているような気がする。もっと、広い範囲で中校 一貫教育が広まれば子供たちの負担を減らすことができるのではないだろうか。更には、この本を読んで、私は教育の大切さを改めて感じま した。これからのグローバルな社会において、コンピューターを使うということはより大切になるとおもうます。学校にコンピューターの授 業は増やすことは大切になってくると思う。


宇多良隆
今週の16章は、私の予想では、情報公開と教育について白熱した討論になるものと思われます。みなさんが課題図書の「日本再浮上の構 想」だけでなく他の本も読んで、自分の意見がしっかりと発言できるように準備しておいてもらえれば幸いです。最後の章なので締めの意味 でも頑張ってください。


田辺 健太
日本の教育の問題点(諸悪の根源)として近年、偏差値を上げる人が多いがこれは間違っていると思う。偏差値は客観的な指標としてはすば らしいものである。任意の母集団の中で自分の位置を知ることができるからである。これは自分の能力を客観視するには非常に優れている。 問題なのは学校の成績のつけ方ではないか。日本の教育における成績評価は相対評価が一般的である。しかし、高校ならいざ知らず、義務教 育においてなぜ相対評価をする必要があるのであろうか。義務教育とは国民に等しく学力をつけさせるための制度ではないか。そのように考 えると相対評価では無用な競争を生み出すだけであり、勉強の苦手な生徒に劣等感を持たせるだけである。そうすると相対評価ではなく到達 度評価を導入すべきではないか。各学年、学ばなければならないものを設定してそれを到達度で評価し、それを達成したものには、各人の興 味、適正を引き出すような教育をする。それが創造的人材を育成 するにはいい方法であると思う。人間の能力、適性、興味は人それぞれに異なる。それを大学入試のために序列化された教育制度の元では引 き出すことはできない。最近注目されている単位制の高校はそうした既存の教育制度へのブレイクスルーになる可能性を秘めていると私は思 う。


河西 真祐美
日本の情報開示は欧米に比べても非常に遅れている。特に行政や立法、司法に関する情報は私たち国民に非常に届きにくいきがする。テキス トにも書かれているように情報開示により意思決定に関する組織内部の情報を外部に公表するというだけでも、まったくの恣意や専横あるい は一人よがりが通用しなくなるという効果があり、また外部の世界の基準やルールあるいは常識を自覚しなくてはという効果も生まれる。選 挙民の理解と支持を得ながら開かれた透明なシステムを構築し運営していく事が不可欠ではないか。 また最近の問題は教育問題に帰依するところが多いと思う。日本人はたいてい責任転嫁の傾向にあり自己責任がない。やはりこれからは(教 育の3原則)創造的革新力のある人材を育成し、自己判断ができる人材を育成し、21世紀に向けてグロバルな視野を持てるような教育が必要 であると思う。


松木弥来
日本の裁判は効率が悪い上に、正しい判決が下されているのかもわからない。このごろ、オウムや若者の犯罪など、悪質な犯罪が急激に増え てきたようにおもえる。事件は容疑者を逮捕して終わりではなく、判決が出るまでは終わらないと思う。特に、その事件の関係者はそうであ ろう。だから事件を忘れたころに判決が下されるような今までのシステムは改革するべきだ。また、今の若者は偏差値により人格が決められ ているようにおもえる。偏差値が高ければ、人間性が優れているとは限らないので、勉学に励むと同時に、道徳的な指導が必要である。今 日、そのような指導が欠けているから若者の犯罪が増えていると思う。


大内 伸哉
これからの教育は、基礎学力(暗記など)をもとに、個人の才能を磨き、独創性・独自性を育てていけるようなシステムが求められるはす だ。でもその時に自分たちが、各々のことばかり考えてしまうのではなく、広い視野で物事を考え、責任を持って行動していく事が必要だと 思う。


鎌田大介
これまで情報公開については何回も討論したと思うが、結局、今の日本において不足しているものと言えばこれになるだろうと思う。そして 国民が情報を得て日本の現状を的確に理解し判断する知識を身につける事が必要である。そのためには筆者も最後の結びで言っているように 教育改革は必要不可欠である。何度も討論したが日本が国際社会で戦っていくには優秀な人材の育成。これが重要であると私は思う。


15章事前レポート
須賀 雅美
国際化の中で、日本がこれからも繁栄を続けていくためには、行政の透明化、グローバルスタンダードにあった市場システムの構築が不可欠 である。そのような改革をしないならば、世界の競争の中で、生き残っていくことは不可能だと思う。


河西 真祐美
日本は今後情報化、制度などの面でグローバルスタンダードに追いつかなければならない。そうしなければ日本は魅力の無い国としてみらか ねない。 またこれからは自国の利益に捕らわれるのではなく、国際的共存が必要だと思う。


三村 和則
日本は世界から信頼されていないであろう。原因は、不透明な社会体質でもあるが、経済中心で、金もうけのことしか考えていないように思 われていることでもあろう。今後信頼を得るためには、日本は経済以外の分野で独自の意見を持つことが重要であろう。


小川 剛史
日本は今国際社会の中で信頼を失いかけている。それは日本企業などの不透明さに大きな理由があると思う。ここ数年日本企業が海外で起こ した不詳事件がいい例だろう。今後日本が先進国の中で一定の地位を保つ為にはやはり今までの体質を改善していかなければならないと思 う。


庄子穏行
日本は国際社会で信用と信頼を確保しなければならない。そのためには、透明性の確保が重要である。


奥澤 啓之
国際共存という点では、日本はグローバルスタンダードに近づけるために構造改革を行わなければならないだろう。そこでまず行わなければ ならないことは、私は常に言っているが市場の透明化だと思う。本文にも書かれていたが国際社会で信用と、信頼を得るためにはまず自分の 国を隠さずに分かってもらうことが大切だと考える。そうすることで各国の日本に対する理解が深まるのではないだろうか。次に、市場の改 革では証券市場改革が必要になってくるのではないだろうか。そうすることにより、投資環境を整備して投資の行いやすい市場を作り出せ ば、日本の市場に企業と投資家が集まってきて活発な活動が行われるようになるのではないだろうか。そうして東京市場の再生が行われ円の 価値が高まり世界における基軸通貨になることも可能ではないだろうか。しかしこれはすべてがうまく言ったときの場合であり、その過程で 日本にとって大きなリスクがあると予想される。 安全保障の点では、今の日米安保による防衛システムに問題はあるが協力体制は破棄すべきではないと考えている。やはり、アメリカの軍事 抑制力という物は強力であり、利用すべきであると考える。日本は中国と台湾、朝鮮半島といつ紛争が行われるか分からないような危険な地 域に囲まれている。日本が巻き込まれるのは必死だと考える。そうした戦争を防ぐためにもアメリカが睨みを利かしているとすればそれを利 用する方が得策であると考える。しかし、有事の際アメリカが命を張ってまで日本を守ってくれるだろうとは思わない。やはり、それなりの 自衛力は必要であると思う。そこで、今のようなアメリカに従属的な安全保障条約ではなく、対等条約を結ぶべきだし、そのためには日本も 国連軍に戦闘目的ではなく救護や輸送といった物に積極的に参加するなどして国際協力が必要になってくるのではないだろうか。 最後に、最近核兵器のことが問題になっていたがこのままの状態では核を持つ国がどんどん増えると考える。5カ国だけ核を持って良いとい うのは核保有国の勝手な言い分である。大量の核兵器を保有するアメリカとロシアが核兵器全滅に向けて明確に行動で示すべきであると考え る。


鎌田大介
このままの状態で21世紀を迎えるようになれば、発展途上国は過去に日本が経験した事と同じように、経済発展とともに環境破壊をするこ とになるだろう。そうならないためにも日本は先進国として不透明な部分を除き、国際社会での信頼を得る事が必要であり、途上国のよきモ デルとなるべきである。


加藤 善
日本は今までの経験や技術を活用し、世界の資源,環境問題へ積極的に貢献し、国際社会での信頼を確保してもらいたい。また、個人個人が もっと真剣に環境,資源のことについて考えていかなければいけないと思いました。


宇多良隆
この15章の国際共存とは世界標準化・グローバル化・ボーダレス化とも言えるものである。これらが昨今、必要不可欠のように理解されて いるが、それによって失うもののことを考えておくことが大切であろう。例として、日本が世界に誇れるものの中に治安の良さというものが あるがこれは絶対に守らなければならない。真のグローバルスタンダードはただ単に世界と同じ事をするのではなく、日本らしさをどのよう に世界に示していくかということでもあろう。


