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15章感想レポート
渡邊健太郎
日本の教育は世界のどこと比べても非常に遅れている。特に教育とはどういうことかというコンセンサスが国民に非常に届いてない気がす る。外部の世界の基準やルールあるいは常識を自覚しなくてはいけないだろう。 最近の問題は他社責任に帰依するところが多いと思う。日本人はたいてい責任転嫁の傾向にあり自己責任がない。やはりこれからは(教育の 3原則)創造的革新力のある人材を育成し、自己判断ができる人材を育成し、21世紀に向けてグロバルな視野を持てるような教育が必要であ ると思う。


加藤 善
まず日本国内の信頼を確保すること、そして日本がリ-ドしていける省エネ技術などで国際社会での信頼を確保していかなければならない。


大慈彌 ゆう子
国内、国外に対する信頼回復。これが今の日本が一番にしなくてはいけないことだと思う。だが、その信頼を回復するためには、課題が山積 みである。早く、明確な方向づけをして、それにむかって改革を進めて行ってほしい。


横田真紀
一度なくした信用を取り戻すのは難しい。日本は戦後の責任も曖昧にし、不透明なシステムを黙視しつづけていた。いま、そのつけが回って きて世界から信頼を無くしている。今のマイナスからどうプラスに持っていくか、やらなくてはならない問題はたくさんあるが、長期的ビジ ョンをもち、まずは国民に理解してもらえるような改革が必要である。また、目的をはっきりさせて責任をもてるような改革を進めて欲しい ものだ。


田辺 健太
日本が国際社会で信用を得るためには、透明なシステム、明確なビジョンの構築が不可欠である。システムの不透明さは、金融などに代表さ れるような密室行政、株主総会など具体例をあげればきりがない。このことに関しては、昨年の新人戦やインナー大会の論文に書いたので今 回はビジョンについて書こうと思う。日本の国政におけるビジョンのなさはあきれるほどである。(正確にはビジョンがないというよりは、 ビジョンを壊すのがうまいというべきか。)日本人の私にも理解できないのだから外交人に日本のビジョンを理解してもらうことなどできる はずもない。 最近の財政問題を見てもビジョンのなさは明白である。増税と特別減税、公共投資を増やしたと思ったら歳出カットで公共投資の9兆円削 減。矛盾だらけの財政政策!あたかも一本の道を行ったり来たりしているような財政政策。こんな政策で日本が回復したら奇跡としか言いよ うがない。明らかに長期的なビジョンが欠如している。


庄子穏行
日本は長期の視点で将来のビジョンを持つべきである。将来のビジョンがあってはじめて、今何をしたらいいのか、今どうするべきなのかが 分かってくる。私自身もこの方法を取り入れているが、ここで忘れていけないことがある。それは、目的を追求するあまりやってはいけない ことがあることと痛みや苦しみを伴うこを・・・。例えば、産業構造の高度化というといかにもかっこよくていいことなんだと思うけれど も、その過程では多数の人の失業や産業の斜陽化があったことを忘れてはならない。経済成長にしても同様のことが言える。経済成長を優先 するあまり、公害などの問題や環境を破壊していたことを忘れたはいけない。信用についても一度失った信用を回復するのは容易ではないだ ろう。日本は地道に誠意をもって、回復していくしかないだろう。まずは情報開示から・・・。それから、日本はゼロからではなくマイナス からのスタートである。まず、ゼロの地点に持っていかなくてはならない。ゼロのスタート地点という下地が整ってはじめて出発できるので ある。


松木弥来
歴史的な事件での信用を回復するのは難しい事である。今週の顔でも紹介したが、W杯で日本が名乗りをあげたところ、日韓併合などで日本 を敵対視している韓国が反対して、韓国で開催するように求めたのである。このように、歴史的な悲劇からの回復はしっかりと謝罪し、友好 関係の意思を示す事にある。また、日本システムの不透明さに閉鎖的なところが世界から、ジャパン・パッシングやジャパン・ナッシングと いわれる原因であるため、まず景気回復をしてグローバルスタンダードに近づき、そこから日本が特化する面で威力を発揮するべきであろ う。日本は世界でGDP2位という経済大国になり、ある意味有名人になった。有名人になればなるほどたたかれるもので、世界が日本をた たく事は日本がまた力を取り戻し、アジアの先頭として国際社会の役割の大きい一員になって欲しいと期待している事と、僕は受け取ってい る。


田中聡
今、日本は瀬戸際に立たされているような気がしました。戦後50年、日本の経済成長を支えてきたものが、崩壊しつつあるのだから。でも これからは、ほかの国に信頼され、なおかつ独自性というものを持たなければ行けない時期に来ているのではないか、そのように感じまし た。そういった意味でも、グローバルスタンダードという事を良く理解して、これからの日本を変えなければ行けないのではないのかと思い ました。


大内 伸哉
これから日本は、積極的に独自の政策を行っていく必要がある。そして対外に理解・信用されるよう、その政策は目標を定め、しっかり公開 しなければならない。またその政策を定めるときに、政府だけで進めていくのではなく、(情報開示を行い)国民一人一人が関わっていかな ければならない。それと日本には唯一の被爆国・省エネ技術などと世界に対して発言できる部分があるので、そういう部分でリーダーシップ をとって欲しいなと思いました。


鎌田大介
今回の討論で日本が国際社会の中でどう信頼を取り戻すかというよりかは、まず国内での信用を取り戻す事が重要であると思った。先日の財 政構造改革法の改正が日本が長期的な視点でなく、短期的な視点でしか政策を打ち出せないいい例であると思う。減税をするにしても外圧に 押されて実行するのではなく、自らの政策として行い、成果を上げ、国際社会での信用を得ていくべきではないだろうか。


高地 良典
日本の社会経済に将来に対する独自の「Policy&motivation」の提示無しには、前進することはできないことを確信した。23年ぶりのマ イナス成長の要因である個人消費の低迷もまたこのことが一つの要因になっている。戦略的「policy」とは模倣ではなく柔軟に変貌できる 体制をとることだと感じた。


須賀 雅美
日本が世界から信用を取り戻すために、まず日本国内での信用を取り戻すことが必要である。日本国民は、政府や行政に対してあまり信用を しておらず、自己の資産を預けている金融機関に対してさえ、不安を抱いている。信用を回復し不安を取り除くために、政府は長期的で一貫 した政策を示し、民意を反映する行動をとることが必要である。また、責任の所在を明らかにし、自己責任によって行動できる社会にしてい くために、法体制の整備を早急に行わなければならない。行政は、国民に対し積極的に情報を開示することが必要であり、不透明なシステム を打開するために、裁量行政を一刻も早く廃止しなければならない。それに加え、公務員の倫理を徹底するために、グローバルスタンダード に適した公務員倫理法を制定することが求められる。金融機関は、不正な帳簿操作によって利益を計上することを止め、正確な財務内容を明 らかにする必要がある。そのために、世界の水準に合った明確な会計基準を作るべきである。日本国内で信用を取り戻し、グローバルスタン ダードに適合したシステムを構築し、それを実行していけば、国際社会のなかで、必然的に競争力が強化されるのではないだろうか。


