2001年度 春合宿(3月5日〜8日) 〜千葉県御宿町〜 |
*合宿のタイムスケジュール
1日目
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2日目
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3日目
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4日目
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14:00 御宿セミナーハウス集合 | 6:00 起床 | 6:00 起床 | 6:00 起床 |
15:00 チェックイン | 6:50-7:50 朝食 | 6:50-7:50 朝食 | 6:50-7:50 朝食 |
15:30-17:30 ハーバード答辞暗唱 | |||
9:00-10:00 新3年進級論文発表 | 9:00-11:30 進級論文発表 | 8:00-9:00 掃除・身支度 | |
17:50-18:50 夕食 | 10:10-11:40 ディベート | 11:50-12:50 昼食 | |
11:50-12:50 昼食 | 9:30 解散 | ||
19:00-20:20 入浴・自由時間 | 13:30-15:00 進級論文発表 | 14:00-17:10 ディスカッション | |
20:30-21:30 ハーバード答辞暗唱 | 15:00-15:30 メキシコ塔散策 | ||
21:40- 映画鑑賞(船の上のピアニスト) | 15:30-17:30 タスポニー | 17:50-18:50 夕食 | |
17:50-18:50 夕食 | 19:00-20:00 入浴・自由時間 | ||
19:00-20:20 入浴・自由時間 | |||
20:30-22:00 国際ゼミ年間活動報告 | 20:00-22:00 懇親会 | ||
22:00-23:30 ディスカッション |
◆1日目(3月5日)・新2年生によるハーバード論文暗唱(新ゼミ生恒例の、春合宿に課される課題。全員の前で一人一人発表。夕食後と2度に分けて発表)
◇2年生の感想 春合宿で私の最大の課題だったハーバードの答辞は、本番で緊張してしまい、自分の思うような結果がだせなかったのは、やっぱり練習不足だったからだと思いました。何事も言われたことは、最低限前日までにはしっかり準備しておかなければならないというのを痛感しました。(岡田) |
◇ストーリー 1900年、大西洋上を果てしなく往復する豪華客船ヴァージニア号に置き去りにされ、 その生年にちなんで「ナインティーンハンドレッド(1900)」と名づけられた男がいた。 彼は、ただ一度も船から降りず、海の上で船の上で暮らし、 ピアニストとしてその稀有な才能を開花させていく。 |
◆2日目(3月6日)
−午前−
・新3年生による進級論文発表(新三年生が、三年生に進級するために2年次の学年末に提出した論文を全員の前で発表)
1.Tamura 「スカイウォーズ」
2.Takamura 「金融革命 メガバンクにかける銀行」・ディベート大会(司会:Nagamatsu・企画:syoukonji)
A、B、Cの3班に分けて、2班ずつテーマ別に討論を行う。陪審員を残りの1班が行い勝敗を判断する。
A班(電子メール) VS B班(手紙) |
A班:Ishii,Sannomiya,Konishi,Inamine,Hou,Iguchi,Shibuya B班:TAmura,Suzuki,Tsuji,Hasegawa,Ito.K,hara,Okada C班:Takamura,Syoukonji,Takahashi,Akiyama,Ito.R |
−午後−
・進級論文発表
1.nagamatu 「日本がインターネット先進国になるには」
2.Miyazawa 「Education of England」
3.Inamine 「在沖米軍の沖縄における位置付け」
4.Suzuki 「アパレルメーカーの明暗」
5.Konishi 「企業のアジア進出」・レクリエーション
教授の愛用しているタスポニーを行い、勉強の合間の息抜きをしました。−夜−
・国際ゼミによるプレゼンテーション
1.ハリソン教授講演会についての要点と感想
2.比較経済論(アメリカの経済と日本経済との比較)プレゼンテーション
A班:Suzuki,Tsuji,Takahashi,Hou,Ito.R |
B班:Iino,Takamura,Konishi,Hasegawa,Iguchi 「個人がその集団で何ができるか把握すること」:相手と自分を理解する |
C班:Sannomiya,Miyazawa,Hara,Okada 「会話」:信頼、相手を気にかける。 |
D班:Tamura,Ishii,Inamine,Shibuya 「相手を知り、自分を知ってもらうこと |