渡辺健太郎
21世紀の環境や人口、食料、エネルギー、資源問題は, 人類の永遠の課題だと思う。途上国の急激な人口の増加に伴う食糧不足や、発展を優先とした環境破壊問題など、従属論的な 問題点と、内的な問題点がごちゃまぜになっておりとても 問題解決が困難になっている そこで日本は、経済成長してくる間に、資源や環境問題に関する問題を経験し、大きさや痛みを知っている。 日本は、早急に本当にしんから考えていかなければならないでしょう


横田真紀
最近インドやパキスタンで核実験をおこない各国から批判を受けている。日本は安全保障条約で守られていて、あまり平和と言うことを意識 はしていないが、かといって核をもつことで自国を強くするとという意識は理解できない。もっと意義のあることにその財産を費やして、国 際社会において信頼と信用を獲得することのほうが大切なのではないかと思っ


大前 慈子
この章を読んでこれからの日本にとってやはり日本が世界に対する信頼を得る事はとても大切なことであることが本当にわかった。 また、環境に関して言うならば、前の章でも話し合ったように日本人はもう少し、環境問題に対しての自覚を高め、意識改革を促進する事が 大切になるであろう。 さらに、ここでは私がほとんど勉強していないODAについて討論してほしい。


松木弥来
国と国との関係が重要視される中、信用というものは非常に大事である。信用は相手のことをよく知らなければ得られないので、自分をさら け出す必要がある。しかし、日本の政治や行政、市場のシステム、安全保障は必ずしもそうしているとは考えにくい。日本が今後、国際社会 から取り残されないためにも、それらをさらけ出す事が必要だ。そのために情報開示が必要である事は言うまでもない。


大内 伸哉
環境・資源問題において、省エネ技術・環境保全技術が優れている日本が、世界へ与える影響は大きく、かつ重要である。又発展途上国の問 題も体験した日本が現在の途上国に資源多消費型などの経済発展をしないように、その経験や技術をどのように伝えていくかが課題となるだ ろう。げんに、先進国が途上国に環境・資源問題の事を要求すると、抵抗が強い。こういう中でも、日本は新エネルギー・技術開発を進め、 途上国に対して協力し、働きつづけなければならないとわかった。


大慈彌 ゆう子
21世紀の環境や人口、食料、エネルギー、資源問題については今から積極的に取り組まなければいけない課題だと思う。以前にも勉強した が、途上国は、急激な人口の増加に伴う食糧不足や、発展を優先とした環境破壊などの問題を起こしやすい。また、これに端を発した争いが 起こらない可能性はないと思う。 日本は、経済成長してくる間に、資源や環境問題に関する問題を経験し、その大きさや痛みを知っているのだから、同じ過ちを繰り返さない ように、国際協力や、技術協力をしていくべきだと思う。


14章事前レポート
大慈彌 ゆう子
今の日本経済は大きな構造改革を迫られているが、これ以上政府主導型の改革を行うのではなく、市場に任せた改革が行われるべきだと思う。また、それを支える労働力についても、明らかに事情が変わってくると思う。これからは、女性が働きやすいように制度を改革し、施設を充実することがますます求められると思われる。また、高齢者を対象とした、新しい市場を作ることで、経済構造転換の過程で起こる失業増加に備えた雇用創出につながると思う。


横田真紀
日本の医療問題でいろいろな部分でまだまだ改善するべき事が多いことが分かった。これからの超高齢化社会において無視できない問題である。医療費の削減、技術、サービスの向上医者達の意識、患者の意識なども改善すべき点である。私たちに今すぐに出来ることは自分達の健康管理である。食生活や、睡眠、運動など自分で出来ることを意識してやることが大切だと思った。


庄子穏行
日本経済の構造改革を進めるには、規制緩和と危機感だろう。規制緩和によって、市場の管理から競争政策へ移行していくことが必要だろう。そして、危機感が自ずと構造改革を進めるだろう。


平松 里恵
経済のグローバル化が進む中で、日本経済は、国際競争力をともなう大きな構造転換と自己改革が急がれる。私は特に国際化を進めるにあたって、情報通信化は欠かせないと思った。だから、情報技術教育も徹底すべきだと思う。また、自己改革において日本は経済政策上の戦略の方向がはっきりしていないと思うので、目的を明確にして進めていくことが今は先決なのではないだろうか。


大内 伸哉
この章では、この先産業と経済にもっと大きな変化をもたらすと思われる情報化に興味を持った。情報技術は、世界全体の市場を透明化し、また技術・研究開発を促進させる力があると考えられている。そこで(研究発展に関わりのある)、情報技術のレベルをあげていくために、情報インフラを整備・充実していく必要があると思った。(官民の情報公開が前提である)


市川明子
国際化のもとに今までも規制緩和については様々な討論をしてきたが、国際化にあわせての規制緩和ではなく、国際社会で生き残る強さをつけるまさに戦略的な規制緩和であれば私は賛成である。国際化の名のもと海外と比較研究することは構わないと思うが、それをそのまま賞賛したり模倣しがちなきがする。 今までの防御的な体制のままでは後退は明らかであるが、それを戦略的な形態に規制を緩和することと、模倣とは必ずしも同じではないのではないだろうか。時代に合わない部分を改善するにしてもアメリカと同じようにしては、日本の特性や国民性にそぐわない点もあると思う。 具体的にどの部分が癌なのか分析し、そして的確に除去しなくてはならないと思う。


宇多良隆
この14章において最初に規制緩和について書いてあったが、ゼミ内の討論を始めとして今規制緩和が流行語のように使用されているように思う。ここで良い機会なので規制緩和について詳しく考えてみてはどうだろうか。経済において規制が有効に機能していた時期もあったわけで、その頃と現在の状況はどのように違うのか、規制の緩和がどの分野で必要なのか、マイナスな点はないのかなど深く掘り下げていくのもよいのではと思う。


加藤 善
これからは、若い年齢層が減っていく。変な意見なのですが、少子化を防ぐためには、高齢者自身の息子.娘にその高齢者の生活を負担してもらう。そうすれば、これから、自分の息子.娘に老後を負担してもらうわけだから、子供をたくさん作らなければならなくなると思う。そうすれば、少子化.年金の問題も解決すると思う。


横田真紀
日本の構造改革で失業者は一時的に増えるが、長い目で見ると、少子化、高齢化で労働者は減少する。働き盛りの若い年齢の労働者が減り技術革新力、担税力、貯蓄の面などマイナス面が多くなる。労働条件を整備して高齢者や女性が働けるような環境を作ることが大切である。 今日本において経済構造改革をきちんとできるかできないかで日本の将来は大きく変わっていくと思います。


高地 良典
将来日本経済を見るとき21世紀には失業率は5%を越える予想にあったり、ゼネコンの不良債権などによる投資先の喪失状態が続くといった、悲観論の文章がある。一方、14章7項にあるようなネットワーク産業が変える明るい未来を唄う文章も多々ある。 この二極論とも言うべき悲観論と楽観論は、現実と理想の併存する現代社会なんだ。今回のテーマである経済構造改革において、構造とは、人間と同じように老朽化し、本来の役割を果たせなくなってしまうものだ。それはあらゆる機構にも当てはまり、その現実を自覚し、時代とともに変化させてゆかなくてはならない、ということを感じた。 余談だけれども、今年4月にマクドナルドは神戸のガソリンスタンドに、日石とマクドナルドの提携店がオープンし、将来は学校、病院、駅とのジョイント店も構想している、という記事をみて、経営を拡大して行く力のある企業はある意味総合産業への新たな道に進んでいると感じた。このことは、日興證券とトラベラーズの提携においても単に国際化時代の競争力や効率を図るだけでなく新たな金融商品への展開なのかとも感じた。


小野 公樹
最近の日本では、何故だか農業における問題点が、その他の分野の問題点に押され影が薄くなってきているように思える。農業自体の産業としての存在が過去に比べて落ちてきているからかもしれないが、しかし日本はまだ農業というものを見捨てるわけには行かないと思う。特に農業を職としている人たちにとっては、今の現状は厳しいものがある。これからは国だけでなく地方自治体の更なる努力が必要だ。


松木弥来
資本市場の自由化は必要である。今、早期是正措置導入に向けて銀行は自己資本を増やすために貸し渋りが起きています。また、バブル崩壊後の不良債権の教訓から貸す側を格付けして慎重に選んでいる。しかし、資本市場が活発ならば企業が貸し渋りにここまで頭を痛めることはないと思う。それに、10年前のアメリカでは資本市場からの資本調達で銀行は不良債権を乗り切ったので、日本もそうするべきだが、国が公的資金導入で不良債権を解消しようとしたことは国がいつまでも銀行を保護しようとしたミスなので仕方がないのですが、そのつけは私たち国民にまわってきます。もう過ぎてしまったことなのでしょうがないが、これを機に資本市場の自由化を徹底的に改革して欲しい。


