現代規範理論研究会 2012年度 例会記録
◆2013年3月9日(土)
保田幸子(東京工業大学社会理工学研究科・博士課程)
「平等主義と優先性説――水準低下の意義を中心に」
山本圭(名古屋大学大学院国際言語文化研究科研究員/愛知大学ほか非常勤講師)
「規範と記述、あるいはデモクラシーとヘゲモニーのあいだ」
◆2013年1月12日(土)
川瀬貴之(千葉大学医学部)「リベラルナショナリズムの理論」
児玉聡(京都大学大学院文学研究科)「功利主義批判としての「善に対する正の優先」の検討」
◆2012年11月17日(土)
小川仁志(徳山高専)「ユニヴァーサル・ヴァーチューズ 〜寛容と連帯の哲学〜」
板橋亮平(法政大学大原社会問題研究所研究員)「後期ロールズにおけるthe fact of pluralismについて----規範的構想としての多元主義----」
◆2012年10月20日(土)
高田宏史(早稲田大学助教)
『世俗と宗教のあいだ――現代政治理論における政治と宗教』
山田竜作(創価大学)
「マス・ソサエティにおける政治主体の「市民性」――K・マンハイム、松下圭一、I・M・ヤングを手がかりに」
◆2012年6月16日(土)13:30〜17:30
場所:九州大学法学部大会議室(研究棟2階)
白川俊介(日本学術振興会特別研究員)
「リベラリズム・ナショナリズム・多文化共生 ―『雑居型』から『棲みわけ型』へ―」
【参考文献】
白川俊介『ナショナリズムの力―多文化共生世界の構想―』勁草書房、2012年
井上彰(群馬大学社会情報学部専任講師)
「正義としての責任原理」
【参考文献】
井上彰「正義・平等・責任:正義としての責任原理・序説」田中愛治(監修)齋藤純一・須賀晃一(編著)『政治経済学の規範理論』勁草書房、2011年、第6章、99-116頁
井上彰「正義としての責任原理」宇野重規・井上彰・山崎望(編著)『実践する政治哲学』ナカニシヤ出版、2012年、第11章、292-322頁
◆2012年5月19日(土)
13:00〜15:30
上原賢司(早稲田大学博士後期課程)
「グローバルな正義の義務と遵守」
宇野重規・井上彰・山崎望編『実践する政治哲学』ナカニシヤ出版、2012年
15:30〜18:00
桑田学(東京大学博士後期課程)
「自然の有限性と自由主義の転回」
宇野重規・井上彰・山崎望編『実践する政治哲学』ナカニシヤ出版、2012年