河西 真祐美
日本はゼロからではなくマイナスのスタートラインに立っています。これから信頼を取り戻しグローバルスタンダードを越え最終的に日本の 独自性を出せるにはどうしたら良いのでしょうか。 ゼミ内の話にもあったように、まず、今、何が必要でどうしていくべきなのかという方向性を提示していくべきです。日本人はたいてい自分 のアイデンティティーや自覚を持っていない人が多いと思います。またどうしても責任転嫁の傾向にある気がします。 制度的な問題としては、模倣の改革ではなく、他国の政策を見習った上で、それが日本のシステムで十分機能するかを考慮し、実施していく べきだと思います。そうしなければプラスに働くものもマイナスに働いてしまいかねません。またシステムの不透明さの点で情報開示が必要 だとおもいます。そして基本的なことですが、国民の声がきちんと繁栄されるような体制にしていくべきだと思いました。


奥澤 啓之
日本は今後、外圧に負けずに独自の政策を打ち出すべきだ。また明確な長期的ビジョンを持つべきであり、明確にそれを広く国内外にに示さ なければならない。これから国際社会で日本がリーダーシップを発揮するためには、もっと世界に対して積極的に発言して行くべきだし、国 内においては強いリーダーシップがとれる政治家の登場が期待される。そのためには現在の官僚主導型の政治体制では問題があると思う。今 後は、それらを踏まえた構造改革が必要だろう。 話は変わるが、ニュースの特集で接待は必要かということについて街角でサラリーマンにインタビューしていたが、年輩の人ほど、現在こん なに変化してきてるにもかかわらず日本においては接待は必要だと言う人が多かった。日本の企業における交際費は5兆4千億円でアメリカ に比べて4倍であるらしくそれらを大幅に減らすことはかなりの経済効果が期待できると思うのだが。今後はこうした年輩層の意識改革とい う者が必要だろう。年輩層も必要性は感じていると思うが、今までの自分たちのやり方を否定されたくないと意地を張っている部分があるの ではないだろうか。


田中聡
国際共存、これは今、大変重要なことだと思う。この前のインドとパキスタンの核実験にしても言えるが、国境紛争以来、両国は対立を続け ているが、国民のなかには、交流を行っている人が増えているという。こういった事でも言えるが、お互いを理解し会うということが今更な がら重要性を増しているように思えました。


須賀 雅美
国際化の中で、日本がこれからも繁栄を続けていくためには、行政の透明化、グローバルスタンダードにあった市場システムの構築が不可欠 である。そのような改革をしないならば、世界の競争の中で、生き残っていくことは不可能だと思う。


河西 真祐美
日本は今後情報化、制度などの面でグローバルスタンダードに追いつかなければならない。そうしなければ日本は魅力の無い国としてみらか ねない。 またこれからは自国の利益に捕らわれるのではなく、国際的共存が必要だと思う。


三村 和則
日本は世界から信頼されていないであろう。原因は、不透明な社会体質でもあるが、経済中心で、金もうけのことしか考えていないように思 われていることでもあろう。今後信頼を得るためには、日本は経済以外の分野で独自の意見を持つことが重要であろう。


14章感想レポート

三村 和則
最近、電車に乗っていても外人さんをよく見るようになった。日本も多少外資の参入ができやすくなってきていると思う。今後規制緩和を進めることにや って、これらの外資に、日本企業は勝つことができるか心配ではあるが、よい傾向だろう。


小川 剛史
日本は情報通信のインフラが遅れているという話の中で、受験科目の中にパソコンという科目を入れてはどうだろうか?という意見を聞いてとてもいい意 見だと思った。僕は1年浪人してしまった人間だが、浪人生活の中でいつも思っていたことは「どうせ今勉強している英語は受験英語で実際には使えない ものだ、国語にしてもこんなに論理的に文章を読解しながら読むことは受験以外にないだろう」ということだ。つまり大学に入るだけの為の勉強をしてい る気がして何だかやるせない気持ちになっていたことを良く覚えている。もし将来的にも役に立つような科目があったら本腰を入れて取り組んでいたと思 う。というか、そのような科目が1つぐらいあってもいいと思う。特に文型に進もうと考えている人は理系ほど専門性がなく、ただ暗記して受験が終われ ば忘れてしまう、という傾向が強いと思う。情報通信産業で世界レベルに近づく為にも、日本の教育制度に新しい風を吹かせる為にも、この考えは言いと 思う。

庄子穏行
日本は規制緩和を行ない、グローバルスタンダートに近づける必要があると思った。 http://www.senshu-u.ac.jp/~e080338/


鎌田大介
日本がアメリカよりも情報関連のあらゆる面で遅れているのは、はっきり言ってインフラの整備ができていないからだと思う。ある程度のパソコンの知識 をもって大学にはいってくれば、それだけやりたい事も明確になるだろうし専門的なことに時間を費やせるはずである。そしてこれからはインフラの整備 も進み大学のパソコンなども、だんだんレベルの高いところで使われるようになるのではないかと思う。


加藤 善

このまま規制緩和せずに市場が衰退していくよりは、外国の企業に独占されてもいいから、日本の市場を魅力的にするためには規制緩和は必要だと思いま した。それと日本は情報化社会においてはぜんぜん発達していないので、これからは小学校あたりから授業に取り入れていってほしいと思いました。


横田真紀

今、小中学校で、パソコンが置いてあるようになっているが、ほとんどの人たちが、使い方も分からず、教わりもせず、塾や習い事をしていると言うのが 現状である。先生の知識不足、受験科目にないなどの理由が挙げられていたが、これからの教育でパソコンは欠かせないものであるし、もっと積極的に使 ってほしいものである。専修大学にもパソコンがあるのに使っていない学生が多いので、もったいないと思いました。


白木 学

新産業については、介護、情報、環境の分野がこれから先際だってくると思われるが、ここでの規制緩和も必要になってくるだろう。情報化については小 さいころからの教育が必要だと思う。これから先インターネットは飛躍的に利用されるように思われるが、問題点も出てくるだろう。法的処置もある程度 必要になってくるように思われる。


大内 伸哉

ゼミを終えて、後に自分に関係のある失業者の問題に関心を持った。今後失業率は5パーセントぐらいが続くようだ。ここで企業・個人は必死に残ろうと し、(政府に頼るのではなく)自分達でやらなければならないという一人一人の自己改革が必要である。またこれからは、これだけは他には負けられない という独自性が必要になってくると思う。このように、国民一人一人の意識改革が国全体に影響を及ぼしていくだろう。それと発展段階の新産業における 教育基盤をしっかりさして、成長させることにより、(新産業で)失業者の為の雇用を創出していくことも必要だとわかった。


大慈彌 ゆう子

日本人は、どんな面にしても、個人的意識が低いと思いました。景気が悪くなれば、ただ買い控えするだけで後は政府が何とかしてくれると思っている。 本来、景気回復には、国民一人一人が問題を意識して取り組むべきなのに政府の政策が悪いと批判するだけである。日本人は政治についてもっと関心を持 ち、参加するべきだと思った。また、勉強するのは学生のうちだけで、社会に出れば勉強しなくていいと言うのではなく、企業側も協力して、生涯学習の 場をもっと増やしていくべきだと思った。


松木弥来

規制緩和に対する反対として、行う時期がまずいとのことであった。しかし、日本経済、特に金融システムはバブルで舞い上がりバブル崩壊後ようやく周 りが見れるようになり、グローバル化への遅れを知ったのである意味仕方のないことだと思う。改革というのは問題があって初めてするものだと思いま す。しかし、去年の消費税5%アップ、医療費負担の増大、特別減税中止を一気に行ったことは本当にまずかった。消費税5%にあげても消費は以前とあ まり変わらないと思ったのであろうか。電算機で習いましたがGDPにおける寄与で、やはり消費の比重が大きかった。消費を自ら抑えることは自分の首 を絞めていることと同じではないでしょうか。それに、追い討ちをかけるように金融不安が起こった。ビックバンを控えて運が悪かったといいたいところ だが、これは明らかに政府の政策ミスだと思う。しかし、ビックバンなどの規制緩和は今でも遅いくらいで、早急に進めるべきだろう。日本は市場経済で あることを忘れないで欲しい。 今後、情報通信が成長するであろう。この発展は人類にとって無限な可能性を秘めていると思う。しかし、小中高生にコンピューターが普及されるように なれば、インターネットでポルノなど、教育上よくない情報まで簡単に引き出せるし、プライバシーの問題もある。このようネット上では政府が規制する のが難しくほぼアウトローである。ここでは、規制緩和ではなく規制をひく努力をして欲しい。


