経済原論UB
(ミクロ)
経済原論UB
(平成7年度以前入学者)
(通年・4単位)
市岡 修
講義概要
ミクロの経済ロジックと分析ツールをl年間で必要十分なだけ習得することが目標です.
まず最初に・入門レベルの経済学の後習を兼ねて・ミクロ経済学の基礎概念(例:限界 概念)と基本的な分析手法(例:費用便益分析)を解説します。そして,消費者(家計) や生産者(企業)の経済行動、競争市場や不完全競争市場での価格や取引量の決定に関す る諸理論を紹介し・需要・供給曲線を用いる標準的かつ実用的な部分均衡分析の手法を学 習します。さらに、ゲーム理論・一般均衡理論・厚生経済学,仝共経済学,不確実牲の経 済学などの考え方や分析手法についての初等的解説を行います.
時間の許す限り・現実経済を題材にした応用問題もこなしていく予定です.
講義計画
前期
1.ミクロ経済砥念と分析手法
2.消費者行動理論
3.生産者行動理論
後期
4.市場理論
5.均衡理論
6.厚生経済学
7.その他
成績評価の方法
中間試験(前期末に予定)と学年末試験の合計得点で評価します。
教科書
奥口・酒井・市南・永谷著「ミクロ経済学」有斐閣.
参考書
サムエルソン=ノードハウス著(都留訳)「経済学」岩波書店. その他の参考書は・講義の進行に応じて,その都度紹介します.
受講前提条件
初歩的な経済数学(特に徹分と線形数学)の基碇知識を身に付けていることが望まし い。独習用の参考書は講義の最初に紹介します。