グローバル時代における日本の国際教育のあり方
Kawanishi.M
現在、私達の生活を考える上で「世界」というものを感じない日はないと言っていいだろう。TV、音楽、インターネット、その他いずれかの伝達手段から無意識のうちに接触しているはずである。
また、交通網の整備、パソコン普及率の上昇により世界中の情報、一個人と気軽にアクセスが可能になってきている。
そしてこのような国際化は今後急速に進展していくのは必然的であろう。
国という境界線が希薄になり、世界との距離が狭められてきている。
今回はそのようなボーダレス化が進む日本に、現在の国際教育が果たして今後、世界に貢献できる人材を育成できるのかという視点から、これから教育を受けるであろう子供達にどのような国際教育を行なっていったらよいのか考えていきたいと思う。
まず教育を再確認する背景
い人との情報格差が生じている。
考えないわけにはいかなくなっている。
がある。
今の教育の問題点
※なお学校によって教育システムが異なるため一般的な意見として述べたいと思います。
また、次に挙げるのは国際教育に関してのことではなく、世界の人々と接する上で必ず
問題になるであろう事柄である。
1.「学ぶ喜び・意義」が認識できていない。
小学校・中学校・高校・大学へと進学する過程でどういう自分になりたいからこの道
を進んだのか
何のために今自分はこの勉強をしているのだろうか
2.自分という存在が点数評価されてしまう。
どういう背景により点数評価されているか情報開示が遅れている。
(最近は運動会の競争など最後は一緒にゴールするらしい=みんな平等)
これらを踏まえ、日本人の
1人として世界の人々と接する上で最低限必要な国際教育について述べていきたいと思います。これらを重視した教育を行っていくべきである。
5月
13日、ゼミにおいてスコット・フュ―ス先生との討論会を行った。その際に日本の教育について質問したところ「日本人の一般常識の理解度かなり高い。しかし分析力と物を作る能力=創造性が欠けている。それを伸ばす教育が必要ではないか。」とおっしゃっていた。(詳しくは討論会内容を参照の事)日本の教育の良い所を伸ばしつつ、上記のような点を改善する事が、今後沢山の人々が「世界」と交流を持つ際の手助けとなるのではないか。
今回は提案が抽象的なものになってしまい具体的な提言をする事が出来なかったが、また機会があればそこまで研究してみたいと思う。