河西 真祐美

最初に日本人全体にグローバル化の認識が必要だと思いました。ゼミ内での話にもあったように日本人は責任転嫁の傾向があると思います。国民の意識改 革や勤労者の自己啓発が必要だと思いました。 また情報化については、第一に情報化教育の充実があげられます。。いずれにせよ規制緩和、ネットワーク技術の浸透にはだいぶ時間がかかる問題だと思 いました。


平松 里恵 規制緩和については、今の日本の状態をふまえた上で行っていかなければならない。また、これから日本は国内だけを見るのではなくグローバルスタンダ ードで世界に目をむけ経済改革を進めていかなければならないと思いました。

13章感想レポート
Kentarou Watanabe
日本の社会保障システムは、完全に破綻してしまったと思う。 もう、国民は、国の社会保障システムに関して 信頼感が欠如しているのではないか、失った信頼をとりもどす のは、かなり時間がかかる。市場原理をもっと積極的に導入 し、民営化サービスをひろげれば、少しは、信頼が回復するのでは?


大内 伸哉
僕は社会保障の問題において、改革をして解決するのも大切だが、もっと根本的な解決方法があるとわかった。例えば医療において、自分たちが健康管理をしっかりするとか、薬とはどういう物か認識してやたらに使わない様にするとかで、全体として無駄な医療費が削減できる。また介護においては、市場などを取り入れてみんなが老人ホームに安く入れるようになるのは言いことだと思うが、それよりも(大変だと思うが)家族が責任を持って世話をしてあげれば、社会的費用はもっと削減できるはずである。税制については、将来の不安を取り除くために恒久減税を行い、消費を増やし(内需拡大)、世の中を活性化して景気回復させることがまず取るべき政策なのではないかということがわかった。


庄子穏行
医療問題に関していろいろと改善することがあるが、自分自身も健康に対する意識を高め、栄養にきをつけて好き嫌いしないで食べて、普段の生活を見直さなければならないと思った。今は、無茶をしてもなんともないが、後々にあらわれてくると思う。健康がもっとも基本的なことで、このようなことを決して馬鹿にしてはいけないと思った。健康という前提条件があってこそ、高次の目的意識を持てるのだなあと思った。


松木弥来
医療について料金の提示などの開示は本当に必要である。そして、日常の健康管理は考えてみれば当たり前のことで、誰でも病気になり苦しい思いをしたい人はいないからで、それには食生活が一番大事だと僕も思う。毎日、歯を磨いて虫歯を予防するように食事で体をいつも健康な状態にする。スポーツ選手も食生活で調子をコントロールしています。僕も健康に関するテレビを見るのですが、日本人に一番よい食事は和食なのです。今の人の食生活が欧米型になり、和食を口にしません。このごろ、僕はご飯にごまをかけたり、煮物、きんぴらごぼう、ひじき、納豆、あじのひらきなどを食べるようにしています。質素で物足りないように感じますが、皆さんも和食を食べるように心がけてみてください。


須賀 雅美
医療や介護の問題は、これからますます進む高齢化社会に向けて、切実な問題になると思う。市場原理を導入して、もっと多様で、安価なサービスが多く提供されるようになれば、より多くの人々が介護サービスを受けられるようになり、高齢者のいる家族の負担は軽減されるのではないだろうか。


大慈彌 ゆう子
ただ、社会保障というと漠然としすぎていてはっきり認識しきれないところもあると思う。だが、ものすごく身近なところにある医療費や薬について、もっと私たち自身に情報があるべきで、そのための情報公開は行われるべきだと思う。だからといって、すぐに薬に頼ったりせずに日頃の食生活の中で、バランスのとれた食事をとる様に心がけるべきだと思いました。


高地 良典
5月28日の日経新聞の記事より「従来の官僚主導のシステムから消費者主権を重視するシステムへの変更が現在の消費低迷を解消する手だてである。また、効率を重視した市場経済を目指す上で効率と同時に政策と市場の限界(市場原理が適用しにくい公共財、社会資本、ルール作りなど)に関して公正と言う価値基準も要る。」とあった。まさに今回の討論にある医療、介護などの「市場の限界」に当たる分野の市場化、民営化が必要である。またそのための「新しいルール作り」が必要となると思った。


横田真紀
日本の医療問題でいろいろな部分でまだまだ改善するべき事が多いことが分かった。これからの超高齢化社会において無視できない問題である。医療費の削減、技術、サービスの向上医者達の意識、患者の意識なども改善すべき点である。私たちに今すぐに出来ることは自分達の健康管理である。食生活や、睡眠、運動など自分で出来ることを意識してやることが大切だと思った。


市川明子
自分たちが自分の健康について気を付けるのはよいことだが、少しマスコミも取り上げすぎると思う。 様々な情報に影響してか、過剰なまでに薬や健康食品に簡単に手を出す人が多く、しかも健康食品と言う名の薬の需要が大きいからこそ、大型薬局が緩い制約の下拡大しているのではないだろうか。 生活を見直すような社会にしていかないと、抵抗力のない社会になってしまう。 私は現代社会にもっとも有効的な影響力を持つのはやはりメディア情報だと思うので、もっと、責任を持って情報を提供してほしいし、私たちもその情報を自分なりに適切に判断して取り込まなければならないと思う。


加藤 善
これからは患者が、しっかりとコスト意識を持ち、たいした病気でもない限り病院には行かない癖をつけていかなければならないとおもいました。また、患者は様々な情報を集め、関心を持つ事が必要だと思いました。


田中聡
私たちにとって医療というのは、やはり生活に欠かせない問題の一つのような気がします。だからこそ医療サービスを受ける立場の人もさまざまな情報を集め、もう少し関心を持つことが必要になってくるような気がします。また一方で病院などももう少しディスクロージャーを進めていき、患者にわかりやすく治療などについて説明するなどの行為が必要になっていくと思う。また薬について言えば、製薬会社はもう少し安全性等を考えていく必要があります。また薬価基準といったものについても同様に見詰め直す次期に来ていると思う。いずれにしても薬についても同様に我々がもっと関心を持って考える必要があると思う。


白木 学
税制について、消費税のような間接税確実に徴収できる点からみていい。恒久減税は人々の勤労意欲のマイナスの効果をある程度是正してくれるだろう。現在、内需拡大と盛んに言われるなか、消費の重要性は高いと思われる。恒久減税をしても消費にうまくつながるとは限らない。消費を活発にさせるためには、短期的でも間接税を 下げる必要もあるのではないかと思う。


12章感想レポート
小野コウキ
日本の行政・財政・金融のトライアングルには、様々な問題点が内在することを改めて認識した。今回はその中でも顕著なものを取り上げて討 論したが、特に財政投融資関連の問題は、今後の日本の行方を占う上でも是非とも解決しなくてはならないものだ。利用の仕方によっては良 くも悪くもなる、諸刃の剣のようなものだから・・・。