奥澤 啓之
通産省のページの中で「経済構造の変革と創造のためのプログラム」という文章があった。その中では、新規産業の創設が大切であるとされていた。そのためには横断的環境整備の必要性を強調しており、具体的には資本市場の整備であったり、人材移動が円滑に出来る労働環境を作り出すことや、人材育成(インターンシップ・産学一体での研究など)、情報通信産業の高度化などが書かれていた。どれもゼミでやった内容であり、本文とも承伏している内容が多かった。通産省のページであったためか新規産業(ベンチャー企業)創設が重要だという結論になっていたようであった。


三村 和則
最近、日本の失業率はとうとう4パーセント台になった。これは日本の雇用システムから見ると異常なことであるが、 今後も更に失業者が増えるとも考えられる。失業の問題に対して政府が解決策を立てることができるかどうか疑問ではあるが、 早く日本経済に活気が出てくるような政策を進めてほしい。


鎌田大介
現在の日本の失業率が4%に達し、失業問題が日本経済の課題の1つとしてあげられている。政府は新規産業の創出のための環境整備、規制緩和を進めていく必要がある。また、市場機能に委ねても問題ないものは政府は介入するべきではなくなるべく民営化を進めていくべきであると思う。


大前 慈子
この章に書かれているように日本の経済が大きな構造転換と自己改革を迫られていうのは確かなことであろうう。ここでもしも日本が抜本的な改革を遂げられなければ、日本は更に世界から取り残されてしまうであろうう。今、日本がグローバルスタンダードに近づく事は、日本の市場をより魅力あるものにするためのも必要不可欠なことである。 また、今まで国で行ってきた事も民間で行う方がより効率的な事であれば民間にどんどん任せていく出来だと思います。これからは、本当の意味での「小さい政府」が求められていくのではないでしょう


鎌田大介
現在の日本の失業率が4%に達し、失業問題が日本経済の課題の1つとしてあげられている。政府は新規産業の創出のための環境整備、規制緩和を進めていく必要がある。また、市場機能に委ねても問題ないものは政府は介入するべきではなくなるべく民営化を進めていくべきであると思う。


大前 慈子
この章に書かれているように日本の経済が大きな構造転換と自己改革を迫られていうのは確かなことであろうう。ここでもしも日本が抜本的な改革を遂げられなければ、日本は更に世界から取り残されてしまうであろうう。今、日本がグローバルスタンダードに近づく事は、日本の市場をより魅力あるものにするためのも必要不可欠なことである。 また、今まで国で行ってきた事も民間で行う方がより効率的な事であれば民間にどんどん任せていく出来だと思います。これからは、本当の意味での「小さい政府」が求められていくのではないでしょう


須賀 雅美
これからの日本は、少子高齢化に向けて、特に女子の雇用機会の拡大や、高齢者の雇用確保が求められると思う。また、情報化社会に向けて、情報インフラの整備は、市場を活発化させたり、企業活動を効率化させるためにも不可欠なことである。このような改革に早急に取り組む必要があると思う。


13章事前レポート
奥澤 啓之
社会保障について まず、今の国民年金の徴収制度に反対したい。20歳を越えた人に支払い義務を求める今の制度には無理がある。所得の ない学生が保険料を毎月納めるのは大変である。早期に改正されることを望む。 この本文中に書かれている社会保障の内容はその通りだと思うが、どうも納得できない。まず、医療の民営化という事には 賛成できない。確かに、今の制度・慣行では問題がある。こうした問題を是正する方向にあることは大変評価できることであ ると思う。しかし、すべてにおいて民営化するというというのはどうだろうか。経済学の立場から言えば合理的でない物は改 善すべきだという結論が出ると思うが、社会保障といった人間の権利に関わることまで経済学的な観点から論じるのは無理 があると思われる。これらは、強者の意見であって、弱者の意見ではない。国は弱者の立場に立つべきではないだろうか。 この意見は極端かもしれないが、人間の権利にまで市場原理を導入するのは納得できない。では、社会保障を行う上での 財源はどうするか、という問題があると思うが、このことについては、本文最後に書かれていたように資産の流動化における 方法であったり、また、公務員の数をシステムを合理化することなどによって削減したり、(特に国会議員の数はもっと削減 すべきだ)すれば少しは賄えるのではないだろうか。それでも足りない場合であれば、ある程度の自己負担の増加を認めな ければならないだろう。しかし、全額負担といった意見には反対である。


小川 剛史
日本の医療システムは今大きな改革が必要な時期だと思う。だがアメリカのシステムが1番いいとは私は思わない。むしろ 北欧のシステムの方が日本にあっているように思う。北欧のシステムをベースにアメリカ型のシステムのいいところを吸収 し、効率的なシステムを一刻も早く作るよう努力が必要だと思う。


大内 伸哉
社会保障(年金・医療・介護)ヤ税制は、これからさきいかに無駄をなくし、国民全体に公平に効率よく行っていくかが今後の 鍵となるだろう。この本に書かれているような改革が実行されたら、無駄が無くなり、平等に機能することによって、国(民)全 体が活性化し、より効率的なものを求める傾向が生まれるのではないかと思います。


加藤善
日本の社会保障システムは今変革すべき時を迎えている。これからの時代の福祉、またぜいせいをどのようにかえればよ いのか、今回じっくりと考えてみたい。そして日本の福祉は、アメリカのような形をとるのか、または欧州のようになっていくの かについても同様に考えてみたい。


市川明子
この章ではこれから大きな社会問題になるであろう点の解決策をいくつか具体的に取り上げていたので分かりやすかった。 特に医療については関心を持った。確かに今までの一方的で不透明な形態がここまで通用してきた事に自分でも驚いた が、命と直結しているだけにその判断に絶対的な信頼をよせてしまうのは自分にとっては自然だったのかもしれない。 ただ、医療を経済的なサービスと捉えた場合、ここまで市場原理が浸透していない部門はないだろうと思った。扱う人間に原 因があるのではなく、受ける側にも問題はある。情報や知識は自分の命が関わるからこそもっと積極的に取り入れようとす るべきであったし、サービスを受ける側と提供する側という公平な立場をお互いに意識するべきだったのだと思う。 病気を治してくれるというのではなく、治すというサービスを受ける権利を行使しているにすぎないのだから。


大前慈子
この章を読んで、この章でのサブテーマにもなっているように「効率的な分配」をこれからもっと考えていかなくてはいけない とおもいました。しかし、ここでも述べられたいように、効率性ばかり考え市場原理を導入し、本当に必要な人が医療を受け ることが出来なくなるのではないかという不安はある。しかし、高齢化に伴い、社会的費用の増加は不可避である。今まで は、効率が悪かったから無駄なお金かかかっていたのだとおもうので、効率的な分配を考えていくことが大切であろう。


平松 里恵
日本の経済を動かそうとしている高齢化。財政赤字状態の日本で、高福祉の実現をしようとすれば、国民の負担が重くな る。負担がのしかかると若い労働力や若者市場が崩壊し消費不況にますます陥ってしまう。早くに、きちんとした対策をでき るところから進めていかなければならないと思いました。


横田真紀 急速に進む高齢化のなかで、これまでのシステムでは補いきれない問題がたくさんあげられている。年金問題と医療問題 は高齢化社会で避けられない課題である。医療問題では、無駄が多く、ただ寿命を延ばすだけの治療ではなく、日常生活を 支障なくすごせるような質の豊かな長寿かを目指していくべきだ。またサービスの向上やコスト意識を高められるような制度 を新たに作っていくべきである。 税制については、国民が理解し納得のいくような、税制(地方分権と課税自主権など)を作る必要がある。 日本がより住みやすい国になるような改革を実現すべきである。


河西 真祐美
この章を読んで日本のシステムの無駄を実感しました。 高齢化社会でのこれからの課題は、世代間の協力と医療サービスの効率化、透明性、高齢者の人材支援という点だと思い ます。 財政ではとりあえず所得税や法人税などの無駄なコストを削減していくことから実施していくべきだと思います。その点で恒 久減税による内需拡大は必要だと考えます。 このままでは日本の内部が衰退していく一方です。日本の企業が海外へ移転したり海外の企業から日本に魅力がないとい われるのも仕方がありません。これから一刻も早い改革を望みます。