E班:Nagamarsu,Syoukonji,Akiyama,Ito.K 「理解するための努力、心がけ」:きっかけを通じて他者を、お互いを理解する。 |
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<統一見解> ・話し合って理解すること ・個人が何をすべきか、自分の役割を把握していること ・自分を振りかえること |
<教授より> ・人間関係:「関係を作っていく」「関係を太くしていく」 そのきっかけや手段として「会話」がある ・個人を見つめながら、全体を見つめなおしていく etc... |
◆3日目(3月7日)
−午前−
・進級論文発表
1.Syoukonji 「『記録音楽』産業の発展」
2.Sannomiya 「日本型経営システムとアメリカ型経営システムの考察」
3.Tsuji 「アメリカン・ライフスタイル」
4.Iino 「本質的な意味での民主主義の時代への転換」
5.Ishii 「INFORMATION TECHNOLOGY REVOLUTION」−午後−
・「Re-boot! ゼロからの出発」(大前研一著 PHP出版)を使ってのディスカッション「日本経済の根本的な問題について」(司会:Takamura)
・新三年生による本に関連する事例などの簡単なプレゼン
・各班ごとに問題点をあげる
・パンチのきいた提案をあげる
※各班の提示した問題点
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1班<Iino・Konishi・Inamine・Takahashi・Ito.K・Hara> ・資金が有効に動かない ・資金最多保有者(60代〜70代)が消費、投資をしていない ・株価下落による金融、企業活動の低下 ・政府の既得権固執。 |
2班<Tamura・Suzuki・Hasegawa・Iguchi・Shibuya・Ito.R> ・人材育成のための教育 ・不良債権、銀行の貸し渋りと低金利政策 ・日本人の政治不信 ・投票率の低さと内閣の低支持率 ・無駄を除いた公共投資と意味のある見返りのある公共投資 |
3班<Tamura・Ishii・Konishi・Miyazawa・Okada> ・日本に優秀な人材が集まらない ・政治意識の低下 ・無駄な公共投資 ・企業経営の閉鎖感 |
4班<Nagamatsu・Sannomiya・Tsuji・Akiyama・Hou・Shibuya> ・国債の依存度を下げる ・公共投資の見直し ・社会福祉、年金の問題 ・企業の生産性の低さ ・政策を行う人材の育成 ・規制の緩和、税制の見直し ・不良債権の処理問題 ・人材育成のための教育 |
※各班の政策案
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<1班> 短期:株式投資奨励税 中期:租税の比率をかえる 長期:人材育成のプログラム |
<2班> 短期:企業戦士のスキル育成、インフラに伴う雇用 中期:学生のスキル教育 長期:インフラ整備(光ファイバー)税、初等教育の充実化、法の整備 |
<3班> エンジェル組合→企業→設備投資→生産UP→競争力UP→収益UP→労働賃金UP→消費の上昇 |
<4班> 長期:投資の教育(株等の抵抗感をなくす)、IT教育(情報化教育)、外国企業の参入、規制の緩和 |
−夜−
・懇親会
3日間の労いをこめ懇親会を行いました。
今年の春合宿の懇親会は昨年に比べて、 あまり激しくなりませんでした。
やっぱりあの方がいなかったからでしょうか?
◆今回の合宿の感想
−新3年生−
・Iino.K 春合宿の感想を一語に表現すると、『楽しかった』です。3泊4日という期間で行った事により、時間にゆとりがあったのと同時に、レクを行ったりと、よく遊び・よく学びが出来たと思います。 春合宿の主たる目的の中に、新3年生・2年生のコミュニケーションを図る事・1年間学んだ事などを、次世代に継承していく事が一つとしてあげられますが、ディスカッションやディベート・懇親会・レクリエーションを通じ行えたのではないでしょうか。・Ishii.E 今回の合宿は全部含めて楽しかったです。つらかったことと言えば、一年間のまとめを した(プレゼン)ってことぐらいですね。実際、そんなたいした ものを作ることができなかったんですけどね・・・・。 そして、新2年生とも交流を深めることができてよかった と思います。
・Tkamura.M 今回の春合宿は勉強をした気持ちはあまりしませんでしたが、その代わりとして、コミュニケーションを今までの合宿よりも取れたと思いました。知っている人は知っているでしょうが、春合宿ではボディーコミュニケーションを知らずのうちにしていた気がします。
・Konishi.K 本当にこの合宿に参加してよかったな!といま思っています。私にとってこの合宿は新たに気づいたことがとても多かった。 あと実質1年 私は積極的にゼミに参加していこうと思います!