三村 和則
今回のゼミでは、黒板を使うことで討論がやりやすかったと思う。今後もこのような形が望ましい。 日本の財政は、無駄の集まりによって現在の状態にある。これらの無駄を今後、いかに無くしていくか、また、それらをチェクするシステム を作ることが重要である。 地方においては、国に依存することにより無駄が生じている。これらの意識を改革し、また改革しなければならない地方分権を推し進め、各 自が責任を持った行動をする必要がある。


須賀 雅美
財政改革は、規制緩和や情報公開などの国全体で考える問題と、地方レベルで考える問題がある。国全体で改革をしていくのは、かなり困難 であると思うので、地方レベルで小さなことから改革をしていき、徐々に国全体に広めていけばいいのではないかと思う。


大前慈子
この章を読んで、この章でのサブテーマにもなっているように「効率的な分配」をこれからもっと考えていかなくてはいけないとおもいまし た。しかし、ここでも述べられたいように、効率性ばかり考え市場原理を導入し、本当に必要な人が医療を受けることが出来なくなるのでは ないかという不安はある。しかし、高齢化に伴い、社会的費用の増加は不可避である。今までは、効率が悪かったから無駄なお金かかかって いたのだとおもうので、効率的な分配を考えていくことが大切であろう。


大内 伸哉
現在の日本の財政の問題として、財政・公共投資・規制緩和・財政赤字・地方財政などがあげられた。中でもバランスを取っていくため、こ の先地方分権は大切に思えた。しかし地方はまだまだ財政面などで国への依存度が大きいため、独自の判断や工夫や責任感が少ない。これか らは各地方がしっかり情報公開して、各住民が状況を理解し、責任をもって行動することにより、各地方から改善していき、国全体に広まっ ていけばいいのではないかと考えました。


白木 学
現時点での日本にはまだ多くの問題点があることがわかったが、その中でも私が取り上げたいのは、地方自治体についてである。地方自治体 は国への甘えがあり、また住民の要望があっても地方自治体が独自で決定することは制約され、国の許可が必要である。このような状況だか らこそ地方分権が必要だと思われる。地方自治体はこれから数多くある問題を解決し、国からの保護から脱却し、そのかわり責任を持つこと が必要であると思った。


田中聡
今回の討論では、今の政治に関する問題をひととおり出しそれについて議論をしました。その中でも、やはり財政には、特に関心を持ちまし た。今の日本の会計はいわゆるどんぶり勘定的なやり方をしておりこのままではますます悪くなることは目に見えています。そういった意味 でも中央ならびに地方がもう少し努力するべきです。そのためには民営化は一つの良い選択肢になるのではないのかと思いました。また欧米 みたい、不効率部門を政府がやるのではなく、銀行などに一部を委託するなどしてみたほうが良いのではないのかと思いました。


横田真紀
税制・公共投資・規制緩和・財政赤字・地方財政といろいろな問題があげられました。これからの時代は官が主導権を握るのではなく、市場 を活性化し、自由化を進めるべきです。人々や企業の甘えが日本経済の競争力を弱めているので、新たな時代にあった根本的なシステムを作 っていくべきだと思います。


河西 真祐美
今回の授業により、自分が行政や財政に関しての知識がないということを実感しました。 現在の政府の規制や運営には無駄が多い(非効率)と思います。また地方財政は地域を考えた運営ではなく、上部の思惑による行動が多いと 思います。これからグローバル化の中で日本のシステムは大改善をしなければならない時に来ています。フリー、フェア、グローバルを実行 していくことが日本への魅力を増していく方法だと思います。そして地方財政も強化していくことが必要だと思います。 これから日本の構造についてよく勉強していきたいと思いした。


松木弥来
恒久減税とともに法人税の減税をしたほうがいいと思いました。地方行政を国から引き離すのも規制緩和だと思います。規制緩和は競争を強 化することだから、各都道府県が活性化のために、今まで国への甘えから抜け出しいろいろな改革をすると思います。ただ、競争は淘汰して しまうものが出てくるので国は過疎化する地域がないように監視する必要があると思いました。財投システムでは出口の機関に問題があると 思います。地元の代々木上原の井の頭通りは、僕が中学生のときから拡大工事を始めてますがまだ完成していませんし、住宅では建物を建て てから周りの整備をするので、住宅を購入しても新築とは言い難い面もあります。更に、高速道路はできた当初何年後かにはただになる予定 だったらしいのですが、舗装や改築工事を理由に料金を上げています。このような事は、全国各地で起きている事なので、効率よく無駄を省 くにはそのような機関の民間への移行が必要かと思いました。


11章感想レポート
河西 真祐美
この章は自分にとって理解に難しかった。感想として、ミクロ的な問題ばかりを捕らえるのではなくマクロを支えているミクロとして考える ことが大切だと思った。また日本には経済の成熟化などの問題はあるがまだまだ技術進歩を遂げられる国であると思う。 今後、ベンチャー企業などの積極的育成や資金援助面を助け、抜本的な改革を成功させるべきだと思いました。


白木 学
日本が成長した過程として、労働投入、資本ストック、技術革新が大きな役割を果たしたことがわかった。しかし今後、労働投入は少子化、 労働時間の短縮により、実質GDP成長率における寄与度が今までより大きくなるとは言い難い。そのため、資本ストック、技術革新をどう するかがこれからの課題であると思う。資本ストックを上げるには日本の市場を魅力あるものにし、海外の資本投資に頼ったり、故人資産の 活用など、何かしらの手段があると思う。技術革新についても、日本の技術は高いのだから、新しい技術の改革によって新しい需要を生み出 すことはできないのだろうか。 また、世界の関係からみても、日本が成長するには外部的要因が重要であるということがわかった。やはり、世界環境に影響を受ける以上 は、日本は貢献する必要があると思う。国際化に対応し、緊張関係を対処すること、世界の国々との信頼関係を深めることが大事だと思う。


田中聡
これからの日本経済は、世界経済が順調に発展することが、今後も成長するのには、不可欠だと言う結論であった。確かにこれは、もっとも な予想だと思います。ただしそうはいっても、これがすべてではないし、またこうなるとは言い切れないのではないのかと思います。日本に は、まだ改革すべき分野がかなりあり、それを行ったときの効果は絶大だと思います。確かに今景気は悪いし、先行きはかなり不透明だとは 思いますが、それを全部うのみにして、悲観的になるのはよくないのではないのかと思います。


小川 剛史
今回のディスカッションの最終的な結論は、日本は自国の力だけでは発展できないという事であったが、私は日本独自の力でも発展できる可 能性はあると思う。確かに最終的には他国の力も必要になってくると思うが、他国の発展が日本を引き上げるというような他力本願な考え方 よりも、日本も発展し、他国も発展するという考え方の方がいいのではないか?


