今年のゼミの目標の一つに、望月ゼミを正しく理解してもらうことが含まれています。有為な人材がいても、これまでうわさだけで敬遠されていたことが多いため、今年は正しい情報を伝えるプロジェクトを組みました。おそらく望月宏ゼミナールへの風評は次の通りではないでしょうか。

 

一 望月ゼミはただやたらに厳しく、望月先生は恐い人である

二 望月ゼミではコンピューターしかやっていない

三 望月ゼミでは他の授業にも出られない、アルバイト、サークルも出来ない程忙しい

 

実体は次の通りです。

 

一 望月ゼミは毎年レベルをあげる様努力しているため要求水準は高くなっており、ただ厳しいだけでなく充実感と達成感を得ることができる。毎回ゼミ後にみんなで食事をしたり同学年のみならず、先輩後輩ともに非常に仲良しである。学年が上がるにつれサークルより楽しいと言う人が多い。ゼミで論理的分析、発表力等が鍛えられているため、就職活動の際にも皆、善戦している。また、私は個人個人の能力を磨くことを大事だと考えているため、時に要求水準は少し高めとなるが、それは皆さんへの積極的なコミットであり、励ましであると考えてほしい。

 

二 望月ゼミではコンピューターを経済を分析するための道具として使っているのであり、それだけをやっているのではない。ただし、経済学部の情報化を推進するという使命を持っており、新入生に対するインターネット導入講習、経済学部のホームページの作成、維持は自発的に行っている。また、ゼミで実際に行っていることは日本経済、世界経済を毎年様々な視点で分析することであり、最近では特にデータを使った分析に注力している。ゼミ生はゼミ全体のテーマの他に各自自由に自分のテーマを選んで進級、卒業論文を作成している。その他、国際化を強く意識して、英語の力を高めるためサブゼミなどで随時英語の特訓を行ったり、秋には留学生との合同企業見学等を行っている。また、短期、長期の海外留学は非常に盛んで、常時誰かが海外に出て望月ゼミの海外支部の役割を果たしている。さらに、ここ数年インターンシップに参加する学生が多いことも特徴である。

 

三 望月ゼミは前の項でも述べたように、自発的に経済学部の情報化を推進しようとしていたり、毎年レベルアップをはかっているため確かに、以前にくらべて忙しくなっては来ているが、他の授業が出られないということはない。実際、ちゃんと授業に出ることがゼミ参加の前提条件である。また、アルバイト、サークルも皆良くこなしている。サークルの部長もこれまで何人もいた。ただし、3年生になると次第に知的な欲求水準が高まってくるため、ゼミに特化してくる学生が増えてくる。

 

ゼミの基本的な目標は、国際レベルの授業に少しでも近づけ、国際舞台でも活躍できる人材を養成することである。そのため日本の学生に欠けている国際性、情報処理能力、そして一番大事な経済学的な論理思考力を高めたいと考えている。これまで毎年いろいろなチャレンジを行い、それなりの成果はあげて来たがまだまだ改善の余地が多く残っている。

望月ゼミのこうした方針に共感できる人材を広く募集しています。 望月宏