SIRモデルによる感染症拡大のシミュレーション


注意

このシミュレーションは、感染症の拡がり方を学ぶための「おもちゃ」です。
実際の新型コロナウィルス感染症(COVID-19)の感染状況を反映・予測したものではありません。
<更新履歴>
2020年9月25日:感染防止対策に差異のあるグループが存在する場合のシミュレーションを作りました。


◆シミュレーションの概要

感染力や感染防止対策、感染防止対策期間などを変更させることで、
どのように感染者数が推移していくかについて直感的に理解することができるシミュレーションです。
全面的な感染拡大防止対策(緊急事態宣言に相当?)後に、
感染対策を取るグループ a と感染対策を取らないグループ b に分けて、
グループの人数比によって感染者数の推移がどのように変化するかも試すことができます。

◆シミュレーションの主な条件

◆変更可能なパラメータ

◆遊び方の例

  1. C1を変化させることで、感染者の爆発的増加を防いでみる(例えば、接触割合の8割減=C1が20%)
  2. (長い自粛はつらいから)全面的な対策期間を短くしたら何が起こるのか
  3. 全面的な対策期間終了後の接触割合(C2a, C2b)をどれくらいにすれば、再度の感染拡大(第2波)を防げるのか
  4. あまり対策を取らない人の割合が増えてくると、感染再拡大の状況はどうなるか?
  5. 例えば、対策を取らない人の割合 r = 10%、このグループの接触割合 C2 = 80% の場合、
    感染拡大を防ぐためには、対策を取っている人たちの接触割合C1はどのくらいにしなければいけないか?

R0 = 2.5
C1 = 100%
(R1 = 2.5)

r = 0%
C2a = 100%
(R2a = 2.5)
C2b = 100%
(R2b = 2.5)
開始:60 日目  終了:180 日目


感染者の致死率:2.0%