よくある質問とその回答

Q1:何か厳しそうに感じますが、単位が取れるか不安です。
Q2:理科や数学は苦手なので、ついていけるか不安です。
Q3:テストはどのような形式で行われますか?
Q4:テストでの持ち込みは可能ですか?
Q5:課題はどのような内容ですか?
Q6:課題は提出すれば点数が付くのですか?
Q7:4年生で就職活動があります。テストを必ず受けないといけないそうですが、欠席した場合、再試験はありますか?
Q8:体育会の団体に属しています。テストを必ず受けないといけないそうですが、試合などで欠席した場合、再試験はありますか?
Q9:4年生です。この単位を取れないと卒業できません。最終成績が不合格の場合、救済措置(レポートなど)はありますか?
Q10:講義を欠席してしまいました。配布されたプリントがあったと聞いたのですが、もらえますか?
Q11:厳しい教員だとの噂を聞きました。本当ですか?
Q12:講義で分からない点がありました。質問はどうすれば良いですか?
Q13:オフィスアワーとは何ですか?

Q14:授業にはきちんと出席すれば、合格しますか?
Q15:他にもたくさんの授業があるので、予習・復習・課題の時間がありません。どうすればよいですか?

Q1:何か厳しそうに感じますが、単位が取れるか不安です。
A1:「合格」するのは簡単ではありませんが、難しいわけでもありません。最終試験・最終テストまで、途中で放棄せずに取り組んだ方の大部分は合格し、単位を取得しています。

2003年度:履修登録743名、最終試験受験者443名、合格者357名(合格率80.6%)
2004年度:履修登録557名、最終試験受験者311名、合格者298名(合格率95.8%)
2005年度:履修登録544名、最終テスト受験者309名、合格者300名(合格率97.0%)
2006年度:履修登録412名、最終テスト受験者250名、合格者240名(合格率96.0%)
2007年度 :履修登録538名、最終テスト受験者321名、合格者303名(合格率94.4%)
2008年度:履修登録661名、最終テスト受験者401名、合格者385名(合格率96.0%)

この講義で単位を取るコツをお教えいたしましょう。
@講義に出席する:当たり前のことですが、講義に出席しないと内容を理解することは出来ません。出席しなくても、講義メモや参考図書でフォローすることは可能ですが、教員が強調したことやポイント、印刷されないようなビデオなどの教材に触れることは不可能です。また各回の授業は1年間のスケジュールの中で「適切に」配置されていますので、欠席することで別の回の内容が理解できなくなる場合もあります。

A遅刻をしない:各回の講義で扱う内容は、90分という時間の中で、導入から基礎的内容・発展的内容へと「適切に」配置されていますので、遅刻するとその回の問題点や前提が分からなくなり、理解がしにくくなるでしょう。90分の講義は、料理のフルコースのようなものです。フルコースの途中にレストランに入ってきて、食べ始めるなどというのはマナー違反ですね。

B講義メモを予習する:この講義の「講義メモ」をネット経由でダウンロードすることが出来ます。必ず講義の前にダウンロードして、印刷して持参してください。印刷をしたら、是非一度目を通してください。専門的な語句などの意味も講義メモであらかじめ知ることが出来ます。事前に分かりにくい点があったならば、そこに集中して授業を受けることも出来ます。

C教室の前の方に座る:教室の後ろの方に座るほど、講義に集中するのが難しくなります。集中できずに寝てしまうという危険も自ずと回避できるようになります。前の方に座れば、余計な労力なしに講義に集中できるようになります。また前の座席からは板書も大きくはっきりと見えますし、教員のジェスチャーやしぐさにも注目できるようになります。

D自分の理解度を確認する:授業内でミニテスト形式の確認問題を実施するほか、演習問題を自習用にアップロードしますので、それらで自分の理解度を確認し、復習などに役立ててください。
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Q2:理科や数学は苦手なので、ついていけるか不安です。
A2:中学校での学習内容は「理解しているはず」との前提で講義を進めますが、本当に必要な重要な内容については、その都度、復習します。計算が必要になる内容もありますが、数学というほどではなく、計算そのものは足し算・引き算・掛け算・割り算などの「算数」で十分です。
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Q3:テストはどのような形式で行われますか?

