1 社会的費用と負担
人口構造の急速な高齢化=高齢化の社会的費用も急速に増大
問題 ・その増大が必要なのか
無駄や過大な費用を含んでいて、社会的費用が膨張し続けると経済に悪影響⇒「重い
高齢化」
高齢化のサービスの質を落とさず、システムを合理化、費用節約をし経済の活力を維
持 ⇒「軽い高齢化」
と二分されるが、追求すべきは、福祉の質を落とさず、システムを合理化、効率化
することで費用を節減し、負担を節減すること
・重い高齢化か、軽い高齢化かを決める大きな要因
社会的費用の大小と、社会的費用を負担する能力の大小
国民の負担は増大する傾向
2
年金制度の問題点 P80〜年金制度の問題点
A
年金の財政と負担の問題B
制度的不公平の問題以下に、A、Bに対する詳細を記述する。
A:九四年に改正
厚生年金見直し給付と負担のバランスを見直し
問題:財政再計算の前提が、その後の状況変化で変わるため、公的年金制度は、将来本当に安泰かどうか。
B:@世代間の不公平
A現役勤労者年齢と年金受給年齢層との不公平
B世代内での不公平
C制度間の不公平
課題:高齢化社会の社会的費用を節約しつつ、合理的で、公平なシステムを再構築。
3
国民医療費の現状と問題点人口高齢化に伴う国民医療費の増加
医療システムの効率化と質的向上をはかるために健康保険財政危機を回避するための案
→ @、Aをとったとしても医療保険制度は事実上破産すると予測される。
解決法
→医療保険制度法改正により需要側に費用負担させるだけでなく、健全な市場を機能させ矛盾と無駄を減らすためにも、供給側の情報提供を基礎にして、市場原理を導入し、競争により効率化をはかり、自由選択と自己責任によってコスト意識を高めるというような全体の再設計をする。
4
福祉・介護の現状と問題点医療資源の膨大な無駄遣い(5−2参照)
介護福祉制度
メリット@利用者本人にサービスの請求権がある
A費用を本人が負担するので財政負担の節減につながる
Bサービスがある程度選択可能になる
しかし問題は生じる
・介護費用は厚生省予測の範囲に収まるか
・介護提供者のコストが増大していく恐れ
解決法:コスト意識を高め、効率化を促進する要素を組み込んで構築
感想
・以上のような問題は、経済状況との結びつきが深いため決定的な対策は今のところ
なく、唯一できることは、市場原理の導入よる、コスト意識を高めることだ。(山村)
・社会保障の制度を改革すると同時に小子化を防ぐ制度を構築する必要がある。(吉沢)
参考までにtypeは吉沢
レジュメの構成はおもに1吉沢 2〜4山村 がやりました。