国際経済人門ゼミナール前期2単位
浅見 和彦
講義概要
テーマ:〈戦後日本の高度成長)をかんがえる
ゼミナールは,教員の講義が中心ではなく,学生が主体となってつくりあげるクラスで
す。共通のテキストを読み、報告担当者はレジュメ(槻要や論点を書いたプリント)を作
成し、それをもとに発表して、全員で議論します。教員は助言をする役割をはたします。
この入門ゼミナールは,〈戦後日本の高度成長)をテーマにします。
(1)高度成長時代の
日本を学ぶと同時に.(2)それをとおして窮在の日本経済につながる諸問題を知り,(3)先進
諸国と比較したときの日本経済の特徴もかんがえていきます。これが一つのきっかけとな
つて・経済問題や経済学への関心がわき、大学でまなぶことのおもしろさを発見してもら
えたらよいと思います。
講義計画
1.自己紹介からスタート
2.ゼミはどうやるのか
3.〈高度成長以前の日本〉
4.〈生活革命)
5.(技術革新と企業経営〉
6.専修大学を知る−生田緑地を歩く
7.自由課題の報告
8.〈民族大移動)
9.〈高度成長のメカニズム〉
10.〈経済成長と戦後政治〉
11.く成長の光と影〉
12.レポートを書く
成績評価の方法
試験はおこないません。@授業への出席(40%),A報告(20%),B粂言(20%),
C2000字種度のレポート(20%)によって評価をおこないます。ただし,出席率が8割に
達しないばあい(欠席3回以上)は評価の対象となりません。つまり,「不合格」です。
教科書
吉川洋『高度成長一日本を変えた6000日』(読売新聞社,1997年,定価2,000円)を用
います。半分の貢が写真と図表で構成され,とても読みやすい本です。