A3:「地球と宇宙の科学B」では中間テストと学年末テストの2種類のテストを行います。
テストでは、講義で扱った内容やそれを踏まえた応用問題について、短い文章の穴埋めやグラフや図の読解、論述によって語句や現象の理解を問います。前年度のテスト問題は、章末の演習問題として講義メモに掲載していますので、形式などはそれで確認して下さい。
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Q4:テストでの持ち込みは可能ですか?

A4:全てのテストで、講義内で配布する「持ち込み用紙」のみ持ち込み可能です。持ち込み用紙への別の用紙の貼り付けなどは禁止です。
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Q5:課題はどのような内容ですか?
A4:課題は講義内容に関連する論文を読んでまとめたり、データに基づいてグラフなどを作成したり、地球科学に関連する映画などを見てレポートを作成する、といった内容です。指定された課題用紙を用い、締め切りまでに担当教員に直接してください。
尚、多くの課題で、指定された以外の文献(教科書や論文)を参照する必要はほとんど無いと思いますが、理解を助けるために、参照しても構いません。その場合は、課題末尾に、参考文献として明記してください。また、インターネット上のサイトに掲載されている内容は、著作権者が明らかであり、その内容が統計資料や白書、学術論文などの一次資料であって、レポートの提出以降、十分な期間にわたって存在し続け、かつ掲載内容が固定的である場合について認めます。この場合は、参考文献にURLを明記してください。課題の内容が、インターネット上のサイトに掲載されている内容と著しく類似していると担当教員が判断した場合には、それまでの成績にかかわらず、不合格とします。
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Q6:課題は提出すれば点数が付くのですか?
A6:提出だけでは点数は付きません。厳格に採点し、場合によっては再提出を求める場合もあります。提出方法にかかわらず、課題は講義内に返却します。
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Q7:4年生で就職活動があります。テストを必ず受けないといけないそうですが、欠席した場合、再試験はありますか?
A7:再試験は行いません。前日までに何らかの方法で欠席する旨の連絡をし、かつ、就職セミナーや就職試験を実施した会社や団体が交付する就職試験受験を証明するものを提出した場合に限り、その回の中間テスト得点を「0点」として扱います。
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Q8:体育会の団体に属しています。テストを必ず受けないといけないそうですが、試合などで欠席した場合、再試験はありますか?
A8:就職試験の場合と同様、再試験は行いません。前日までに何らかの方法で欠席する旨の連絡をし、かつ、公式試合などへの参加を証明するものを提出した場合に限り、その回の中間テスト得点を「0点」として扱います。
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Q9:4年生です。この単位を取れないと卒業できません。最終成績が不合格の場合、救済措置(レポートなど)はありますか?
A9:ありません。何年生だろうが何学部だろうが関係なく、すべての受講生の成績はシラバス記載の成績評価方法で示した方法で決められます。日々精進してください。
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Q10:講義を欠席してしまいました。配布されたプリントがあったと聞いたのですが、もらえますか?
A10:講義メモだけでは理解が不十分であると思われる場合や最新の結果などは「補助資料」として講義の始めに配布します。欠席した場合は、次の講義までに自習し補っておくのが基本である、という当たり前の理由から、講義終了後1週間以内は研究室にお越しいただければ、お渡しいたします。長期に(入院などで)欠席の場合はご相談ください。
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Q11:厳しい教員だとの噂を聞きました。本当ですか?
A11:講義中の私語は「即退場」です。大学の教員も教育と研究を行うことで給料をいただいているサラリーマンです。従って「私語」で講義を邪魔することは、教員の仕事を邪魔していることになります。また、幅はありますが、学生が支払う授業料を単純に割り振ると、1回90分の講義に対しては映画1本を見るのと同じくらいの金額を払っていることになります。「私語」はそのような金額を払って講義を受講しようとしている学生への妨害でもあります。このような理由により、当たり前ですが、講義中の私語は厳禁であり、「即退場」です。
私語は相手がいないと出来ません。ですから、私語をしないためには友達と席を離すことです。どんなに親しい友人同士であっても、1つ以上席を離して座ることで、簡単に私語をやめることが出来ます。
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Q12:講義で分からない点がありました。質問はどうすれば良いですか?
A12:講義内容に関する質問は、講義時やオフィスアワー、電子メール(satohiro@isc.senshu-u.ac.jp)で受け付けます。電子メールを携帯電話経由で送られる学生がいらっしゃいますが、返信してもメールが戻ってくることがあります。携帯電話を使う方は、"@isc.senshu-u.ac.jp"について携帯電話の「ドメイン指定」を解除しておいてください。
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Q13 :オフィスアワーとは何ですか?
A13:オフィスアワーとは、その時間は教員が研究室にいて、質問や議論・相談を受け付ける時間のことで、専修大学でもいくつかの学部で設定しています。佐藤は木曜日15:00〜17:00をオフィスアワーにしており、研究室におります。その他の時間でも、佐藤が研究室にいるときは訪ねて下さって構いません(2号館地下の地下実験室で作業していることもあります)。電子メールで連絡していただけると確実です。
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Q14:授業にはきちんと出席すれば、合格しますか?
A14:残念ですが、出席しただけでは合格にはなりません。高等学校までは、授業に出席していれば必要な学修時間数に達していましたが、大学では授業時間以外の学修と合わせて、必要な学修時間数になるような授業をすること、と決められています(下記まとめ参照)。従って、予習・復習のほか、レポート課題やテスト勉強という教室以外の学修も評価しなくてはいけません。
とはいえ、きちんと授業に出席し、普通にやっていれば不合格を心配する必要はないでしょう。