12章事前レポート

平松 里恵
景気の底がわれ、経済システムそのものが崩壊する危険を避けるためにも政府が何らかの形で財政支出を行う必要はあると思う。政府は景気対策を発表してもいつまでにどのような事を実現させるか、はっきり明示していません。これまでのやり方を見直し目標を定めて、質的な転換を目指すべきです。それを実行するのが「いま」だと思います。


田辺 健太
現在の不況の原因は構造的な問題によるところが大きい。このままの状態で行けば日本は間違いなく沈没する。景気浮揚のためには内需拡大が欠かせない。(GDPに対する内需寄与度が消費税アップ以降低下しているため)そのためには小手先の対策では成果をあげることはできない。特に外為法改正によりこのままでは国内から海外へ資金がシフトする可能性が大きくなった。また法人税の高さが国内産業の空洞化を助長する。諸外国が言うように恒久減税による内需拡大が一番望ましい選択肢ではないか。一刻も早く抜本的な改革が必要である。


小川 剛史
現在日本は財政構造改革を行おうとしているが、果たして成功するのであろうか?色々な面で日本のシステムは制度疲労を起こしていると思う。一刻も早く抜本的な改革が行われることが1番望ましいと思う。


奥澤 啓之
今の日本経済の建て直しに必要なのは、経済システムの抜本的改革と高コスト体質からの脱却であろう。コストが高い原因の一例として、物流コストがかかることがあげられるだろう。ここにも日本的慣例と行った物があり、市場の効率性を悪化させコスト上昇の原因になっていると考える。 また、経済システムの改革においては本文でも取り上げられているようにフリー、フェアー、グローバルといった市場を作りあげていかなければならないと考える。その中でもまずはじめに取り組まなければならないのは、フェアーだ。現在、日本経済は世界に対して大きく信頼を失っている。そこで、情報開示を行い透明な市場を作ることが必要だ。そうすることにより、信頼を回復することが出来ると思う。次に大切なのが投資先の開拓だ。未だ使われずにある1200兆円の貯蓄を市場に流すことが出来れば経済効果はとても大きい物になると考える。


市川明子
確かに財政や行政の改革は急がなければならない問題であるが、トップだけでなく地方や企業など日本全体に構造上の問題は浸透していると思う。トップの改革を待つだけではなく、生産性や創造性に重点を置いた経済活動がなされるよう下の変革も必要だと思った。 この先規制緩和で政治や企業の経済活動も未経験の波にのまれることがあると思うが、国際標準に合わせるだけでなく日本が積み重ねてきたノウハウは生かしてゆくべきだろう。経験からのノウハウこそがこの先の日本の唯一の武器になる気がする。


三村 和則
現在、橋本政権による財政構造改革が行われつつあるが、これらの改革をスムーズに成し遂げるのは困難であろう。 しかし、現在のシステムはもはや機能しなくなっている。改革が必要なのは誰もが思っていることだが、 今の政治の現状を見ると不安になります。


小野 公樹
今の日本に求められているのは、なんといっても内需拡大だろう。そのためには社会資本整備と特別減税による思い切った需要喚起を図るべきだ。社会資本整備においては21世紀を見据えたものでなくてはならない。また特別減税も一時的なものではなく、長期的に、しかもただ長い間行うのではなく今の租税システムを見直しつつ行わないと意味がない。


加藤善
今、日本のシステムの抜本的な改革が望まれている。そのために、情報開示し、市場を透明化し、ルールを明確化する必要がある。また、ビックバンは市場の競争条件の整備と同時に金融機関の競争力強化を図るものであるが、この二つが同時に進まなければ、市場の空洞化と金融機関の衰退が、先行してしまう恐れがあるので、金融機関の自己改革と、自己練磨が必要であると思いました。


渡辺健太郎
非改革のケースに日本の将来はない。金融ビッグバンは日本の構造と思想を変えてしまうのであろうか? 社会が変われば国民が変わるように、金融システムの変革は一市民の自己責任をも必要とする。縦割りの行政の弊害は現代社会にとって不必要だ。銀行、証券、保険の証券取引の枠組みをビッグバンは剥ぎ取る、自由化はまさに消費者にとっても社会にとっても必要だが、情報開示の政策などがうまく機能しなければ意味が薄れてしまう危険性も否定できない。 みなさん、今こそ日本を変えるチャンスです。自己責任に基づいて行動しましょう


横田真紀
この章では今日本に必要とされている行・財政・金融システムについて書いてあった。やはりルールを明確にして国民に分かってもらえるような透明な政策が必要となっている。官依存体質をなおし自己責任による市場システムへの転換が必要であると思った。


高地 良典
11章でも明らかなように非改革ケースに日本の将来はない。金融ビッグバンは日本の構造と思想を変える。社会が変われば会社が変わるように、金融システムの変革は一市民の自己責任をも必要とする。縦割りの行政の弊害は現代社会にとって不必要だ。銀行、証券、保険の証券取引の枠組みをビッグバンは剥ぎ取る、自由化はまさに消費者にとっても社会にとっても必要だが、会社側の情報開示がなければうまく機能しないのではないか。減税の問題は金融問題につながる。多額の公的資金を不良債権の処理に費やす銀行は生き残りがかかっている死活問題だ。


宇多良隆
財政改革に伴う恒久減税・規制緩和・公的資金導入の是非についてだが、私は基本的には賛成だが一番大切なのは順序であると思う。減税は最後でまずは公的資金を使った魅力ある日本市場作りが優先であろう。


田中聡
橋本首相が打ち出した、6大改革が、一応実行されようとしています。しかし果たしてうまく行くのでしょうか。まだまだいろいろと問題が先送りされているような気がします。今、日本には500兆もの莫大な財政赤字があります。しかしいまだに<はこもの>と呼ばれるものにかなりのお金が掛けられています。こういったことの根本的な解決を図らなければますます、日本は昏迷していくのではないかと思いました。


松木弥来
地方行政の効率化は大切だと思います。また、公的金融において郵便貯金の肥大化、財政投融資の財政化の問題は補完すべき民業を圧迫しており、ビックバンの障壁にもなっているため、この問題解決を早急に進めるべきだと思う。ビックバンの成功のためにもそれらを解決し、さらに今日の日本の現状から景気回復もそのために大切であると思う。


大慈彌 ゆう子
今の日本のシステムは多くの部分で形だけになってきていると思う。そのため抜本的な構造改革が望まれている。しかし、その改革が偏ったものとならないようにするためにも、明確なルールを定める必要があると思う。また、徹底的な情報公開をして、不透明な部分のない公平な市場を作る必要があると思う。


庄子穏行
日本のこれまでのシステムが制度疲労の状態になり、機能不全に陥っている。日本はシステムを改革しなければならない。市場を透明化し、情報開示し、ルールを明確化する必要がある。


河西 真祐美
日本は大改革をしなければならないときに来ている。現在、日本の政府・市場は非効率・不透明である。そのため国民の政治的無関心が浮き彫りになっているのではないか。 ここでは沢山の改革が挙げられていた。これらを実現するのは非常に困難である。しかしこれが実現できれば市場は活性化し、経済成長の弾みになると思う。 今、世界が日本に結果を求めている。そのため政府・国民が自国の現状を理解し行動すべきだと思う。また世界標準の市場(情報開示など)になれるよう努力が必要だと思う。


11章事前レポート

宇多良隆
日本経済の建て直しについての条件として、財政再建がこの本ではあがっていたが、それについて考えてみると公共投資の一律削減だけは行ってはならないと思う。新たな民間投資を誘発する投資は伸ばさなければならないし、逆に金銭に換算できる効果は乏しくても、人々の生活に必要な投資であるところには公共投資の意味があると思うからである。

三村 和則
この章で述べられているように、現在の日本の抱える問題は深刻であり。今後の日本経済、世界経済を安定したものにするために早急な改革が必要である。 そのためにも、日本は自国のことだけでなく、世界のことも考えた幅広い視野で、問題に対処してもらいたい。 現代社会の価値基準では、経済成長や経済の規模は、その国の強さを示すもっとも重要な指標であるが、僕個人の意見としては、作者も述べるように、 21世紀においての豊かさという基準が現在のような経済成長のスピードや規模でだけ判断されるものではないことを望む。