三村和則
今後の日本経済は、自力成長は、ほとんどなく、他国に依存しなければ成長できないという結論であったが、それは、ただの予想である。 確かに今の日本経済は多くの問題を抱え、将来の予想は真っ暗であるとおもわれるが、日本の経済構造や、国民の意識を改革するのに良い機 会ではないかと思います。


平松 里恵
日本の期待とは、世界経済がのびること、他国に頼るしかないのかもしれないがまず自国の構造改革、新しい技術の開発をしていかなければ ならないといけないと思いました。その為にも、もっと危機感を持ち常に国際化を意識していかなければならないだろう。


大慈彌 ゆう子
今の日本の経済力では、自力で経済成長することができないので、世界的な景気の波に乗ることでしか経済成長することができないというこ とだった。これは、とても残念なことだと思うが、日本はただ世界的な景気の回復を待つだけでなく、国内の景気回復のために惜しみない努 力をすべきだと思う。


横田真紀
日本経済は大きく世界経済に依存しているので、日本が経済成長していくのには世界経済が順調でなければならないという考え方ももっとも であるが、日本も新たな技術革新やリエンジニアリングによって、独自に経済成長していければよいと思いました。


鎌田大介
経済の成長要因である労働、資本、技術の3要素について、私は今後日本が高齢化を迎える事もあり、技術面での発展が必要不可欠であると 思う。日本は外需に頼った成長を続けており、その代表的な産業は製造業である。特に自動車産業は世界に対して、1歩も2歩もリードして いると言える。先のダイムラーとクライスラーの合併に関しては、その目的の1つとして環境対策の研究費削減ということがあげられたが、 クライスラーがこれから開発しようとしていた環境対策エンジンは日本で既に実用化しているし、三菱のGDIエンジンにしても米GMへの供給 が決まるなど世界でも優位な位置にいる。私はこれらの産業を外需依存ではなくいかに内需依存にし、内需成長のマイナス分を補えるかだと 思う。それと同時に日本の自動車産業も環境対策を武器に世界の自動車メーカーを合併していくことも可能ではないかと思う。


奥澤啓之
今後の日本の経済成長の3要素のうち、労働投入の減少はこれから少子化や生産過程の効率化が予想されるため仕方がないことだと考える が、資本ストックの面ではまだまだ日本は改革すべき点が多くあり、魅力ある市場にまだまだ成りうると考える。例えば、資金調達が自由に 行えるようになった今、証券市場の発達による新しい投資先の構築などが考えられる。アメリカでは、多くの投資先があり投資する金額も日 本に比べて低い額からあり、投資を行う上で大変環境が整っているようである。日本もこのような環境づくりをしていけば1200兆円とい われる使われないでいる国民の資産をもっと有効に活用でき、経済成長の要因の1つである資本ストックが増加するのではと考える。 技術進歩の面では、情報経済論で先生がおっしゃられたようにソニーの例のように供給が需要を創造する需要創造型の経済環境を作り上げて いけば、今後の日本経済はまだまだ、2,3%の成長を続けられるのではないだろうか。


10章感想レポート
須賀 雅美
中国にとって一番の問題は、共産党一党独裁体制と市場主義経済を両立させようとしている事だと思う。民主主義と自由主義経済は、表裏一体のものである。というのは、共産主義のもとで、思想や言論の自由などの基本的な権利、自由が制限されると、情報が不足してしまい、中国国民にとって何が最善の方法なのかという事に対する 判断力が欠如し、選択の自由も奪われてしまう。その結果、民意が政策に反映されなくなり、自由な経済活動に影響を及ぼしてしまう恐れが生じるからである。したがって、共産党一党独裁と市場主義経済という相反する政策を進めるよりも、一党独裁をやめ、民主主義に移行していくような政策に転換していったほうがいいのではないか。こういった、根幹にある問題を解決しない限り、中国の経済政策や、社会に内在する矛盾を解消する事はできないのではないだろうか。


河西 真祐美
授業を終えて中国は成功すれば大きな発展を遂げるだけの環境があるけれど、依然として抱えている問題の多さ(食糧問題・政治体制など)を認識しました。今のままでは優秀な人材でも結局、社会体制に押しつぶされてしまうと思います。 そのために中国の大改革・・国民意識の改革、また国民意識の改革と同時に国営企業の体制の改革などが必要だと思いました。そして授業の中での話にもあったようにアジア全体の経済発展につながるように、アジア各国を中心に日本が先頭となって協力していく事が不可欠であると思いました。


庄子穏行
授業の中で先生がおっしゃっていたこと(能力など)がとても興味深く感じた。その能力に関して自分なりに考えてみた。能力の定義自体よくわからないが、果たして人には能力というものは存在するのだろうか。2つの場合について考えてみた。まず、能力はあると仮定した場合、世の中には100mを10秒で走る人もいれば、20秒かけて走る人もいる。20秒かけて走る人は努力したとしても(ある程度までは練習によって伸びるかもしれないが、)10秒で走るとは考えにくい。世の中には能力がある人とそうではない人がいる。だから、その分野ではその人の方が能力があるかもしれないと素直に認めてしまう。ある分野では自分の方が能力があるかもしれないのだから・・・。もう一つは能力がないと仮定した場合、人の能力というものはみな平等で、ただやったか、やらないかの違いだけだ。それが差となってあらわれているに過ぎない。次に4つの場合について考えてみた。1つめは能力があり、さらに努力した場合。2つめは能力があるのに、努力しなかった場合。3つめは能力がないけれども努力した場合。4つめは能力がなく、努力もしなかった場合。1の場合は問題ない。2の場合は3の場合に劣るかもしれない。4の場合は問題外である。共通して言えることは能力があろうが、なかろうが、努力しなければ意味がないことである。努力が伴ってはじめて能力というものは生きるである。また、能力の限界という境界線を自分でひいてしまっているのかもしれない。火事場のばか力というものが存在するが、普段人は能力の限界まで力をだしきっていないのかもしれない。


大前慈子
私は中国と日本の関係についてや、今の中国の現状についてあまり詳しいことは知らなかったのですが、今回の授業を終えて日本にとってこれからの中国の成長が日本の経済成長に大きな影響を与えるということがわかりました。また、先生の話を聞きもしも今あまりきちんとした教育を受けることの出来ないか多くの人々が今後きちんとした教育を受けこれから中国がより開放的な市場政策を打ち出せばこの国は今後も飛躍的に成長すると思うます。アジア諸国が成長する中日本政府も本気で改革に取り組まなければとり返しの着かないことになるのではないかと不安になりました。


小野 公樹
社会主義と資本主義の良い部分だけを取り入れる、実現すればとてもすばらしいことだろう。しかし今の中国は悪い部分が顕著になっている。それが国民の意識まで低下させているのではないだろうか。中国が自立再建するにあたって一番必要なのは、やはり十何億人もいる国民の意識を高いところまで上げることだと思う。


田中聡
中国にはさまざまな問題があるが、やはり根本は、社会主義と資本主義の併用による矛盾からくるのではないのかと思います。 経済だけを開放的にして、政治は今までどうりの、閉鎖てきな状態では、だめだと思います。だからこそ、これからは思い切 政策の見直しが迫られると思います。また、中国12億の人口が少しずつレベルあがる必要もあると思う。そのためには、 更なるインフラ整備が必要です。日本も円借款など、するときにこういった面に使われているかをチェックする必要があると 思いました。


横田真紀
莫大な人口を抱える中国は、これから発展する要因はたくさんあると思う。下の階 級にいる人々がレベルを少し上げるだけでも経済的効果はすごく高いと思う。しか し今の中国の国有企業の問題や教育問題、政治体制では問題がありすぎると思う。 日本にとっても中国の経済発展は関係が深いので中国の人々が高い意識を持ってい くことが大切だと思った。


松木弥来
中国が今後成長するのに全面的な指令計画経済体制を維持しようとしているなら、それは無理だと思う。なぜなら、指令計画経済のもとでは、経済活動における自由の保障がないと思うからです。だから、中国は指令計画経済だけでなく市場経済も取り入れ、混合型の経済体制にしたほうがいいと思う。そこでも、やはり政府の役割が重要だと思う。


宇多良隆
10章を勉強し終わって、中国の発達は労働インプットが終わり次第止まってしまうと思った。農業に従事している人が製造業に移行し終わるまでに、生産性が向上するような体制を作っていかなければならない。


