「望月宏」ゼミ参加にあたっての各人の決意表明
98/10/26
◎ 望月ゼミに応募するにあたって、堀容子
私は、ここまで来て、なぜ大学にはいったかというと、今の私では、社会に出ても何もできないと思った。ということと、大学のゼミで、興味のあることを、専門的な知識にまで高めたいと思ったからである。その、興味というものは、まだ漠然としたものではあるが、サービス産業と、情報化というものである。アメリカへ行った時に、大学生と一緒に生活してみて、学習に対する態度という点で日本学生との違いを改めて感じた。そして、生活の多くが、コンピュータなどで合理化され、様々な点でのサービスが違っていた。また、私が考えていた日本と、彼らの日本に対するイメージは違い、それなら、私自身で日本の経済や産業について、そして、それらはこれからどうあるべきかということを考えたいと思ったんだろうと思う。
これからの日本経済において、世界経済との関係なしでは成り立たない。つまり、日本経済を考えるにあたって、世界経済との関係を知る事は、とても重要な事だと思っている。しかし、経済の基本的な見方や、日本の経済を正しく理解していないのでは、日本の役割や、これからの経済政策の正しい選択を見つけ出すのは難しい。そこで、まず、ゼミでは、基本的な考え方を身につけ、自分の意見や、考えというものを持てるように、疑問点などは積極的に調べ、考えるようにしていきたい。そこから、自分の興味のある事柄を掘り下げていこうと思っている。
私が今、興味のあることは、サービス産業と、情報化についてである。また、特に、アメリカとの関係において検討してみたい。このゼミは、基本的には、日本経済に関するものが中心ということなので、日本から見た世界、世界から見た日本というものを、始まったばかりである日本の情報化社会というものを含めて考えていきたい。私は、ゼミというものは、主体性が大切だと思っている。周りの人達の論文内容がこうだから、私もこうしようというのではなく、自分が興味のあることを、自分自身で学習していくことがしたい。その過程で、周囲の人達からの意見を参考にし、またそれをヒントにして、発展させていきたい。
大学を卒業して、就職する時に、何大学の何学部を卒業したということよりも、大学で学んだことをどう活かし、どのような能力を発揮できるか、ということが求められていると思う。社会に出て、社会に通用するような能力をこのゼミで身につけたいと思っている。
◎
山村直子の意志アメリカで学ぶという事に対していろんな意味でいささか不安がありました。望月ゼミを自分の納得いくレベルで修了できたらアメリカで学ぶに当たっての確固たる自信につながるのではないかと私は、考えます。
この時期に先生と話す機会がもてた事を本当に嬉しく思っています。先生の貴重な時間を与えて下さってありがとうございました。(国際電話なのに・・・)
望月ゼミにどの程度消化していけるか分かりませんが、自分を試す機会を与えて下さい。お願いします。
先日はお電話ありがとうわざわざありがとうございました。あの時は緊張し
ており、なかなか上手く話せなかったのでここでもう一度、志望動機を書いておきたいと思います。
まず初めて公開ゼミに参加したときは本当に驚きました。というのも、ゼミ生の顔つきが他のゼミ生と違うような気がしたからです。また、ホームページを見させてもらいましたが日本の抱えているさまざまな問題を、いろんな視点から調べ上げ学んでいると言う点に非常に興味をもちました。今話題になっている不良債権や長銀問題などを中心に、環境問題や世界から見た日本など本当にいろんな分野で学ぶ点に好奇心を持ち、また自分自身の課題であるイギリスと日本の比較にも大いに役立つと思い、このゼミを志望しました。
こんな理由で志望していますが、将来の就職の希望が空港関係ということもあるので日本についてよく知っておかなければ、空港という世界中の人々が集まる空間で働くことができないのではないかと思っているのもこのゼミを志望した動機にもなっています。やる気は十分あるので、ぜひお願いしたいと思います。
◎ ゼミホームページを見て、ゼミ参加決意表明、吉沢裕典
ホームページについて、よかった点について書きます。
ゼミの活動状況を、ホームページに載せていることです。先生が、10月1日の公開ゼミで、おっしゃっていたように、学生の活動状況をネット上に載せることができるからです。
