経済原論UB(ミクロ)
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経済原論UB(平成7年度以前入学者)
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中島 巌
講義概要
本講義は,朝改暮改政策の結果,選択必修科目に成り上がったばかりの今回がその2回
目である。理論(原論)とは,現実を模した「模型(モデル)」の集合体であり,それ自
体を「目的」とする立場と「手段」とする立場があり得る。本講義では後者の立場をとり,
現実の経済の諸現象を「模型」を手段としてミクロ的に分析する。半ば演習の形態が採ら
れる。(微分,行列・行列式を多用する。)
講義計画
前期
ミクロの主体としての家計と,それを取り巻く市場の関係を分析する。
後期
ミクロのもう1つの主体としての企業とそれを取り巻く市場の関係を分析する。
最後に,市場間の相互作用を検討する。
成績評価の方法
平素の演習およびそれに関連する宿題の実演と,レポート形式による課題の実績とに拠
る。(左記レポートは学年末試験に準ずる。)
教科書
なし。
参考書
なし。
受講前提条件
なし。