SMF: Service Management Facilityは、sshdやhttpdなどの各種サービスを 管理する機能で、Linuxのrc.dやinit.dに含まれるスクリプトに対応する。 ただし、各種のサービス毎にスクリプトを用意するのではなく、 一元的に管理(start, stop, restartなど)することができる。
呼び出しは、svcs,svcadm,inetadmなどのコマンドを通して行い、 主な管理はsvcadm系のコマンドにておこない、 その動作はenable, disable, refresh, restartで制御する。
このコマンドは、サービスの状態確認に使う。単にsvcsとすると、 長い出力がズラズラと出てくるので、次のようにオプションを付けて使うことが多い。
$svcs -p ssh http disabled Dec_21 svc:/network/http:apache2 online Dec_21 svc:/network/ssh:default Dec_21 372 sshd
svcs -dは関連するサービスを抜き出してくれる。
$svcadm -v disable svc:/network/smtp:sendmail svc:/netowrk/smtp:sendmail disabled.
-vはverbose mode. サービス制御のための引数はenable,disable,restart,refreshなど。 サービス名はfull nameで書く(これはsvcsで確認できる)。 サービス名の前に-tを付けると、rebootまでの一時的な効果となる。 (何もつけないと、恒久的に有効となり、rebootしてもその状態は変わらない。)
For reboot, type init 6.
For shutdown and power-off, type init 5.
もっと丁寧にやる場合は、shutdownをつかう。
そのとき、上記のinit状態を-iで指定することができる。
(たとえば、rebootの場合は-i6,power-offの時は-i5).
shutdownはdefaultで実行後2分後に実行されるため、瞬時に実行したいときは
-g0とする。
また、defaultでは、
確認のためのダイアログがでて、幾つかyes/noで答えないと実行されない。
これらを省くためには-yをつける。
以上まとめると、
CPUの性能などを確認するには、/usr/sbin/psrinfo -vとする。 その出力は次のようになる。
搭載DDRmemoryのサイズ確認などは、/usr/sbin/prtconf|grep Memory で確認できる。例えば、
OSの情報はuname -aとする。例えば、tonboの場合は次のようになる。