経済学基礎演習

真殿 誠志


講義概要
テーマ:経済学に最低限絶対に必要な数学の復習
 「経済学を学ぶためには数学の知識が必要である」、という事を初めて聞いて驚いたという人が99%いる事を前提に、中学程度の数学の復習から始めて、微分法と呼ばれる計算法まで学習する。より具体的には、Y=aX+bのグラフの書き方から始め、原論1B,2Bなどで多用される前提に、方程式をグラフで解く方法を学び、企業の生産量や利潤の最大化問題を解けるようにする。



講義計画
教科書1章から順に始める。



成績評価の方法
成績評価は小テスト、宿題、試験により評価する。試験は教科書、ノート持ち込み可である。



教科書
入門経済学(上)Eドウリング著 大住、川島駅 シーエービル出版 価格約3000円



参考書
大学生の学習テクニック 森 靖雄 大月書店



受講の前提条件
入試で数学を選択しなかった者



備考
 グラフの作成に当たっては必ずB4のグラフ用紙を使う事。他のサイズを使った宿題の提出は認めない。
 文型志望だった皆さんに数学の知識がないのは当たり前です。知らない事が分かるようになるのが勉強である事をお忘れなく。
 授業に必要な道具:定規、B4サイズ(に限る)のグラフ用紙。ただしトレーシングぺーパーのグラフ用紙は不可。普通紙を使う事。
 原則として、授業時間の前半に講義し、後半に演習問題を解く(計算問題とグラフの作成)という形式を取る。内容によってはすべて講義時間になる場合もある。