2006年度後期活動記録 第22回

                             2006.11.16



◆本日の出席

A.Onodera・K.Suzuki・M.Iguchi・K.Ikehara・R.Saito・T.Kurose

 

 
◆連絡事項

土曜日〜 ディクテーション

今週〜 世代交代


◆活動報告

前回までにアメリカの各都市の特徴をまとめたものを踏まえ、都市の発展に関する理論を持ち寄り、発表しディスカッションを行った。


R.Saito    産業と都市のロックイン効果

いったん集積地に物的・社会的ネットワークの結合ができてしまうと、産業構造の転換などに応じた柔軟な対応を集積地の経済主体がとれなくなることがあるという現象。

M.Iguchi   マイケル・ポーターのクラスター理論 〜産業と大学との関係〜

関連産業、関連機関(大学や研究所など)専門性の高い供給業者、サービス提供者、関連業界に属する企業が、地理的に集中し、競争しつつ同時に協力するという理論。

K.Ikehara   比較生産費説 〜競争と協調〜

リカードが提唱した理論で、相対的に得意な分野に特化することにより、社会的厚生が向上するという理論。

K.Suzuki   産業による都市の波及効果

ある製品の生産が増加した場合、その製品に関連する他の産業の生産活動にも影響を与える効果。

A.Onodera   集積が集積を呼ぶ、ボーモル・オーツの衰退モデル(都市の衰退分析)

中心都市からの産業と人口の逃避により、住宅の老朽化や都市財政の基盤低下が起きることを説明した理論。

   


 

来週までに

・各自、今週のまとめをする。

・理論(ロックイン効果、クラスター理論、比較生産費説、衰退モデル、傾斜生産方式など)を理解する。

・割り当てられた都市の産業とクラスターを調べてくる。

      

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