高地 良典
中国には経済発展に必要な土地の広さと人口の多さをもってはいるが、今それらは目に見える形で負の要素となっている。要素の転換には構造、インフラ、意識問題と様々あるが逆境にからこそ変革は起こるため外圧ともいうべき外国企業の参入を自国の市場活性化に生かしていく政策を採る必要があるのだと思います。


大内 伸哉
莫大な国土・人口をもつ中国は、発展可能性が十分にあるが、現在はいろいろな問題がありうまく機能していない。これからは、この問題に対してきちんとした改革が行えるかが発展のための鍵となる。特に人口の多い中国では、国民の教育レベル上げる(それに伴い企業の技術が上がる)こと・意識改革が大切になるようだ。こんご、改革をすることにより十分発展可能な日本と中国がどのように接触し、世界(アジア)経済に影響を与えていくのかとても重要なポイントになると思った。


鎌田大介
中国は21世紀に世界経済そして、日本にとってもとても重要な市場になる。しかし、それを受け入れる市場の整備ができていない。今回の討論でやはり根本的な問題は社会主義にあると思った。抜本的な政策の改革が必要であると思う。また、教育面などでもインフラ整備を早急に行っていく必要があるのではないかと思う。


大慈彌 ゆう子
今後、中国が成長をし続けていくためにも改革は必ず行われなければならないと思います。ですが、共産党による一党独裁という体制下で、資本主義的経済活動の運営を図るという”いいとこどり”的な政策にはやはり無理があると思うし、ここがすべての問題のネックになっていると思いました。


白木 学
中国の経済発展が今後どうなるかによって日本、世界の状況も変わってくる。しかし、中国が発展するためにはまだ多くの課題が残っているのは確かである。日本にはいい人材がいるのだから、投資家を育てるなど、いわゆる人材教育は大事であると思う。





9章感想レポート
横田真紀
安全保障について今回討論したが、私は必要だと思います。安全保障をなくしたら日本は軍備を拡大しなければならないし、それによって周りの国々も軍備を拡大していき無駄な浪費になると思います。一国主義、自救済主義にならないで国際社会というものを考えなければいけないと思います。うものをか


河西 真祐美
自分は最初ディスカッションの時に賛成派にいたのですが、最後はどちらの意見なのか分からなくなってしまいました。 先日、韓国に行ったときに韓国と北朝鮮の国境線を見に行きました。その時感じたことは、日本がアメリカとの条約を取りやめたとして日本人は完全な防衛体制をとれるだろうかということでした。確かに日本はアメリカに依存している部分が大きいです。与えられた平和だから、日本人がマンネリ化(平和ボケ)しているのは絶対に良くないことだと思います。平和への国民意識の改善は絶対に必要だと思います。ではこれから日本がどういう選択をすべきか、自分なりにしっかり考えていきたいと思いました。


大内 伸哉
僕は安全保障は必要だと思いました。この先平和がつづくか分からないので、取り消してしまったら、結局日本は自分達で軍事費を拡大して無駄なお金を費やしてしまいます。それだったら、アメリカに対する甘えかもしれないが、守ってくれるというならば、それに頼っていたほうがいいのではないかと思いました。(ただアメリカは日本を利用しているだけという考え方もできるので、ガイドラインの内容を自分で調べないといけないと思います。)しかし、最悪の事態になったときどうしなければいけないのかという意識が、平和ぼけした日本人一人一人に必要な意識改革だと思います。


三村 和則
安全保障の問題は、普段の生活では、あまり意識しないものなので、今回討論できたのはとても有意義であったと思います。 日米安保による安全だろうが、いざ、危機がおきると、日本の協力が今後求められるだろう。 先生のいわれたように、今後、危機に対する意識を持つことが必要であると、感じました。


田中聡
今回の討論は、日本の安全保障について、中心にやりましたが、僕はやはり、日米安保には、基本的に賛成です。これからの日本は、国際的に見ても、世界平和 のために、何かやらなければいけないと思います。経済的には世界でも第2位の規模を持った国が、世界のために何もしないというのは、駄目じゃないかと思い ます。その意味でも日米安保は、アジア、太平洋地域において、かなり重要だと思います。そういった意味で、必要ではないかと思いました。


松木弥来
9もしアメリカが日本から撤退して、日本が自衛のためにアメリカが抜けた分の軍事を拡張するならば、ほかのアジアの国々は日本には侵略能力があるとみなすと思います。そしてアジア諸国が日本に対して注意を持たせることを自ら作ることは、日本にとってマイナスでありアジア地域全体にもマイナスになると思います。戦争になり貿易ができなくなれば、自給自足のできない日本は生きていけません。だから日本はお金や技術などでアメリカの後方支援をしたほうが軍事に力を入れない分、経済成長に集中できるのでその方がずるい気もしますが一番いい選択だと僕は思います。


鎌田大介
今回の討論を終えて、私はやはり日米安保は続けていくべきだと思った。今の日本では自力で国を守る余裕はないと思う。しかし、日本人は背後にアメリカがついているため危機に対する認識が薄れている。今回の討論で何よりも重要なのは、我々が周辺地域の危険性を認識し、自ら平和に対する意識改革をすることであるとと感じました。


小川 剛史
今回、日米安保について賛成と反対で2つに別れて討論したがやはり日米安保条約は必要だと思った。三村さんの意見でアメリカが日本にあまりにも肩入れするから、アジア地域はヨーロッパ地域のような関係になれないという意見もあったが、日本は第2次対戦のこともあり国の軍事力を強化する訳にいかないし、だからといって他国からの攻撃がまったくないとも考えられない。このような難しい立場にいるのだから、今の状態がベストとは思わないが安保はこのまま続けていくべきだと思う。


庄子穏行
私たちは常にどこに向かっているのか。また、歴史を一本化してみた場合今現在どこにいるのかを考えなければならない。そのようにして安全保障を考えてみると、最終的にわれわれ人類は武器を持たない世の中に向かっていくべきである。そして、現在はバランス・オブ・パワーによって各々が武器の抑止力で成り立っているのである。人類は現時点からすこしでも前進するために、世界的に軍事力縮小の方向に向かっていかなければならない。世界各国が軍事拡大をしていたら、バランス・オブ・パワーで成り立っているので、きりがないし、財政も馬鹿にならない。少しずつ世界各国が軍事力縮小の方向に向かっていけば、バランス・オブ・パワーで成り立っているので、その方向に向かっていき、最終的にだれもが武器を持たない世の中にするべきである。授業の中で、日本人の意識改革(グローバルな意識)が必要だといっていたが、私はもちろん、世界にはいろいろな考えがあり、民族、風土によっても価値観が違うと分かっている。日本の常識が外国ではそうではなかったり、逆に外国の常識が日本ではそうでなかったりする。日本の中でも常識が通用しない人もいることもわかっている。でも、ある程度の日本人なら、ナイフなどを持ち歩かない。そういったのを平和ぼけと笑う人もいるかもしれないが、私はあえてそれは日本のよいところだと思う。みんながナイフなどを持ち歩かないで、これだけ、治安が高い国はなかなかないと思う。世界に日本のそういったよいところを教え、軍事力ではなく、外交によって(技術援助など)そのような意識を世界の標準に持っていくべきである。原子爆弾を落とされた経験のある世界でゆういつの国だから、そういった意味でも平和を日本は率先して訴えていくべきである。


平松 理恵
討論を終えて、安保条約の反対派の意見も聞き、問題の難しさが分かりました。1つの意見をいろいろな見方で見ると、仮定、考え方が変わってしまう。日本国民全員に安保が必要か不必要かを尋ねると、賛否両論だと思います。これから日本はどうすればいいのか?真剣に考えなければいけないと思います。


