エイズ問題について Tsugahara.M エイズ問題を考えるにあったて、まず最初にエイズとは、どんな病気なのか、考えてみた。エイズとは、HIV(エイズウイルス;ヒト免疫不全ウイルス)に感染して起こる疾患で、感染すると免疫の機能が、破壊され、その結果、さまざまな感染症などにかかり死に至る可能性が高くなる。そこで、死亡率が高いというだけでなく、治療法が、確立されていない、感染者が、世界中で増加していること、エイズを完全に治す薬がないことなどが、エイズが、世界的な問題である理由です。そこで、エイズは、どのようにしてうつるのだろうか。その答えは最初に、性的接触である。HIVに感染しやすい性的接触とは、相手を次々に変えるような無責任な性交、コンドウムを正しく使用しない性交です。次に、基本的なエチケットです。つまり、カミソリ、歯ブラシ、タオル、くしなど血液のつきやすいものは、他人と共同に使用しない。最後にこれは、医療問題になるが、注射器の共用 は、しない。 以上が、エイズに関する簡単な解説である。ここから、私のエイズ問題に対する意見だが、 1994年12月31日までにWHOに報告された世界のエイズ累積患者数は102万5073人です。これは、大変な数の人だと思います。これらの人を救うためにも我々が、皆でこの問題を解決していかなければならない。まず、最初に考えるべきことは、やはり治療法の確立や、ワクチンの開発だがこれは、優秀な専門家に、任せるべき問題である。それでは、私のような文系の人間には、何ができるのだろうか、考えてみて、自分なりの結論をいうものをだしてみた。それは、エイズ感染者が、残された、人生を楽しく生きていける環境を築き上げてあげることなのではなかろうか。具体的にいうと、差別をなくすことである。昨年ヒットした、「神様、もうすこしだけ」というドラマで、主人公の深田恭子さん演じるまことは、エイズに感染したということで、いじめにあい見るに絶えなかった。その他、会社の健康診断でHIVに感染しているからといって、翌日解雇を言い渡されたりしたことなどもあった人がいます。このようなことが、あってもよろしいのでしょうか。エイズというものは、普通に生活していれば、そう簡単に感染するものでは、ありません。だから、エイズに対する我々の偏見を直すことから始めるべきでは、ないのでしょうか。それには、エイズに対するしっかりとした知識と人間的な奥深さが、必要なのでは、ないでしょうか。 |