第8回活動報告
書記 鎌田大介<英語>
TIME800
P.160 企業組織<経済原論>
P.100
独占における利潤最大化条件
<日本再浮上の構想>
論点:国際社会において日本が信用と信頼を得られないのはなぜか
田中:戦後の責任をしっかりととっていないあいまいな姿勢が問題であり、日本が何を考
えているのか不透明である。
先生:政府と国民の間でコミュニケーションがとれていないのが問題。
渡辺:日本は他人任せであって、金銭的な援助をすればいいという考えがありもっと人道
的な支援をするべきである。
大慈彌:市場が閉鎖的であり情報開示が行われていない。
先生:これにより投資家は日本の市場に投資しなくなる。
奥澤:日本は外圧によって政策を変更する事が多く、独自の政策をうちだせないという点
において国際社会で信頼を得られない。
先生:大和銀行問題など日本は情報をよく隠すため、結果として政府の信頼を下げるもの
となった。
市川:日本は一度失った信用をどう回復するべきか。
田辺:日本は真のリーダーシップをとれる人がいなく、長期的なビジョンを打ち出せない。
日本が世界に対して訴えられるものは何かと考えると、唯一の被爆国であるという
事をもっと訴えていかなければならないのではないか。
高地:アメリカのような制度に変えていくか日本独自のルールをつくるべきである。
松木:グローバルスタンダードに近づくにはアメリカやイギリスと同じような状態に近づ
くことが必要であり、そこから改革を行っていくべきである。
田辺:国際標準で考えると日本の株主制度は株主に権限がなく、日本独自のシステムであ
と言える。結果として海外の投資家は投資しにくい状況となる。
市川:対外的にはどのような事をすればよいか
市川:2国間でのつながりは強いが多国間、特に国際機関ともっと強いつながりを持つべ
きである。
田辺:現状ではアジアでリーダーシップを発揮しアジア全体を立ち直らせる事が必要。
宇多:日本の治安のよさなど小さなことでも国単位で世界にアピールすべきである。
市川:対外的なマイナス部分で日本はどのようなことをすべきか。
大前:周囲にながされることなく、日本がこれからどうあるべきかを明確にする。
須賀:日本国内の問題を解決しなくては海外と対等な立場に立てないのではないか。
小川:情報が日本に集まりやすい環境をつくる必要がある。そして信用をどう得るかとい
う演繹的な考えではなく、こうしたら信用を得られるといった帰納的な考えをする
べきである。
田辺:日本は責任の取り方が不明確である。
横田:バブル崩壊により消極的になっており、もっと積極性をもつべきである。
先生:日本は目標を喪失しており、しっかりとした目標を定めそれに向かって日本の社会
をよくしていく必要がある。またしっかりとしたトップの人材が必要である。
白木:世界に認められるためには景気回復をして、他の先進国と対等な立場に立ち先進国
の中で発言力を得ることが必要。
鎌田:日本の強い分野があるわけであり、消極的にならずそういう分野を前面に押し出し
て積極的に国際舞台に出ていくべきである。
大内:どう信用を回復するかではなく、あらゆることを積極的に行って信用を得ることが
必要。
河西:すべてにおいて日本は短期的で長期的な視点が無いと思う。自分の職に対してもっ
とプロ意識をもつべきである。
先生:今では学生の二分化が進んでいる。
平松:政策のしっかりとした方向づけをし、上部の人に頼るのではなく自分達がしっかり
と認識する事が必要。
三村:アメリカばかり気にしているのではなく、独自に方向をうちだすべき。
加藤:問題はまず日本国内で信頼を取り戻すことである。
まとめ
国際社会でどうして信頼されないかと考えると、国内的で透明性が無い。外圧に弱く、リーダーシップがない。グローバル化が徹底されていない。これらによって国際社会の発言権に影響していると考えられる。対内的なものを回復しなければ信用が回復するのは難しい。また日本独自のアピールできるものとして、唯一の被爆国であるということや治安、環境などの面でアピールしていくべきである。
信用を得るためでなく情報収集体系を整備して自然と信用されるようになることが望ましく、国民全体で理解する姿勢が必要である。
結果として、日本は力が無いわけではなく、目標をしっかり持てば国際的にも信用をえられるのではないだろうか。