宇多良隆
私はやはり日米安保を継続していくべきだと思った。それは安保を解消すれば日本経済が崩壊するように思えるからだ。今の状況で自己防衛のための軍事費がかさんでしまえばどうなるかの予想は簡単につく。さらに軍事拡大によってアジア諸国の不信感をかい、アジアでの孤立も考えられるからである。


兪 寧
 第9章は国家の安全保障について述べている部分ですが、そういう問題に対して、私の考えることを皆さんの議論に参加させていただきたいと思います。今日グローバル化世界といわれたほど、国と国との相互依存関係が強くなり、国際社会の形がだんだんできて来ているように感じています。国家間関係の本質は我々個人の間の関係と似ていると思います。他の人はもはや関係のない存在ではない時代になり、他の国も別世界の存在でもなくなりました。利益対立がなくなったわけではないが、ある時緊迫な状態になることもありえます。でも長期的な利益は一致し、共同的になります。信頼、協力はこの時代の合言葉になったでしょう。  それでも、国家安全保障の必要性がなくなるわけでもないと考えています。むしろ、今こそ、もっと強調する必要があるような気がします。人類はいろいろな文化を作り出して、発展していきます。各文化は人類共同の財産で、人間性がさまざまな環境のもとでいろいろな方向からのアプローチだと思っています。文化発展の土台は国家です。ではなぜ、今日国家の安全保障が必要でしょうか。ここのキーワードは強権です。人間には自分の意見、意図を相手に押し付けるきらいがある。その究極の形は強権だと思います。強権は社会形成には欠かせないものですが、その行き過ぎも多大な災害を社会に与えます。同様の規則は国際社会でも通用します。少数の強権は国際社会にとって、危険なことですし、今日世界中に格差がまだ大きいの中で、もっと懸念すべきことです。国家安全保障の措置はいろいろあるが、根本的には、国民の自分の文化に対する存在感と誇りだと思います。そこから国家を守る最大のパワーがあります。  ディベートにはまだ慣れませんし、日本語も下手です。言葉の詰まった場面が多いと思いますが、皆さんのご静聴を感謝いたします。また、何か間違った言葉があったら、ぜひ教えてください。


市川明子
安全保障条約が必要にしろ何にしろ、ガイドラインが見直された今、今後は安全保障の下にあっても今までの無条件な安全とは変わらざるを得ないのは明らかであると思う。はっきりとアメリカは日本にある種の自立的防衛を求めているのだから、私たちも今までの安全とこれからの安全の意味の違いを認識するべきではないだろうか。 本当に安全保障になるかはさて置いて、日米での軍事的保障が必要かと聞かれて「今までの・・・」とか「無いよりはあったほうが安心」などではピンとこない。これだけ依存関係が複雑化し、地域的関係、世界全体の利益の追求といった国際化社会において、なぜ軍事的保障が無くなると日本が攻められるというのか。国際社会のバランスは微妙なもので日本経済の影響力も世界レベルで考えたらさほど小さいものではないはずである。それだけのネットワークは、アメリカのかさが無くなるだけでたやすく侵略しようと思われてしまうのであろうか。 自立的防衛も意識改善に必要であるし、国際関係の依存や信頼性という安全保障にもっと積極的に取り組むべきだと思う。


大慈彌 ゆう子
私は今まで、日米安全保障条約の是非についてなどあまり深く考えたことは、ありませんでした。安全保障に対して、私は日米両国にとって必要なものだと思いますが、この条約が結ばれているために、日本人の意識の中から戦争に対する危機感が欠如してしまったことは否めないと思う。だから、これから安全で平和な土地に暮らしている日本人に対して、どのように意識的な改革をするのか、それが課題


奥澤啓之
私は今回、作者の意見に賛成でしたが、三村さんの「アジアにおける各国間の軍事的かつ経済的協力が成り立たないのはアメリカがいるためで撤退すれば協力が出来るかもしれない」という意見に共感しました。しかし、実際はアメリカの軍事的抑制力は必要だと思うし、日本はそれを利用すべきだと考えます。しかしそれはアメリカにすべてを依存するのではなく、あくまでも利用する事にとどめるべきだと思います。そのためには、日本の軍事的協力は容認するべきだと思います。そうした中で今後、教授も言われたように、平和ぼけしたの日本人の意識改革という物が必要であると思います。


大前慈子
この章を終えて教授が言われていたようにまずは私たちの意識改革の必要性をものすごく感じました。また、今回のゼミで安全保障に対して賛否両論ありましたが私はやはり安全保障は日本にとってもアメリカにとっても必要なものだと思います。ただここで言えることはこれからも子のことに着いては両国間での話し合いが必要ではないかということです。私も日米間の安全保障条約に興味が出たので個人的に少し伝教していようと思いました。





8章感想レポート


兪 寧
世界の人口問題、食糧問題、エネルギー問題に対して、長期的と短期的に分けて考えるべきでしょう と思っています。そういう問題は最近ばかり出てきた問題ではなく、人類歴史上、常に存在しています 。人類は食糧とエネルギーの問題を解決するにつれ、経済が成長し、社会が発展し、人口が増加します 。現に、社会の進歩は生存条件の厳しい環境で、これを乗り越えて、著しくなるでしょう。
 当面の問題として考えると、人口問題は各国の政治、経済、文化と深く関わっているので、急に減ら すことも、増やすこともできず、自然変数として考えざるを得ません。たとえ中国の一人っ子政策でも 、20世紀の70年代の半ばから始まったこの政策の成果は見えてくるには、21世紀の30年代になるそうで
す。しかも大きな社会的コストが伴うと思います。
 食糧問題は基本的エネルギーの問題と考えています。これを二つに分けて考えよう。一には、農業の 生産性の問題です。もう一には、新しい技術、資源の開発の問題です。農業の生産性にはまだ大きな発 展の余地が存在します。今、9割の世界人口が発展途上国にいます。その農業の生産性が相当低いです 。10年前、中国の大部分の農民が未だ千年続いていた伝統農法を使っています。今でも、農産物の加工 や貯蔵の能力が低いため、農業生産が制限されています。つまり、途上国の農業生産の資本整備率を増 やすことは、世界食糧問題の解決のひとつ糸口になるでしょう。問題では、工業化途上の途上国には資 本が農業に流れ込ませるため、農産物の外部市場と余剰労働力を吸収する産業が必要です。外部与件と して安定かつ拡大しつつある世界農産物市場が必要です。また、技術と資源の開発問題についてのです が、われわれには常に直面している問題は、食糧問題やエネルギー問題ではなく、われわれの能力の問 題です。森から草原、陸地から海洋、地球から外へ、人類には運命的そうならざるを得ません。資源問 題の中身はさまざまですが、それを解決する基本的資源は相変わらず人間です。知的、教育された人間 こそ、我々が頼られる資源です。


大内 伸哉
環境・資源問題を見たときに、先進国は自分たちの経験から、途上国の意見を聞きいれたりしてまとめていき、途上国を先進国へバランスよく成長させて行く必要がある。(自分の国だけという考えでは駄目)。そのために、持続可能な経済発展が追求される。そしてまた、ちがっつた角度からの技術革新やエネルギー効率化をかんがえることが重要であることがわかりました