・Sannomiya.S 春合宿は「楽しめた」ものでした。 またゼミというもの、ゼミ生について改めて 考え、新たなる気持ちで4月から臨んでいくこと ができる気がします。
・Inamine.S 次の合宿も、楽しくまた学べるいい合宿が出来たら良いと思います。
・Suzuki.R 回の合宿は、従来に比べて1日長い日程だったり、レクリェーションをやったりと初めて試したものが多くて、スケジュールを組む方にとっては特に大変な合宿だったと思います。実際、合宿中にタイムスケジュールを組みなおす姿が何度か見受けられました。ゼミ長、幹事のお2人には感謝しています。本当にご苦労様でした。
・Nagamatsu.K 今回はいままでとは違い、3泊4日という長い期間で行ったため、 我々、新3年にとってはいろいろなことも試したりすることもできたので、よかったのではないかと思います。
・Tamura.N 春合宿は充実したものでした。色々やりたい事が行え、当初の予定が全てこなせたのが良かったと思います。一番私が今回良かったと思う点は全体として「けじめ」がついていたという事です。何事もそうであるとは思うのですが、気を入れる所と、抜く所のメリハリをつけて本気で取り組んだ時は気持ちが良いものです。
・Miyazawa.N 今回は例年に比べ1泊多いという事で大変そうでしたが、楽しかったです。
・Syoukonji.M 今回レクとかいろいろあって単純にすごい楽しめました。 経済的知識や見地が何か変わったとか進化したとか はっきりしたものは特筆するほどもないんですが 何より「このゼミで勉強していこう」とゆう気持ちがすごく強くなりました。
・Tsuji.A レクリエーションのタスポニー、身近なトピックを取り入れてのディベート大会など、遊び心満載で、学年の色の現れた楽しく充実した3日間だったように思われます。 春合宿をきっかけに、また新しい気持ちでゼミに貢献していきたいと思います。
−新2年生−
・Shibuya.Y 私達新2年生にとっては初めての事でしたので、前年とはどうだったかを客観的に判断できないのですが、思っていたよりも落ち着いて過ごせたように思います。このように思えたのは、きっと先輩方の力があってこそです。・Okada.M 私にとって今回の春合宿は、すべてが初めてのことだらけだったので、終わってみるとあっという間の3泊4日だったと思います。ディスカッションは最初、自分の思っていることをうまく伝えることができず、私は参加しているのかな?と思うこともありましたが、先輩たちが気を使ってくれたので、とても助かりました。
・Ito.R 今回春合宿に参加してまず私が感じたことは、この合宿はゼミ生全員で作り上げたものだということです。しかしあくまで先輩方の入念な事前準備があってのことで、そのおかげで私たち2年生は望月ゼミ生としてこの春合宿に大いに参加することができたのだと思います。
・Iguchi.Y ゼミ合宿を終えて・・・、うまく言葉に出来ないのですけど「望月ゼミ」の根幹にある精神みたいなものをしっかり感じることができたように思います。それはこのゼミに入る前も、またプレゼミでも感じていたのですけど、今回の合宿で改めてそれを感じ取り、また自分の中でそれをうまく消化できたと思います。
・Hou.R 反省と不安とやる気がでたです。反省は2つの課題が十分な期間があったにもかかわらず、いずれも中途半端であった。不安は来年の春には3年生の方々のように論文が書けるようになれるのか。やる気が出たは3年生の勉強にしろ遊ぶにしろ積極的に行動していくところと同学年でも課題をきちんとこなしてきた人が多かったところ。
・Takahashi.K ゼミ合宿に参加して、改めて望月ゼミはゼミ生が主体となって活動しているゼミだと感じた。3泊4日のゼミ合宿を有意義に過ごせたのはやはり3年生の事前の準備のおかげだと思います。自分に来年同じことができるかどうか不安です。少しでも先輩にちかずけるように明日からのゼミ頑張ります。
・Hasegawa.Y 遊びではなく、ゼミの合宿でしかも3泊4日と聞いたときは、自分がやっていけるか不安がありましたが、先輩方の手厚いサポートもありいろいろありましたがなんとかまっとうすることができました。ただもっと新二年生(自分も含めて)が、積極的に発言したほうがよかったように感じました。
・Akiyama.M 初めてのゼミ合宿でいったい何が始まるのかと緊張していましたが、 このゼミ合宿に参加したことによって今後の活動や位置付け等を抽象的ながら 感じることができました。ほかのゼミと比べて合宿以前から面識があったせいか、仲良くやることができたのも 3泊4日苦しめられなくできた一因だと思っています。
・Hara.R 私が想像していた合宿とはこれでもか!という程ずっと勉強をしているのかと思っていましたが、オリエンテーション・打ち上げなど楽しいことも有り、なおかつ学ぶべきところではきちんと学ぶというとてもメリハリのある有意義なものでした。
・Ito.K 経済の勉強とゼミ生どうしの親交が深められて良かったです。特に印象に残ったことは、ゼミ研究論文の発表です。論文の内容について、経済とはいっても様々な分野があり、それぞれが個性的な事柄について語れる自由を魅力的に感じました。ただ、個性的な題材を選んだとしても、内容がどこかで聞いたような人の意見と同じになっていたりして、自分らしさを出せなくなることには注意しなければいけないと思いました。
−経済ゼミ、ゼミ長Iinoからの一言−
皆さんも承知の通り、いつの合宿でも、そうですがゼミ活動は経験の継承継続で成り立っています。 春合宿は、去年の良かった所を取り入れ、改善点は改善し、また新たに新しい試みをいくつか試して行われました。 つまり、去年の合宿の経験がなければ私達は、皆が満足出来るものを作れなかったでしょう。 4年生も今年度の卒業生から学び、3年生も昨年の4年生企画の春合宿を今年度も参考しています。 次は、2年生の番です。 春合宿は終わった物というふうに捕らえないでください。今年度の春合宿をもう一度冷静に振り返りよりよいものを来年度作りあげてください。 それが、望月ゼミの代々の先輩型の思いです。 そして、もう一つ、監事・両ゼミ長は執行を、司会者の3名は司会という一側面を担ったにすぎません。 春合宿の中身を煮詰めていったのは、3年生全員です。そして煮詰めていく上で去年の合宿の経験が活きたのはいうまでもありません。 そして、今回は2年生の協力も大きかったという事があげられるのではないでしょうか。 合宿を通して、けじめがあり、引き締まった活動が出来たのは、全体の協力と高い意識があったからです。 もちろん反省すべき事もあります。しかしその、マイナスもプラスに変えて行きましょう。 この春合宿の経験を次につなげていきましょう。