自分の書いた文章がネット上に載る、これ以上の優れた出版方法がありましょうか。コスト的にも数量適にも優れています。また、今週の顔では先輩方の書いたものがネット上にあり、そのテーマも経済的なものに限らず、自然科学的なものまで多岐に渡っていて、先輩方の向学心には大変驚かされました。とてもよかったです。
さて、最後になりますが、私のゼミへの参加希望について書きます。このゼミへの参加を強く希望します。もっと知的に興奮したい(先生のことばをかりれば「知的に汗をかく」ということ)とおもうからです。そのために、最も厳しいといわれている、先生のゼミへの参加を希望します。もうひとつゼミへの参加を希望した理由をかきます。これはアンケートには書かなかったのですが、森毅京都大学名誉教授は著書のなかで『経済学ではコンピューターが必要であって、将来は経済学部卒業の数学者が出現するだろう』とまでいっています。それほど、経済を学ぶ者にとってコンピューターを積極的に利用することは、必要不可欠なのだとおもわれます。そこで、コンピューターを積極的に活用している先生のゼミに参加を強く希望します。
英語は2月から始まるTOEFLの講座にむけ勉強を始めています、これにゼミの課題の答辞の暗記と、書く英語でなく、話す英語を勉強していきます。
パソコンは一応基礎は知っているので、統計やグラフの応用を勉強します。
(現在制作中のホームページですがよかったらご覧ください。)
http://www.senshu-u.ac.jp/~w100195今興味のある問題は銀行への公的資金投入、インターネットモールの問題についてです。
最後に先生のゼミに入れて頂きありがとうございます。がんばりますのでよろしくお願いします。
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ゼミ参加決意表明、津ケ原 正博私、経済学部
1年の津ケ原正博と申します。先日はお電話ありがとうございました。今回センターに登録していないので、小川さんのアドレスで送ります。今回、望月ゼミナールを志望した理由は、経済学部のゼミの中でも、最も現在の問題を深く考え、なおかつ将来的な情報化社会というものをとらえており、現代人にとって欠かせないパソコンという道具を使い経済問題に取り組んでいることに魅力を感じたからです。最近では金融ビックバンにより、今後どのように金融機関が変わっていくのかとても興味があります。
先生のゼミは大変だと聞いておりますが、経済原論などをもう一度深く勉強し直しパソコンを道具として使えるようにしビジネスに必要な最低限度の英語を学んでいきたいと思います。
頑張りますのでよろしくお願いします。
◎ ゼミを受ける上での決意、金子渉
前期の先生の授業では、現在・過去を問わず様々な問題を様々な視点から学ぶいい機会でした。このゼミを志願した理由もそんな機会を増やし、さらに広い視点での世界的な情勢観察の方法や、多くの同じ世代の学生の考え方などを通して、自分の考え方をより柔軟かつ幅広いものにしていこうと考えたからでした。
また、さっそくメールマガジンや、各新聞社のホームページなどを通して情報収集にも乗り出した結果、有用な情報がどしどし届いています。また、無料であることから、同じカテゴリーでも様々な意見があり、物事を理解していく上で、専門性や詳しさ、わかりやすさにおいて新聞に勝る情報源として、活用するようになりました。今後もゼミや自分の思考に役立てるためにも、さらに収集の幅を広げていきたいと思います。
さて、このゼミに入ったからには英語も重要である、と聞きましたので、いま最大の苦手科目である英語の理解を深めていこうと考えています。どうせやるなら実用的な英語のほうがいいので、ゼミの内外でがんばろうと思っています。かなり内容的に濃いゼミであると聞いているので、自分がどこまでがんばれるかを試し、充実したゼミ生活(?)を送りたいと思いますので、皆さんよろしくお願いいたします。
◎ 大野里美の決意表明
国際経済学科1年次の大野里美です。
このたびこのゼミに合格する事ができ、非常に嬉しくも有り緊張しています。
私が最初にこのゼミに興味を持ったのは、このゼミが経済分野に加えパソコンや英語までにも取り組んでいたという事にありました。私自身高校2年次に1年間留学していたことと自宅にもインターネットを最近ひいたこともあったので非常に興味深かったのです。
この上記2つ(英語とインターネット)は、実際趣味でしか使う機会しかないし、大学の授業においてもそれほど英語および経済について必死に勉強をしていることもなかったので、このゼミにはいって知識を増やし、自分の意見を言えるグローバルな視野を持った人になりたいと思っています。かなり大変なゼミだと聞いてドキドキしてますが、がんばりますのでよろしくおねがいします。