大慈彌 ゆう子 食料が豊かなところには、有り余るほどあって、貧しいところにはほとんどないという格差は、解消しなければいけない問題だと思う。また、多くの日本人は、その日の食事にも困っている人がいるということを知っていながら、平気で食べ物を粗末に扱っている。このような意識もやはり問題だし、解決しなければいけないと思う。日本は先進国として、リーダーシップをとっていくためにも食料、エネルギー、環境などの問題に積極的に取り組むべきだと思う。


横田 真紀
環境問題・資源問題は短期間で解決できる問題ではないので日本にできることは何か、環境を考えながら技術革新をし、発展途上国の発展も手助けしなければいけないと思いました。


小野 公樹
環境や資源といったものは経済活動の根底を成すものである。それが汚染や不足といった事態に陥ってしまうことはかなり深刻である。その事態に陥るまでのプロセスは国々によって異なるので、一概に人口問題だけで片づけるのは無理があるのではないだろうか。やはり世界各国がそれまで培ってきた技術やノウハウといったものを、その矛先を環境・資源問題に変え、具体的な行動を起こすべきだと思う。


田中聡
この問題は人類全体の問題でありいろいろと複雑な利害があるように思った。だからこそ、世界中の人々がお互いの立場を理解し会うことこそがこの問題の解決にもっとも効果があるように思いました。またそういった意味でこれ
からの日本の果たす役割はますます大きくなると思います


庄子穏行
この章と経済原論を担当して、自分の力の無さを痛感した。自分は表現力やアピール力、すなわちコミュニケーション力がない。自分の頭の中ではわかっているのだが、いざプレゼンテーションしようとするとうまくそれを伝えることができない。プレゼンテーションの難しさを知ると同時にもどかしさを感じた。今まで自分の学んだ教育を振り返ってみると、このようなプレゼンテーションや発表する機会をあまり与えられていなかった。その機会を得られるゼミという絶好の機会を利用して、自分の足りない、未熟な点を磨いていこうと思った。


宇多良隆
ゼミで8章を勉強してみて、経済的なタームでは人口の増加は経済成長につながるという結論であったが、環境(食糧問題・エネルギー問題)という面では好ましくないとも言えたように、視点によって大きく変わってしまうところに難しさを感じた。


大内伸哉
環境、資源問題において日本の地位は極めて重要である。先進国である日本は、省エネ技術、温室効果ガスの排出量進んでいるのでこれまでの経験と教訓を途上国に役立たせていかなければいけないとおもいました。そのときにかかわってくる南北問題でお互いの意見をどのようにまとめていったらよいのかと


鎌田大介
今回、環境問題について討論してみて日本が今後どのような役割を世界の中で担っていくかと考えると、やはり日本の培った高いエネルギーの抑制技術を途上国に伝えることが重要であると思う。そして日本国内だけで考えれば、過去20年間で工業生産は2倍になったにもかかわらず産業部門の二酸化炭素の排出量はほぼ横ばいを維持しており抑制技術の高さが分かる。しかし、民生、運輸部門では排出量が倍増している。今日に至ってはこれらの部門でも改善が進んでいるが、さらなる改善が望まれる。なぜなら、21世紀に向けて発展を続ける中国などのアジア地域において、その広大な土地で多くの人が自動車に乗るようになればそれこそ、地球環境に大きなダメージを与えることになるからである。私が思う事は、産業部門での抑制技術はすばらしいが、運輸部門ではまだ改善の余地があり、世界の手本となるよう開発を進め途上国に伝えていくことが重要であると思う。


大前慈子
第8章で述べられているような環境問題や食料問題は今私たちがすぐに現実問題として考えることは本当に難しいことだと思います。だから、このような問題こそ国が責任をもって考え将来に向けて取り組まなければならないとおもいました。 また、日本はこれから世界貢献という形で多くの技術を各国に提供するべきだろう。


松木弥来
食料、エネルギー、環境問題どれについても無駄を無くしたほうがいいと思いました。僕たちでもできることがあるので日ごろから気をつけていくべきだと思いました。昔、親によく米を残すと目がつぶれると言われてきました。そのような教育を自分もしていこうと思います。地球温暖化問題については、日本は途上国に技術提供をして、国内では環境対策の面でも今後競争したほうがいいと思いました。


平松 里恵
食糧問題など、日本人にはあまり実感のないことなので、深刻に考えたことはなかったけれど、自国のことだけを考えていては、世界経済の発展は到底無理だ。世界経済を発展させるには先進国がもっと環境問題を認識し目を向けそれに対する対策を考え出し、今の発展途上国を発展させていくべきだと思いました。


河西 真祐美
環境・資源問題は、経済発展の上で必ず重要な問題になってくると思います。先進国が自分達の経験を生かして発展途上国を成長させる事ができるかが一つの鍵になると思います。そのために新エネルギーや新栽培の開発を実現したり、バランスの取れた持続ある成長を実現する事ができれば最良だと思いました。 また国際協力をしていく上で南北問題を今後どう解決していくかが今後重要視されてくると思いました。


高地 良典
実際的に外部不経済に当たる環境問題について、世界経済の視点から見たとき、まず先進国と後進国のバランスをいかにとるかで、次に、持続可能な経済発展の追求にあるのではないか。持続可能な経済発展を考える上での根本的問題は、人間と自然の共存にあるため、このことを個人、企業、そして国自身が徹底しなければならない。その上で日本の役割を考えると、第一に技術革新に期待がかかる、そして情報化社会におけるエネルギー効率への活用などさまざまな課題があると思いました。


加藤善
食物やエネルギーの問題の事よりも、僕は環境問題が一番今真剣に、取り組まなければならない事だと思います。このまま、この状況がつづいたら、そのうち地球に、住む事ができなくなり、経済がなんだとか言う事ができなくなると思いました。


小川 剛史
今回のディスカッションに参加するまで、地球規模の人口増加は将来的にマイナスになると思っていたが、ユーネイさんの意見を聞いてだいぶ変わったと思う。だが、地球はまだまだ限界量に達していない」といってもこれからの技術革新が進まなければ問題は解決しないのでこの問題は長い目で見ていかなければいけないと思う。 庄子穏行 題名:8章の感想 投稿日 : 98年4月21日<火>00時46分 この章と経済原論を担当して、自分の力の無さを痛感した。自分は表現力やアピール力、すなわちコミュニケーション力がない。自分の頭の中ではわかっているのだが、いざプレゼンテーションしようとするとうまくそれを伝えることができない。プレゼンテーションの難しさを知ると同時にもどかしさを感じた。今まで自分の学んだ教育を振り返ってみると、このようなプレゼンテーションや発表する機会をあまり与えられていなかった。その機会を得られるゼミという絶好の機会を利用して、自分の足りない、未熟な点を磨いていこうと思った。


市川明子
今回は今までの日本経済の問題点と異なり世界規模での問題点である。しかし、いざ討論となると世界全体としてでなく国別に捉えていてまとまらなかったようにおもえる。人口問題については根本的に北と南ではまったく異なる性格の問題を抱えているのであって片方の側面だけを捉えて人口増加,減少の善し悪しを討論しても仕方がないと思う。問題は、北と南とで抱えている問題が対照的なことそのものであり、それが世界経済全体の今後にどう影響するかであると思う。どんな問題にもいえると思うが、ある問題を批判したり否定したり善し悪しだけをいうのは簡単だと思うが、何が悪くて現実的にどうあるべきかの具体的な意見を出し合わないと、救いようのない問題ばかりに囲まれてこれから私たちが生きていかなくてはならない失望感が増すだけのゼミになってしまう。ゼミに行きたくないなんて思う人(決して私じゃなくて)が出てしまわないよう、未来に希望が持てるような討論がいいと思う。