市川明子
この章のように数値やグラフを用いて経済活動を見てみると、今まで私たちがこの本や日本再浮上で学んできた日本経済構造の問題点が深刻で、どのように影響を及ぼしてしまうのかが全体像で捉えられた。そして、もはや一国の経済を語るのに世界経済への影響を常に重視していかないといけないと思った。改革を求めるのは簡単だが、実際その改革が世界標準に達しているのかをしっかりと見極めないと、改革をしてもやがてはそれが日本経済の問題になってしまうだろうから。

白木 学
日本が経済改革を成功するか否かによって、日本の将来の姿が異なることから、日本は真剣に経済改革を取り組むべきであると思う。そのためにどのような手段でいかにうまく経済改革を行っていくべきか考える必要があると思う。また世界経済と日本の関係は、この章を読む限り必要不可欠であると思う。まず日本は経済改革を成功し、中国との相互依存関係を発展させ、世界経済に貢献できればいいと思う。

河西 真祐美
この章を読んで今後、日本、アメリカ、中国という3国が今後の世界経済を大きく左右していくと感じました。日本は現在ある程度の成長を遂げ、今後の改革を迫られています。日本は今、1つの大事な岐路に立たされています。もしこの改革で日本が失敗してしまったら、日本は世界の国から見放されていくと思います。だから日本全体で本当に自国のために考えて行動しないととり返しのつかないことになると思います。 またここで述べられているように日本(改革)と中国(国際化)が実現できればアメリカと同様に、日本の重要なパートナーになると思います。これから日本が改革実現によりアジアの中心国となり世界全体に影響を与えられるように各国と協力して努力することが必要だと思いました。

平松 里恵
この章は、いくつかのシナリオがあげられ書いてあったので、わかりやすかったです。日本経済と中国経済の相互依存関係のシナリオがいくつかあったが、それをみてもわかるように相手国の影響がかかわってきていた。日本も中国も世界経済の影響は大きいのだから、自国だけを考えずに他国のことも常に見守っていかなければならないですが、その前に他国にいい影響を与えられるようなくらいにまず、自国を見つめ直していかないといけないと思いました。

大慈彌 ゆう子
この章では、日本が世界に及ぼす影響と、世界が日本に及ぼす影響についてシュミレーションされていたと思う。今の日本経済は、かなり問題を抱えているが、これを早期に解決しない限り将来、先進国としてのリーダーシップは取れないと思う。また、自分の国のことばかりを優先するのではなく、お互い協力していく必要があると思う

鎌田大介
この章のシュミレーションを見ると日本と中国の密接な関係がわかる。これからは日本と中国が相互依存し発展していくという形が望ましいと思う。前の章でも中国について取り上げたが、結論として、日本の安定成長が中国の発展にもつながるというものであった。したがって、日本は早急に国内経済の問題を解決し、中国に対して、適切な援助を行っていくべきであると思う。

田中聡
このシュミレーションでは、日本が改革しない限り日本は衰退するということになっていたが、これは今、差し迫っている問題だと思う。日本は世界経済の影響をかなり受ける国のため早急な対策が必要だと思います。

大内 伸哉
日本の改革・中国の国際化が成功する事によって、世界経済に大きな影響を与える事が分かった。また日中はお互いに努力・協力しあい、さらに成長を高め、世界経済に働きかけてほしいと思った。また世界経済が発展するためにこの両国の成長だけでなく、各国が自国の事ばかりを考えず、他国と協力し、信頼を深めていく必要がある。

渡辺健太郎
一国の経済状況は、全世界の経済発展に大きな影響を与える 日本人は一般的に自分たちがしていることが、世界にどう影響 を与えるのかということを考える力がありません。 これが、国際感覚がないといわれる由縁であろう 世界経済と日本の関係は絶対重要だ。第三世界・アジアの国際化や日本の改革が成功し、相互に補完し合えば、両国間で経済成長が効果的に促進され、それが世界経済にも大きく影響を与える。したがって、日本は構造改革に積極的に取り組み、これからも先進国としての繁栄を継続できるようにしていかなければならない。それに加え、第三世界・アジア地域の発展を支援し、世界経済が安定した成長ができるように働きかけていく必要がある。

松木 弥来
このシミレーションで日本の経済成長について、他の国々の経済状況が関係していることがよくわかりました。しかし、それは逆にいえば日本経済が他の国々に影響を与えているということであり、前章で中国について議論した時にも、まず日本がよくならなければいけないという事でした。今後の日本経済の動向は、日本国内にとっても世界経済にとっても重要なことであるから日本経済の立て直しについて議論したいと思います。なお1つ下に掲示してある望月ゼミ連絡事項は間違いで、これが本当の連絡事項です。

須賀 雅美
世界の経済状況が、一国の経済発展に大きな影響を与えることを実感した。また、中国と日本の関係も重要だと思う。中国の国際化や日本の改革が成功し、相互に補完し合えば、日中両国間で経済成長が効果的に促進され、それが世界経済にも大きく影響を与える。したがって、日本は構造改革に積極的に取り組み、これからも先進国としての繁栄を継続できるようにしていかなければならない。それに加え、中国の発展を支援し、世界経済が安定した成長ができるように働きかけていく必要がある。

横田真紀
この章では日本の将来の経済成長について取り扱っていました。日本は世界経済に 大きく関わっているので世界経済がこれからどう成長していくかにより日本の経済は 変わってきます。 世界経済が発展するためには各国がお互いに国際化を進め市場を開放して、関係を 深めることが大切だと思います。

庄子穏行
未来は現在、行なったことの影響を少なからず受けている。つまり、現在、日本が改革を行なうか否かによって未来は当然変わってくる。この章で世界の中の日本の将来像をいくつかのケースに分けてシミュレーションしているが、私は将来、直感的なものだが、日本の時代が来ると思う。現在世界はグローバルで自由な透明な競争の時代に突入しようとしている。そのグローバルな競争の中では、ダイムラーとクライスラーのような企業の合併、そして、国際的なシュアの変化も当然ありえる。このような時代はアメリカのような国が威力を発揮する。それはアメリカの国民性や風土にとてもマッチしているからだ。やがて、日本の時代が来ると思う。あくまで私の直感的なものだが、そう思う。あえて理由を挙げるとするなら、日本の技術力の高さや(アメリカが0から5にするのに強いとしたなら、)日本はそれを5から20にする力や軽薄縮小の物をつくるのがうまかったり、日本人の国民性などがあげられる。

大前慈子
この章を読み終えて、やはり日本にとって1番最初にやらなくてはいけないことはい今、政府が掲げている改革を成功させることなのではないでしょうか。私は前回の授業で取り上げた中国の経済成長は今後もありえるのかということに関しては有り得るとおもいます。世界がグローバル化する中で必然的に中国はいっそうの市場開放が求められそうせざるを得ないとおもいます。日本を取り巻く諸国の影響が日本の経済成長に易教を与えることは良く分かりました。それを日本にとってプラスに導くためには日本の経済が成長していることが絶対条件だとおもいます。今後の諸外国との関係を考えながら、日本経済が成長していくためにはどうしたら良いのかを考えていきたいと思います。

10章事前レポート
田辺健太
確かに中国は魅力的な市場であるかもしれないが、 その反面不透明な部分が多大にあり、不確実性を否定することはできない。 国営企業の民営化を打ち出した今、大量の失業者があふれる可能性も秘めていると思う。 日本企業が中国市場に進出すること自体悪いことではないが、ストロー効果により 日本が空洞化現象を引きを超す可能性を秘めていることも否定できない

三村 和則
中国は、現在、世界経済の中で重要な位置を占め、今後更に発展するであろうが、 さまざまな矛盾を抱え定屡ことも事実である。これらの矛盾を、いかに解決していくかが今後重要であり、 安定した成長を目指してほしい。

兪 寧
第10章を読んでから 日本を取り巻く東アジアの環境はいま大きく変わって います。特に中国の激しい変化が注目されます。中国 におけるいろいろの問題があまり多いことをもっとも痛感 しているのは中国人でしょう。その苛立ちと焦りのなかで 長年の政治模索と激動を経ていた。この中国はいま何をやっているか、 日本に対してどのような影響があるのかというと、2000年まで、 市場の枠組みを構築し、2015年ごろに市場の制度を基本的整備し 終えます。現代市場経済の新人として、日本にいろいろを学ぶこと や協力していただくことがたくさんあると思います。一方、巨大な 市場として、日本にも魅力のある仲間になると思います。

小川 剛史
中国の潜在能力の高さは誰もが認めるのもがあると思う。その国際的影響力は今後更に強力なものになっていくと思われる。だが現在、その潜在能力は政治的、民族的な理由から、十分に発揮されていない。今後の課題は数字に表れる成長だけでなく(地域格差)全体的な成長を目指し、国に合った政策を打ち出していくべきだと思う。