単位の元になる学修時間数の高等学校と大学の違い
高等学校:高等学校学習指導要領総則に定められている。授業に出席しているだけで、学修時間数に達する。
単位については、1単位時間を50分とし、35単位時間の授業を1単位として計算することを標準とする。
(例)世界史Aの標準単位数は2単位。従って、50分の授業を週2回、35週にわたって学習し、合格する必要がある。

大学:大学設置基準に定められている。授業に出席した時間および授業時間外の学修を併せて、学修時間数に達する。
第二十一条 各授業科目の単位数は、大学において定めるものとする。
2前項の単位数を定めるに当たつては、一単位の授業科目を四十五時間の学修を必要とする内容をもつて構成することを標準とし、授業の方法に応じ、当該授業による教育効果、授業時間外に必要な学修等を考慮して、次の基準により単位数を計算するものとする。
一 講義及び演習については、十五時間から三十時間までの範囲で大学が定める時間の授業をもつて一単位とする。

(例)45時間の学修で1単位となる。1単位あたりの授業時間は、専修大学では15時間。2単位の授業では、90時間の学修が必要である。2単位の授業は、1回2時間(本当は90分)を半期15回行うので、総授業時間は30時間。不足する60時間は、履修者が「授業時間外」に行うことになっている。授業時間外の60時間を15週に割り振ると、1週あたり4時間となる。従って、1回2時間の授業を受けたら、4時間の時間外学修が必要である。
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Q15:他にもたくさんの授業があるので、予習・復習・課題の時間がありません。どうすればよいですか?
A15:多くの学部でカリキュラムが改正され、年間の履修単位数が50単位以下になってきています。50単位以下というのは、A14で説明した学習時間と単位の換算に基づくと、ちょうど1年間で学習できる単位数ということになります。従って、50単位以下の履修科目であれば、十分に予習・復習・課題への取り組みなども可能なはずですが、個人個人で状況が異なることはあり得ます。従って、今年度たくさんの授業を履修していて、「地球と宇宙の科学B」の履修が、自分自身の学修の負担になるようなら、来年度以降履修しても構いません。

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