球技系スポーツの戦術分析のゼミナール

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講義日:2007年7月2日


各スポーツにおけるゲーム理論についての説明をおこなっている段階の写真


本日は、ゲーム理論に関する話し合いがおこなわれた。先週・先々週と、スポーツにおける戦術の利益・リスク・条件に関する知識を理解したことを前提として、実際に勝つにはどうすれば良いのか、という問い対する一つの理論である。具体的には、相手のプレーを予想できないなかでも、一番効率的な行動は何かを考え、これを数学的確率の期待値(予想される利得)を一番大きくする戦略を求めるものである。今回はテニスを題材として、サーバーから見た利得行列を例に説明をおこなった。さらに、特定の戦術に対しては、「最適」に作用する特定の戦術が存在するが、すべての戦術に対応するオールマイティーなミラクルレシピ的戦術は存在しない、という説明をおこない次週以降につながる話の序章とした。

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