大前慈子
私はアジアについての知識はあまりないのでこの章を四でもあまり深いところはわからないのですが、前回安全保障のところでもいわれたようにこれからはアジア諸国でも団結が今以上に重要性を増してくると思うのでアジア諸国の中での日本の役割を考えていかなくて和ならないのだとおもいます。 皆さんの意見を聞いて勉強したいとおもいます。

小野 公樹
アジアマーケットの中核をなす中国。諸外国がこぞってその魅力的なマーケットに進出しようとしているが、これと言った結果を残してはいない。やはり内側に存在する様々な諸問題がその障壁となっているのだ。しかし中国は潜在能力が高いので、一つのきっかけとタイミングで大きく成長するかもしれない。その鍵となるのはやはり政治的な呪縛をどう断ち切るかだろう。

河西 真祐美
中国は、これから大規模な改革をしなければ、結局衰退の道を歩むことになってしまう気がします。その上で金融システムの未整備などはいち早く改善していかなければならないと思います。中国は莫大な人口を抱えています。どちらに転んだとしても世界が受ける影響は大きいと思います。今後、日本やアジア諸国と協力して市場経済システム・政治体制を改善していくべきだと思いました。

須賀 雅美
第15回党大会で、江沢民総書記は、国営企業の民営化を進めるが、共産党一党独裁体制を強化すると言っていた。筆者も述べているように、一党独裁は、政策運営について正確な情報や評価が欠如している。だが、これは、適切な情報を必要とする市場経済と矛盾している。江沢民氏のこのような政策は、中国の経済発展を阻害してしまう恐れがある。日本は、中国が、経済や人権などの問題について、世界の水準に達することができるように、積極的に支援する必要があると思う。

大内 伸哉
中国は莫大な国土・人口があるので、これからも発展を続け、世界にとって必要になる可能性が十分すぎるほどあると思います。一方中国には、マクロ経済の不安定性や資源・環境などの問題があります。これらの問題をどのように解決していくかが重大な課題であるようです。日本に関しては、この中国に密接に関わってくるので、日本はこれからの中国の動向を的確に見極め、協力していくことが大切なように思います。

市川明子
中国の経済成長には数値的に見て改めて驚かされた。その勢いの強さは決して一時的なものではないようにおもえるが、社会構造や政治体制がその成長にふさわしいとはいえないと思う。マクロコントロールが機能しないことや国有企業の存在など、発展途上国によく見られる形態が未だ経済構造にいおて多くを占めているからである。 しかも今現在においてその形態を改善しようというのではなく、経済成長にのみ力が注がれていることは、長期的に見て悲観的にならざるを得ないのではないだろうか。資本主義的な成長を遂げている中ではやはり社会主義的なシステムは融合できないと思う。いくら自由競争を認めているにしても、経済を動かす社会構造がきちんと対応していなければならないのでは。

田中聡
この章では、主に中国について書かれていたが、確かに中国はまだまだ無限の可能性があり、魅力的なところだと思いますが、問題もいろいろあるように思います。 資源や食料といった問題、また膨大な赤字を抱えた国有企業といい、中国政府の抱える問題はたくさんあります。そういった意味でも、政治が少しずつ変わらなけ れば行けないような気がします。今の、一党独裁的な体制そのものも少しずつ変わる時が来ているのではないのかと思いました。

奥澤啓之
この本の中で著者は、中国経済の発展について少し懸念しすぎているのではないかと思いました。私が楽観的なのかもしれませんがあの広大な国土と莫大な人口を抱える中国が飛躍的な発展を遂げることは明らかだと考えます。確かに、問題は多くあるようですが、今発展途上にある段階なのでそれらの問題が出てくることは当たり前だと思います。そういった問題を着実に解決していけば将来的に世界的な大市場に成ると考えています。しかし、今までの政策等ではだめだと思います。しっかりとした世界に通用する体制作りが大切ではないかと考えます。 一つ疑問なのですが、資本主義社会のなかで中国の社会主義的資本主義はどこまで通用するのでしょうか。まったく問題はないのでしょうか。

庄子穏行
この章は主に中国について書かれていました。中国は人口も多いし、とても魅力的な市場です。しかし、高い成長率とは裏腹にいろいろな問題もあります。そのような問題をいかに解決していくかがこれから重要になってくると思います。

白木学
中国が将来順調な経済発展をしていくことは、長期的には重要視されることなので、関係諸国と協力して、戦略的な努力を進めるべきであると思う。 また経済発展における資源、エネルギー、環境問題については今から考える必要があると思う。

大慈彌 ゆう子
中国は、現在の世界の経済成長の中で注目すべき国であると思うが、今後の発展の上で、社会主義を保っていく事ができるのか、という課題が残ると思う。ソ連という大きな社会主義国が崩壊した例もあるし、中国自体の金融や財政・資源・食糧問題など、多くの問題を抱えている。また将来的に見ても、日本は中国と大きく関わっていく事になると思う。そのためにも、日本は中国とどのように関わりあっていったらいいのか、考える必要があると思う。

松木弥来
中国が今後台頭するには、金融システムの未整備などによるマクロ経済の不安定性の改善が絶対必要だと思います。経済原論であるマクロ経済は経済の基本であり、基本ができていないと応用ができないので、マクロ経済の機能をしっかりすることがその後の発展につながると思います。国有企業と国家財政の相互依存が矛盾している格好になっていると思うので、国有企業の改革も徹底するべきだと思います。

鎌田大介
中国については前の章でもとりあげられたが、巨大な土地を持ち、人口も多い中国は21世紀に向けて急速な経済発展を続けている。中国は21世紀最大の市場と言われ日本も様々な技術移転を行っている。しかし、その反面環境に対するダメージも非常に大きくなるであろう。大きな経済成長を見込めるが、環境問題では、1つ間違えれば取り返しのつかない事態に陥る可能性もある。私は中国について考える時、まず思うのが環境問題である。いかにこの問題を克服して、経済発展を行っていくべきかが大きな問題であると思う。
9章事前レポート



大内

安全を維持するためには、やはり安全保障というものは大切である。しかし、安全を守るためには軍事力だけを強化してしまうと国々の間に問題を引き起こしてしまう。これを改善していくには、もっと国々の間で信頼関係を生み出していく必要があると思います。日本に関していうといろいろな面で安保条約は大切だと思うので、沖縄の人々だけに精神面の不安をかけるのではなく、国全体で取り組んでいく必要があるのではないかと思いました。


大前慈子

この章を読んで感じたことは安全保障問題をもう少し真剣に考えなければならないということです。今まで、私は日本がこれから危険な状態に置かれるとも、もし危険な状態に置かれたとしてもどのくらいい危険なのかとか大丈夫だろうと考えていたのでまったく安全保障問題の重要性について考えたこともありませんでした。逆になんでこんなにも毎年の今日に防衛費に税金が使われているのだろうとおもっていました。これからはもっと真剣にこの問題も考えていこうとおもうます。


奥澤啓之

韓国と北朝鮮、中国と台湾といった戦争に発展しそうな火種が周りに多くある日本にとって、アメリカの軍事抑制力は利用すべきであると考える。もし、アメリカが撤退したことを考えると日本の軍事費用の大幅な拡大と、人員の増強が予想される。また、そういった国々からの攻撃の危険性もさらに大きくなることが予想できる。だから、安保にはいろいろな弊害があるかもしれないが、周辺各国の緊張が解決されるまでは日米同盟といった物を継続して行くべきではないだろうか。


鎌田大介

日米安保のあり方についてであるが、もし日本がこの条約を破棄したならば当然、自らの防衛力を拡大する必要がある。しかし今の日本を見てその財源確保はとても難しい問題となるであろう。このような点では、私は日米安保は合理的な選択であると思う。また有事法制についてであるが、朝鮮半島の状況が不透明であるため早急に取り組むべき問題であると思う。



田中聡

今、アジア地域はかなり危険な地域の一つになりつつあるように思います。北朝鮮の不安な動きや、中国の動向、そして韓国や東南アジアなどが盛んに軍備拡張をしています。そのような中、日本は基本的に平和といえますが、危機管理にはかなり問題があるように思います。ペルーでおきた日本人の人質事件の時の日本政府の対応はかなりまずかったようにおもいます。また、阪神大震災のときも、有事体制が整っておらずに、被害を最小限に食い止めることができなかった。だからこそ、今、この機会にもう一度日本の安全保障を見直すときのように思います。また、アメリカとの関係についても、日本の安全上必要ではないかと思います。


