情報化社会の統計学<損益分岐点>
担当者 須賀 雅美
・総費用=固定費+変動費
・損益分岐点売上高=固定費÷(1−変動費÷売上高)
損益分岐点分析は会社の収益力を見るための指標である。損益分岐点図表を用いる。
損益分岐点図表は、費用の線と売上の線からなり、その交点が損益と利益の分岐点を示す。
損益分岐点図表を描くには、総費用を固定費と変動費に分解する。これを費用の分解という。
固定費は操業度とは無関係に一定して発生する費用の事で、減価償却費等がそれである。
変動費は、操業度の変化に応じて増減する材料費などの経費を言う。
〜損益分岐点図〜図8−1
このように、費用分解さえおこなえば、売上高の額と固定費と変動費の合計額が
均衡する損益分岐点および損益分岐点の売上高に対する割合(損益分岐点売上高比率)を
算出できる。
〜1995製造業平均〜表8−1
総費用(S)=固定費(FC)+変動費(VC)
S=FC+VC
S−(Sα+FC)=0
S−(0.527S+650285)=0
S=1233937
*損益分岐点=1233937