情報処理基礎T・情報処理入門
円の面積を求める関数
ここで学ぶこと
@:変数の使い方
A:引数の使い方
の2点です。
1:
プログラムを記述する
以下のようにプログラムを入力してみましょう。(myNameが記述されている下でかまいません)
各行の説明は、プログラムの下に記述します。
・1〜3行目 : コメントです。
・4行目  : enMenseki()は「関数の名前」を表し、括弧の中身は「引数」を表します。
・4行目  : 括弧の中身の「r as Integer」は「r という整数型の引数が必要」という意味になります。
・4行目  : 最後の「as Double」は結果として「実数(少数)」の答えが返ってくるという意味になります。
・5行目  : 「Dim pi as Integer」は「この関数内で pi という変数を 整数 として利用します」という宣言です。
    (先頭に Dim をつけるのを忘れないでください)
・6行目  : 「pi に 3.14 という値を代入します」という意味になります。
    (「=」は「代入」という意味でしたね)
・7行目  : 最後に「enMenseki」に計算結果を代入します。
    円の面積は「半径×半径×3.14」なので「pi * r * r」になります。
    (「pi」には円周率が、「r」には半径が入っています)
2:
実際にExcelで実行してみる@
エクセルのWindowにもどり、「挿入」⇒「関数」を選択します。
3:
実際にExcelで実行してみるA
左側のリストから「ユーザ定義」を選択し、右側のリストから「enMenseki」を選択してOKをクリックします。
4:
実際にExcelで実行してみるB
整数型の引数がひとつ必要なので、半径を入力します(または、数値の入っているセルを選択します)。
今回は、「2」を入力してみましょう。
5:
結果
以下のように計算された円の面積の結果がセルに入力されているはずです。