◎ 望月ゼミに入るにあたっての決意、河合信貴
私は大学に入るにあたって二つの目標を持ってはいる事にしました。
まず一つ目は、「よい友人」を作る事です。私には高校時代からの友人も少なくありませんが、大学という環境でお互いを高めあえる、その様な友人達と出会うようにしたいと言う事です。この目標は「グリークラブ」に入部する事でだいぶ達成されましたが、まだまだ私に大きな影響と刺激を与えてくれる友人に出会いたいと思っています。
第二の目標は「自己研鑚」です。大学で学び、考え、行動する事を第一に、自らの「価値」を高めるということです。今の私には「生産」的にも「人間」的にも大した価値はないでしょう。しかしあと四年後には生まれ変わっていたいと思います。この私の二つの目標を達成するのに望月ゼミに出会い、入れた事は非常に幸運であったと思っています。そしてまた私の気合も十分です。先生、ゼミ生のみなさんよろしくお願いします。
◎ゼミ参加への決意、木幡秀晃
今回、望月ゼミを志望したのは経済学基礎演習で望月先生の授業をとったのがきっかけでした。授業中に先生が話す内容に非常に興味を持ちました。大学生、金融システム、科学技術、教育問題などいろいろなことをアメリカと日本を比較しながら話してくださったことに非常に興味をもちました。そして、自分自身としても考えさせられました。大学に入学してから授業には出席していましたが、勉強している感じはあまりありませんでした。しかし、基礎演習は違いました。受け身の授業とは違い、ただ話を聞き、ノートを書くだけでは駄目でした。自分で考え、自分でやる、ということをしなければ駄目でした。非常に大変でした。しかし、それ以上に充実感、満足感というものが今はあります。それで、自分自身に実力をつけるために、今後も続けていきたいと思い志望しました。
今、日本はいろいろな意味で大変な時代にあります。金融問題、環境問題、教育問題、そして、相次ぐ企業倒産など。10年前の人は、10年後にこのような事が起きるとは誰が考えていたでしょうか。今、時代はめまぐるしく変わっています。もちろん、10年後に何が起こるかも分かりません。こういう時代をピンチと考えるか、チャンスと考えるか、自分次第かもしれません。この時代をチャンスにできるように、このゼミで頑張りたいと思います。
◎決意表明、両角卓馬
私が望月ゼミへの参加を希望した理由の一つに、このゼミは少数精鋭だという点が上げられます。私が経済学をはじめ、その他多くの学問を学ぶにあたり、最も重視していることは学習環境にあります。それは、この環境というのは何かを実行するにあたり、一番大切な基盤だといえるほど人を良い方向へも、悪い方向へも進めてしまうものだと思われるからです。そのため望月ゼミの少数精鋭、つまり常にライバルが身近にいると言うことは自分を成長させるにあたり、最も私に適したゼミだと感じました。実際公開ゼミを通じてゼミ生の学習意欲の高さを知ることができたのも、これらの成果だと思います。
しかし、私にはこの少数精鋭だからこそ生じた不安がありました。それはいくら強い学習意志があっても、厳しいゼミ活動についていけるかということでした。私は常常人には必ず力量というものがあると信じています。目標を定め、その実現へ向けて地道に努力をしても、必ずしもその努力に見合った結果が得られない場合があります。達成することよりも、むしろ挫折することの方が多い人もいます。まさしくそれが自分にも当てはまると思いました。また、望月先生がおっしゃられていた「充実」について考えてみても、途中で望月ゼミを断念する状況を考慮すれば、入ゼミを諦める策も必要だと思い、一度は許可されていたにもかかわらず、辞退するという残念な結果になりました。
けれどもその後、望月先生の計らいで、ゼミ長と小川先輩との面談、市川先輩からの心温まるメールを送ってもらい、晴れて望月ゼミに参加が決定したことに大変嬉しく思い、感謝しています。そして、このような望月先生や先輩方のご好意によって、結果的にゼミ生の指導、コンピューターの活用面を経験できた点で、望月ゼミを選択して本当に良かったと思います。
今後は先輩ゼミ生から多くの刺激を受け、様々な観点から問題を捉えられる能力を身につけるとともに、先輩の意見を逆に論破するほどの積極性を持ってゼミに参加したいと思います。そして能力的に成長するだけでなく、精神的にも成長できる様、決してゼミの問題児にならぬように頑張りますのでよろしくお願いします。それでは失礼します。