田辺 健太

明日の第9章の討論について
筆者はこの章で一貫してガイドライン見直し、有事法制、集団自衛権などについて肯定派の立場であるが、この見解につ
いて賛成か反対かで議論を進めたいと思いますので準備をよろしくお願いします。なおレジュメに第9章の関連サイトの
リンクをつけておきました。

須賀 雅美
憲法第9条1項は、侵略戦争のみを放棄しており、自衛戦争は放棄しないと解釈されている。だが、2項では、一切の戦力保持が禁止され、交戦権も否認されていると解釈され、自衛のための戦争を行うことはできず、結局すべての戦争が禁止されていることになる。従来から、政府もこの立場を取っている。これらの解釈は、1項と2項とで矛盾していることになる。この点に関して筆者は、「旧来の奇妙な憲法解釈」と表現しているが、この意見に私も同感である。集団的自衛権を行使するのであれば、憲法を改正しない限り、この矛盾は解決されないと思う。「国益に照らした政治判断で対応」して、自衛権を行使するのは許されないのではないだろうか。


高地 良典
北朝鮮の情勢が不安定であり不透明なためこの世紀末何が起こるか分からない、また国内における緊急事態の対策も執り、政治の不透明性も払拭しなければならないということは、ガイドラインを見直さなければならない。


横田 真紀
今、私たちは平和に暮らしているので安全保障条約の役割を忘れている感じがあるが、 私たち国民が安保のことや軍事設備、防衛能力を正しく理解し、他国からの信頼関係を 築いていかなければならないと思いました。


白木 学
日米関係について、日米協力はこれから先を考えていく上で必要になるであろう。しかし、そのことによって中国など外国に対して刺激をあたえてはならない。ガイドラインについて自分の意見を述べると、マスコミではある程度報道はされたが、それにもかかわらず、国民の関心は低い。この問題は国民全体が考えなければ ならないほどの重大な問題であった。国民の意見を問わず、あっという間に決まってしまった事が納得できない。またガイドラインについて、曖昧な言葉があり、意味を明確に把握できないものがある。日本周辺という規定がはっきりしていないのがその例で、これでは諸外国からの批判を受けても仕方ない。また日本は後方支援である以上、燃料の補給はもちろんであるが、機雷除去など危険を伴うものもある。このような状況下で有事立法が制定されようとしている。これが決定すれば、各国との状況はますます悪化すると思う。国民は今が非常に大変な状態である事を知るべきであるし、政府も国民に知らせるべきであると思う。


大慈彌 ゆう子
私は、日米安保が何のために結ばれているのかあまりよく分かっていませんでした。今も完全にわかったわけではありませんが、この安全保障条約には、日本とアメリカ両国にとってメリットがあるということがわかりました。日本から見れば防国のための準備でも、アジア諸国から見れば、軍備拡大に思われるかもしれない。これは難しい問題だと思いました。


三村和則
僕は、基本的には、日米安保というものに反対である。パワーバランスを均衡にするために、現在、各国が軍事力増強しているというのは結局アメリカに対して、といえると思う。 現実問題としては、まだ日本にはアメリカ軍が駐留していなくては困るだろうが(?)、日本は、将来、軍事力による安全保章ではなく、信頼関係による安全保障を目指してほしい。 また、日米安保のガイドライン見直しについては、アジア各国への脅威となり、更なる軍拡につながる可能性もある。今後50年、100年後の世界を考えると必要無いのではないかと思う


松木弥来
日本は米国に守られているが、もしもの時自分の身は自分で守れるようにしておくことは当たり前だと思 う。しかし、今後阪神大震災のように対応が遅れることのないように政治家は危機に迅速に対応して欲し い。なぜなら、 日々訓練している隊員が活躍できる機会でもあるが、何より被災地の人々を一人でも多く助けるために。 後、沖縄の基地問題では戦争で多大な被害を受けた場所にもかかわらず、現在もかわいそうな目にあっています。これは僕の楽観 的な考えであり、法律的にも分かりませんがディズニ−ランドのように埋め立て地を作り、そこに基地を置くのはいけないのでし ょうか。もし北方領土が戻ることになれば、米国が目をつけてくるかもしれないので日本はよく対策を練ることが必要だと思いま した。


宇多良隆
有事法の制定は急務であり、速やかに執行させる体制づくりかもっとも重要である。集団自衛権はもし認めなければ、個人で自国を守らなければならないということであり、それこそ軍事拡大につながると考えられる。安全保障の問題は戦争を想定した人の命に関わるので、かなり難しいが、米ソの核戦争から中国・北朝鮮・東南アジアへとより現実的なものに安保の対象が移行している現在において、いつまでも憲法にこだわった、あいまいで不透明な立場をとってはいられないような気もする。


平松 里恵
冷戦終結以降に日本では安全保障条約は不必要だという声が出た。冷戦が終わり危険が去り95年に少女暴行事件が起こり基地に対する反対運動が激化した。けれども私は、安保条約は必要だと思う。なぜならアメリカが日本を守ってくれたからこそ経済発展に専念できたし、アメリカを敵にしなくてすむのである。安保条約は国益のためにあるのですから沖縄の人々ばかりに負担をかけず、日本全体で分担する必要があると思います。


小野 公樹
安全を守るための保険としての軍事力が、国々の間にいらぬ緊張や過剰反応、国際問題といったものを生み出している。そのような矛盾の中で我々は生活している。このような環境を安全と言えるのだろうか。 世界のすべての軍事力をゼロにするというのは無理だと思うが、少なくとも余計な部分を縮小していく必要がある。


庄子穏行
この章では安全保障について述べられていた。たしかに、安全というのは、人々の生活の安定、安心、繁栄のための基礎的な条件である。それを維持するために基盤的防衛力くらいの保険をかけておくことも必要である。しかし、安全保障ということを考える場合、ただ軍事力を強化するだけではなく、外交(援助、技術移転、含む)によって信用を得ることがもっとも大切なのではないだろうか。国際関係において信頼関係を築くことが大切なのではないだろうか。


市川明子
いささか平和ボケをしていたらしく、まさか周囲のアジア諸国でこんなにも軍事力が強化、高度化されているとは。しかも世界は様々な連帯関係を持って複雑に絡み合っている。どんなきっかけで一触即発になるか・・・。 平和ボケするほど安全な国であったからこそ経済も発達したのであるがこれがアメリカの傘下で為されていたことは言うまでもなく、またその影には沖縄など米軍基地周辺の人々の精神的な苦痛や不穏があることを忘れてはならない。 安全保障といっても、どこかで精神的な安全を侵されている人が存在するという矛盾は仕方がないことなのであろうか。


8章事前レポート
4月17日 02時00分現在20名
小野 公樹
現代の経済学においては、生産・所得・消費といった「フロー」の追求を求め、環境や資源といった「ストック」の有限性といったものをあまり考慮していない。再生産不可能な資源が大量消費され、環境が著しく汚染されれば、「フロー」の発展は有り得ない。 また経済学という枠を超え、地球レベルの視点で見た場合、環境破壊や資源問題・食糧問題などは生命存続の危機まで考えられる。 これらの問題は、各国の様々な思惑やパワーバランスなどが絡み、一筋縄ではいかない現状がある。そのような中、我が日本は国際的立場と言うものを踏まえながらも真摯に対処していく必要性があるのではないだろうか。

小川 剛史
1つの国が発展する過程において、環境問題は必ず問題となってくる。昨年の新人戦でのこの問題が議論されたが、やはり国の発展を重視して、環境問題を後回しにするとかならずそのつけがまわってくる。先進国は今後猛烈な勢いで発展しそうな国に技術を提供するだけでなく、環境を破壊しないで発展できるような指導(知識のインフラ整備)をしていくべきだと思う。

鎌田大介
地球環境の問題を考えるに至ってやはり問題になるのは南北問題であると思う。 途上国は環境対策よりも経済発展の方を重視したいという考えがあるが、この問題を解決するには多くの困難を伴うであろう。先程の京都会議で温室効果ガスの削減目標などが決められたが、途上国に削減を促すのは時期尚早であると思う。まず、先進国が模範を示し、対策技術を明確に示すことが必要であり、また途上国へ省エネ型の生産技術等を移転していく必要があると思う。

