経済時事英語T(半期,2単位)
岩淵 孝
講義概要
時事問題に対する強い好奇心と問題意識が履修の前提であり,中高の英語と,一般常識
が重要な条件である。あらゆる日常的問題が経済一般および国際経済と不可分の関係にあ
る。また,英語は「言葉」でありコミュニケーションの手段として「使う」ことが最も効
率の良い学習方法である。全文訳はしない。前半は政治・経済の一般常識レベルの国際ニ
ュースを中心に時事英語に慣れる。後半は,日本に関係あるトピックを中心に国際経済ニ
ュースを扱う。教科書,英字新聞,海外雑誌,映画,テレビ,インターネット等々から,
わかりやすくて興味深い生の教材を選ぶ,自然に単語数が増えるようにする。読むだけで
なく,ヒアリングも加える。投業はやさしい英語(中学3年程度)を使い,日本語は時事
用語・専門用語や注として加える程度にする。短い文でゆっくりとクリアーに話すので2
〜3週間で耳が慣れる。『英語が苦手だ』と言わなくなるように努力してはしい。
講義計画
●一般常識(the general knowledge of the world)
●経済時事用語の基礎
●現代国際政治経済の常識
●国際政治経済史の基礎知識
●国際経済問題の基礎知識
●日米政治経済関係史の概要
●日本・中国・アジアの経済関係
●英文レポート入門
●政治経済時事問題のヒアリング
成績評価の方法
期末テスト(前期,後期):約60%,小レポートおよび教室外学習活動:約40%。
コミュニケーション活動,資格試験等を加算する。欠席・遅刻・消極性等は減点する。
教科書
American Ideas In Japan(アメリカのビジネスと日本)成美堂
プリント教材,ビデオ・音声教材
参考書
Dictionary of Contemporary English』Longman,『英和・和英経済用語辞典』長谷川
啓之,富士書房,『アメリカ産業社会の盛衰』鈴木直次,岩波新書,『現代用語の基礎知
識』自由国民杜,『イミダス』集英社,その他,教室で紹介する。
『Asia Now』NHK衛星,『Japan Today』NHK衛星,関係するインターネット・ホーム
ページ
受講前提条件
「自分の英語はこれ以上努力しても伸びない」「英語は苦手だ」「英語は嫌いだ」と思
い込んでいる人を除く。