水の未来

Minatoya.T

 

 現在地球上の水のある場所すなわち水圏は、総面積は約3億62003000平方キロメートル、また体積は約138000立方キロメートルにも及ぶとされている。その中でも総面積の96.5パーセントは海水で構成されており、残りの3.5パーセントが淡水となっている。数字にしてみるとわずかしかない飲めそうな水が今の状態でどのくらい残っているのか、またどうすれば保つことができるのかを考えてみたいと思う。

  はじめに述べたとおり、淡水に関しては3.5パーセントとなってはいるが、この中でもさらに飲み水として利用できるのはごくわずかである。

項目

総量

うち淡水

構成比(%)

構成比(%)

地球上の水の総量

1385.98461

35.02921

100

 

海水

1338

 

96.5

 

地下水

23.4

10.53

1.7

30.1

土壌中

0.0165

0.0165

0.001

0.05

氷雪

24.0641

24.0641

1.74

68.7

南極

21.6

21.6

1.56

61.7

グリーンランド

2.34

2.34

0.17

6.68

北極

0.0835

0.0835

0.006

0.24

山岳

0.0406

0.0406

0.003

0.12

地下水(凍土)

0.3

0.3

0.022

0.86

0.1764

0.091

0.013

0.26

沼沢

0.01147

0.01147

0.0008

0.03

河川

0.00212

0.00212

0.0002

0.006

大気中

0.129

0.129

0.001

0.04

生物内

0.0012

0.0012

0.0001

0.003

 右側の構成比は淡水を100としたときの構成比

上のグラフからもわかるとおり、淡水の中でも約2.5パーセントは氷河や氷山なので液体としては存在していないということになる。また残りの1パーセントは地下水や河川だがすでに汚れているものもあるので、0.8パーセントぐらいが飲み水として現在残されている。

 まず日本はモンスーン地帯に位置しており、日本の国土面積およそ38万平方キロに年間の降水量は約1730ミリと、世界平均年間降水量の2倍になる。しかしこの降水量を国民1<