橋本 開
地球環境・資源問題の中で、特に食料問題は発展途上国で見られる人口爆発はその国の食料供給をアメリカなどの先進国の食物移転に頼らなければならない程深刻な問題であるため 、早い時期からその国の経済発展に伴う人工不足を機械化によって補ったり、教育によって人口爆発の危険性を十分に理解させる対策作り。また、途上国における偏った工業発展、 つまり急激な農地の工業地化は避け、バランスのとれた経済発展指導が必要です。現在これからの環境・資源問題はますます複雑になっていきますが、その場合の日本の位置は非常に 重要であることがよく分かりました。日本は戦後発展途上国から先進国へ成長した代表的な国です。その経験と立場を自分たちでよく理解し、役立てていく必要があると感じました

宇多良隆
これからの日本はエネルギーの源を何に求めていけばよいのかと考えてみた。化石燃料を多く必要とする火力発電は減らしていくべきだし、原子力は賛否両論あるが、原子力の危機管理を行えないくらいだと日本の将来はないと思われる。よって、原子力の削減にはあまり賛成できない。水力発電を増加させながら、新しいエネルギーを発見していくのが良いと思う。

高地 良典
地球環境問題を考えるうえで、南北問題をどう克服するかが問題であると思う。それは、途上国の急速な開発にこそ 環境破壊の原因があると、 途上国に環境保全を求める先進諸国と、責任は先進諸国にあり、自分たちには開発の権利があるとする途上国の意見の対立をどのように解決 するかである。そして、将来にわたる資源・環境の分配の公平さを維持させるためにも、リサイクル社会を築くことが 大切であると思うし、 現在の過剰生産〜消費社会のあり方についても見直さなくてはならないのではないかと思いました。

平松 里恵
環境問題は、経済的な発展と表裏一体で存在しています。この問題は、環境を破壊してきた先進国、破壊されてきた途上国といった南北問題ともなっています。先進国は、進んだ技術で環境問題を解決しなければならないと思います。

田中 聡
この問題は我々人類がこれから考えていかなければいけない最も大切な問題の一つだと思います。しかしながら世界の国々の足並みはあまり良くないのが今の現状です。特に先進国と発展途上国との考え方の違いがかなり大きかった。今後この問題を進展させるには、お互いに理解し会わなければならないと思います。そのためには、先進国の果たす役割はかなり大きいと思う。食料問題にしてもこれからは人口増大が進むに連れて足りなくなることは明白だと思います。だからこそ無茶な開発は止めるべきであると思います

渡邊 健太郎
地球環境問題は、簡単に解決することは、できないおそらくこれ は、人類最大のテーマであると思う。残念ながら、世界の国々 の地球環境問題に対する共通認識はまったくなされていない。 発展途上国は、これまで地球環境を破壊してきたのは、先進国 によるところが大きいという、また、先進国の経済発展においつ く権利があるという。発展途上国に、環境対策にお金をかける よりも、むしろ経済発展の方にお金をかけたいという考え方 が存在する。この、発展途上国と先進国の考え方の壁を打ち破る のは、かなりの困難を伴う。しかし、日本はこの壁をどうにか うち破かなくてはいけない。まずは、世界各国で中心となって 根幹にある考え方をみな見直すべきであると思う。・

大滋彌 ゆう子
現在の世界中の人口増加における食糧問題は急速に解決しなければならない問題だと思う。 人口増加について、中国は1人っ子政策をとっても、中国の人口増加に歯止めがかかっているとはおもえないし、何か有効な政策を世界規模で打ち出す必要があると思う。 また人口問題だけでなく食料生産、供給についても考える必要があると思う。 この本を読んで穀物をいくらたくさん生産しても、ブロイラ−の肉を増やすのに穀物が必要になり、穀物消費の効率が悪いということを始めて知った。

奥澤啓之
私は、この章を読んで思ったことは、ここで書かれている問題は短期的には解決できず、長期的な展望が必要だろうと思った。なぜならそれは、これらの問題はその国だけの問題ではすまされず、各国の国民の意識改革が必要になってくるからだ。そのためには長い時間がかかると考えた。しかし、いち早く取り組まなければならない問題である。そこで、自分の国の利益だけにとらわれない今後の地球環境を考えた国際協力が必要になってくるだろうと思う。 しかし、経済発展を遂げようとしている国々にとっては耳の痛い問題だと思われる。でも、日本をはじめとした先進諸国がこの問題に真剣に取り組み世界の人々(主に発展途上国)の意識を変える努力をしなければならないと思った。

松木 未来
地球環境問題と経済成長とのバランスが難しいところだと思う。それは昨年の京都会議でも問題になったように先進国が特に米国が他国のCO2を買い取る排出権取引や共同実施など、自国の経済成長の方を優先している。そのため途上国が反発している。地球温暖化は全人類の世界の全ての国の問題であるから、まず先進国が経済成長ばかり考えず、温暖化防止のために努力し途上国にも参加を求めるべきだ。国別の問題ばかりでなく一人一人のライフスタイルも温暖化防止の為に変えていくべきだ。

大前慈子
食料問題については、ここで上げてあるように人口に対して今後食料供給量が不足していくことは明らかなことだとおもう。それを回避すすために政府が何らかの形で関わっていかなくては行けないことも目に見えているが、この財政危機の状態で十分な手を尽くせるとは思えない。 ここで上げられていたように環境問題は南北間での問題をどのように解決して地球全体の問題をどれだけ地球全体で考えることが出来るかだとおもう。 日本はいったい何をすべきべきなのかを考えていきたい。

須賀 雅美
過放牧や大気汚染が、穀物生産にマイナスの影響を与えている。この事実を知り、地球環境を守りながら食料を供給していかなければならないと思った。人々が、環境を劣化させると、劣化した環境によって、逆に人間が束縛され、食糧供給もうまくいかなくなり、平和な生活ができなくなってしまうのではないかと思う。

白木 学
食料問題について、自分が生きている限りはまず問題はないと思ったが、この章を読んで危機であることを実感した。危機回避がこれから先、著者の言うようにうまくいくかわからないが まずこのような状況であるということを国民が知り、考えていかなければならないだろう。 環境、エネルギー問題についても日本の役割がこれから先問われることになると思う。南北問題についても諸外国とうまく付き合っていく必要があると思う。

河西 真祐美
この章を読んで改めて環境・資源問題は決して楽観視してはいけないと感じました。なぜならこれに失敗したら取り返しのつかない問題になるからです。私はここで挙げられている危機回避の方策を実施する前にまず、国民一人一人の問題意識を高めていくことが必要だと思いました。そして、テキストにも書いてあるようにこれからは南北問題がより深刻化してくると思います。そのための国際協力をどうしていくかがより重要な課題になってくると思いました。

横田 真紀
この章では、環境問題・資源問題についてあつかっていました。 人口が増加し続け、それに加え経済発展が進む今日、食糧問題・エネルギー問題・温暖化問題などの 地球規模の問題を軽視することはできない。これらの問題をいかに考えるか、日本の役割はどういう ものなのかを真剣に考えなければならない。環境破壊が進展し人類の生存基盤が破壊されるという可 能性が仮想ではなく現実問題になっているのである。このときに日本が中心となり世界に呼びかけて 環境破壊をいかに防止するか、リサイクルをしごみを減らして資源の節約をするエネルギーの節約、 新エネルギーの開発など、日本の技術を生かしてできることをしなければならないと思います。

田辺 健太

環境問題に関して言えば、昨年12月の温暖化防止京都会議を見ればわかるように先進国と途上国の間にその考え方に大きな温度差が存在する。途上国と中進国は温暖化の責任は先進国にあると主張し、アメリカは途上国が排出削減目標を設定しない限り、上院に議定書の批准をもとめないとし、日本は「共同実施」と「排出権取引」を利用し自国内の問題を先送りしようとしている。結果的に京都会議は多くの課題を先送りにしてしまった。最終的には個人の倫理観の問題と言えなくもないが、5%削減を実施すると日本の場合190万人が失業するとも言われ、難しい問題である。


市川明子

この章は私の論文の内容に非常に関係していて興味深かった。 しかし、先進国の視点から食糧問題などについて考えてみるとどうも現実性が薄れているような気がしてならない。 食料にしても資源にしても浪費しているのは北側の私たちなのだから自分達の姿勢次第だと思う。 地球規模で考えるのも重要だが、もっと自分の生活においても意識しなければならないと思った。


三村 和則

この章を読んで、21世紀に重大な問題となるといわれている環境問題や食糧問題について実感できました。これらは、長期的な問題なので最悪のシナリ オにならないように今から慎重に対策を立ててもらいたい また、現在の環境破壊に対して責任のある先進国として、日本は、先頭に立って環境保護や開発途上国への技術支援をしていくべきである。