経済統計学通年4単位

作間逸雄


講義概要
次のような3つの柱を考えています。
 1.数理統計的な手法の基礎を学習します。計量経済学の入門コースを含みます。
 2.経済統計の梗概として国民経済計算を学習します。
 3.物価,所得分配,国際比較といった,いくつかのトピックスについて,概念上の問   題を含めて,統計の利用のしかたを議論します。


講義計画
その時々の話題に触れてゆきたいので,詳細な講義計画のようなものはありません。


成績評価の方法
期末レポートを提出してもらうほか,若干の平常点があります。


教科書
追って指示します。


参考書
倉林義正・作間逸雄『国民経済計算』東洋経済新報社
 R.J.ウォナコット&T.H.ウォナコット『統計学序説』培風館
 鈴木正俊『経済データの読み方』岩波新書
 國友直人『現代統計学』日本経済新聞社
    


受講前提条件
ある程度の数学的知識を前提としますから,経済学科、国際経済学科とも「経済数学」 を同時履修することをすすめます。